第1管区海上保安本部(小樽)は11日、北海道紋別市の北北東約40キロのオホーツク海上で、今シーズン初めて流氷を観測した。平年より約1週間早いという。 1管によると、航空機で上空約300~450メートルから2時間以上かけて、目視で観測した。衛星利用測位システム(GPS)や方位磁石を用い、流氷の位置や分布、密度、種類などを地図に書き込んだ。 観測は船舶と流氷の衝突事故を防ぐため、毎年実施。作成した資料と人工衛星のデータを合わせ、ウェブサイトで「海氷速報」として公開している。例年、12月下旬から翌年4月下旬まで情報を提供する。
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