成長著しいある企業が、米国で8社目となる「1兆ドルクラブ」に仲間入りした──。GPU(画像処理半導体)の設計・開発を手がけるエヌビディアだ。世界的な需要拡大から株価は上がり続け、5月30日にはついに時価総額が一時「1兆ドル(約140兆円)」に達した。 米国では「時価総額1兆ドル」が巨大企業の一つの指標となっているが、これまではグーグル(アルファベット)やアップル、電気自動車(EV)メーカーのテスラ、サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコなど7社だけだった。 米国株全体の牽引役となったエヌビディアだが、創業は1993年と若い。20年前の同社の株価が1ドル前後だったことを考えると、直近の株価はそこから400倍に高騰している。仮に20年前、100万円分の同社株を購入して保有していた人は、4億円以上の価値になっていたということだ。 株の世界では買値の10倍以上に“化ける”銘柄を「テンバガー」と
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