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2010年9月21日のブックマーク (32件)

  • 岩本教授と飯田准教授のやりとり - keiseisaiminの日記

    教授とのやりとりに飯田泰之准教授が参加している。 岩氏は先日、量的緩和は無害無益で為替に影響を与えないと述べている。 そして続けて昨日、私が示した論文がたまたま話題になった。 岩氏は 渡辺・藪友論文は「介入によって供給された円資金は恒久的に市場に残ると仮定」して先行研究と対比させるから,要点はコミットメント。 RT @iida_yasuyuki: つ渡辺・藪友(2010,フィナレビ) @iwmtyss 私の「疑問」は,不胎化と非不胎化での効果が違うに対して 量的緩和は無害無益と言いながら、要点はコミットメントというのはよくわからない。 コミットメント次第で量的緩和は無害無益から有害有益になるのだろうか。 ではコミットメントはあったのか。 現段階ではコミットメントはあったと判断すべきである。なぜなら、白川総裁は総裁談話を発表し、介入を支援するとアナウンスした。 また、報道ベースでは1

    岩本教授と飯田准教授のやりとり - keiseisaiminの日記
  • 露中が対日共同声明発表へ メドベージェフ大統領が26日訪中 - MSN産経ニュース

    イタル・タス通信によると、ロシアのラゾフ駐中国大使は20日、メドベージェフ露大統領が26日から3日間の日程で訪中し、第二次大戦での対日戦勝65周年に関する共同声明を発表することを確認した。大使は「露中両国はファシズム・ドイツと軍国主義日と戦った同盟国であり、(65周年を)ともに祝う」とし、「露中両国が第二次大戦の結果を同様に評価し、歴史をねつ造する試みを非難していることがたいへん重要だ」と語った。 メドベージェフ大統領は大連、北京、上海を訪問。胡錦濤国家主席や温家宝首相と会談するほか、大連では対日戦で犠牲となったソ連軍兵士を追悼するという。(モスクワ 遠藤良介)

  • 娘の通う小学校でちょっと問題になった話

    娘曰く、とある学級が「学級崩壊」状態で授業が破綻する事が度々あるらしい。 「時々(つまり一日に数回)、先生の声が聞こえなくなるくらいに隣のクラスがうるさくなる」と。 その噂は保護者間でもある程度認識されていて、「どうしたものか」とPTA等で時折話題に上っていた。 その際に発覚したのが、そのクラスの担任(40代女性)の指導手法だった。 たとえば「○○係」といった役割は、通常であれば生徒間で持ち回りで割り振られるのだが、当然そのクラスではそれが通用しない。 順番だからと諭しても「嫌だ嫌だ」と連呼し、その場で「分かりました。やります」と約束させても当日はすっぽかす。それをとがめると「やりたくないもん」の繰り返し。 そんな状態に対する苦肉の策として、そのクラスの担任が考案した手法がちょっと問題になった。 具体的には、朝礼で今日の星占い、今週の血液型占いなどと称して、○○座で×型の人は、□□□□をす

    娘の通う小学校でちょっと問題になった話
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    早く担任変えるべき。
  • 尖閣問題 ―「集団安保反対派」と「日米対等論者」の意見が聞きたい!

    「日韓関係」は、「竹島」などで事あるごとに燃え上がり、「日露関係」のアキレス腱である「北方領土問題」を巡っては、ロシア議会が9月2日を「対日戦勝記念日」とする法案を可決するなど、緊張が高まっています。その様な時に「中国漁船衝突事件」が起こり、改善に向っていた「日中関係」も怪しくなって来ました。 四方海に囲まれた日は、西に「竹島」、北に「北方領土」、南に「尖閣諸島」と言う国境紛争の火種を抱え、遥か東方に位置する米国だけが、何とか日寄りの姿勢を示してくれている現状です。海外に「まさかの時」の友人が少ない日の現実は、経済的な地位の低下より一層の寂しさを感じさせます。 戦後一貫して平和外交を推進し、発展途上国には巨額な援助を続けて来た筈の外務省は、その辺の事情を国民に説明すべきです。 然し、友人を得られなかった日外交の責任の全てを、外務省に押し付ける訳にも参りますまい。何故ならば、日外交

