「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」(東京国立博物館)開幕レポート。「生」をめぐる往還「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、根源的な生の光景を出現させてきたアーティスト・内藤礼。その個展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、上野の東京国立博物館で始まった。会期は9月23日まで。 文・撮影=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 本館特別5室の展示風景より 「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、根源的な生の光景を出現させてきたアーティスト・内藤礼。その個展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、上野の東京国立博物館で始まった。本展はエルメス財団との共同企画。担当研究員は鬼頭智美。会期は9月23日まで。 内藤礼は1961年広島県生まれ。現在は東京を拠点に活動している。空気、水、重力といった自然がもたらす事象を通して「地上の生の光景」
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