自民党は3月13日、ダウンロード違法化の範囲拡大を盛り込んだ著作権法改正案の通常国会提出を見送ることを決めた。党内で先陣を切って、改正案に反対していたMANGA(漫画)議連会長の古屋圭司衆院議員は、ツイッターで「自民党の良識を示せたと思う」と報告。今後について「皆が納得できる法律に仕上る。その為に党主導で関係者からヒアリングなど丁寧な対応をしていく」としている。 ●反対声明があいついだ 音楽や映像だけでなく、漫画や写真など、あらゆる著作物について、ダウンロード違法化の対象を広げる著作権法改正案は昨年秋、いわゆる海賊版サイト対策として、突如浮上したものだ。 漫画家や研究者でつくる日本マンガ学会が「研究・創作の萎縮を招く懸念が大きい」とする声明を発表(1月23日)。著作権法や情報法の研究者が「さらに慎重な議論を重ねることが必要だ」とつづいた(2月19日)。さらに、全国同人誌即売会連絡会や日本建
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