チベット亡命政権を通して亡命チベット人社会を資金面で支援する「ブルーブック・プロジェクト」では、国・地域別で台湾からの寄付金額が最多であることが分かった。亡命政府はこのほど、台北市内で広告を掲載し、台湾市民への感謝の意を示した。米ラジオ・フリー・アジア(RFA)が4日報じた。 亡命政府駐台湾代表のダワ・ツェリン氏はRFAに対して、台湾社会から多大な支援を受けたことに深謝すると述べた。 今年は、亡命政府の駐台湾事務所の創設20周年となる。台湾のチベット仏教信者の協力を得て、亡命政府は台北市内の主要通りや各バス停で、ダライ・ラマが写った写真と台湾市民への感謝の言葉を並べた大型広告を掲載した。 亡命政府のウェブサイトによると、駐台湾事務所は昨年末も同様に、台北市内で感謝広告を掲載し、今年初めに支援者にカレンダー6000部を配布した。 RFAの報道によると、ダワ・ツェリン氏は、ブルーブック・プロジ