    尖閣問題 ―「集団安保反対派」と「日米対等論者」の意見が聞きたい!
  • 【主張】銀行新規制 収益力上げる自己改革を - MSN産経ニュース

  • サーチナ-searchina.net

    2020-08-24 16:12 ネット上に溢れる、日に関する「ホラ話」に何度騙されたことか!=中国メディア

    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「環球時報が中国の各種専門家に対し、「対抗措置の内容」について取材を行ったところ、「円の買い進めによる円高」、「エネルギー資源の輸出制限」などといった回答が寄せられた。」各種専門家って?
  • 中国、多方面で日本への報復検討…尖閣衝突 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【北京=佐伯聡士】尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日領海内で起きた中国漁船衝突事件で、逮捕された中国人船長の拘置延長が決まったことを受けて、中国の胡錦濤政権は、経済、軍事、外交の各分野で具体的な対日報復措置の検討に乗り出した。 船長の釈放が実現するまで、タイミングをはかりながら、報復措置を次々に打ち出し、「対日圧力」を強めていく方針だ。 関係筋によると、胡政権は9月中旬に内部の対日工作会議を開いた。その場では、事件の長期化に備えて、経済、軍事、外交の各方面での報復措置が選択肢として挙がったという。 経済面では、旅行社の訪日ツアー自粛、国家観光局による訪日渡航自粛勧告などが検討されている。いずれも、事件発生当時、国土交通相として海上保安庁を主管し、中国で「対中強硬派」とされる前原外相に対する圧力強化を狙ったものとみられる。実施されれば、中国人観光客で潤う日には大きな打撃となる。

  • 泳ぎかたと溺れかた - レジデント初期研修用資料

    当に溺れている人は、溺れているというよりも、むしろ静かに沈んでいく ものなんだという。 それを体験したことのない人が「こうだろう」と想像したことと、実際それに遭遇したときに起きることは しばしば異なっていて、見張る側は、もちろんそれに気をつけたり、実際に起きることに即した対策を 行わないといけないのだけれど、「溺れる側」の人は、泳ぎを習うその前に、「正しい溺れかた」の 講習を受けてもいいんじゃないのかなとも思った。 泳ぎかたと溺れかた 高校の体育の授業では、柔道とラグビー、スキーについては、それぞれ受け身のやりかたや、タックルをもらったときの転びかた、 スキーを履いた状態での転びかたを、まず真っ先に習った記憶がある。小学校の頃、近所にスイミングスクールがあって、 泳げなかったから、一時期通ったのだけれど、「溺れかた」というものは、習わなかったんじゃないかと思う。 運転免許を取ったばかりの

  • 日本の領有は正当/尖閣諸島 問題解決の方向を考える

    沖縄の尖閣(せんかく)諸島周辺で今月、中国の漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、漁船の船長が逮捕されたことに対し、尖閣諸島の領有権を主張する中国側の抗議が続いています。日共産党は、同諸島が日に帰属するとの見解を1972年に発表しています。それをふまえ、問題解決の方向を考えます。 歴史・国際法から明確 尖閣諸島(中国語名は釣魚島)は、古くからその存在について日にも中国にも知られていましたが、いずれの国の住民も定住したことのない無人島でした。1895年1月に日領に編入され、今日にいたっています。 1884年に日人の古賀辰四郎が、尖閣諸島をはじめて探検し、翌85年に日政府に対して同島の貸与願いを申請していました。日政府は、沖縄県などを通じてたびたび現地調査をおこなったうえで1895年1月14日の閣議決定によって日領に編入しました。歴史的には、この措置が尖閣諸島にたいする最初の領有行

  • 中国紙、「沖縄は日本が不法占領」との論文掲載 - MSN産経ニュース

    19日付の中国紙、環球時報は琉球(沖縄県)は明治政府が19世紀末に清国から奪い取ったもので、日政府は今も沖縄住民の独立要求を抑え込んでいるとの趣旨の署名入り論文を掲載した。 中国大陸に近い尖閣諸島(中国名・釣魚島)については中国領であることは明白で「日には中国と話し合う資格もない」と結論付けている。 筆者は在日中国大使館勤務経験がある商務省の研究者、唐淳風氏。 論文ではかつての琉球王国住民の大部分は福建省、浙江省、台湾付近の出身で、言葉も制度も中国大陸と同じだったと断言。(共同)

    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    旧モンゴル帝国の領土も全て不法占拠。
  • 中国様が空き缶を揺さぶっている - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ネタとして、中国人の愛国心を掻き立てやすい事件と考えたのか、中国外交が攻勢に出てきているのだが…。 漁船衝突:中国、対日閣僚交流を停止…船長拘置延長で http://mainichi.jp/select/today/news/m20100920k0000m010076000c.html 船長拘置延長、中国「強烈な報復措置を講じる」 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100919-OYT1T00584.htm こちとら代表選終わって人事がようやく確立したところで、別に閣僚交流禁止とかいわれても「はあ」としか思わないんじゃないかと。 我が国の外務省には正式な話は一切ないようで、まあ放置でいいんじゃねえのというモードになっております。情報収集を急ぐ、といっても、別にこちらが言い出した話でもないしなあ。 中国から対抗措置の正式連絡なし 政府、情報収集急ぐ

    中国様が空き缶を揺さぶっている - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 普天間問題「11月決着こだわらず」と外相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    前原外相は19日のNHKの番組で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題について、「オバマ米大統領が来るからといって、それに合わせて物事を進める考えには立たない。時間をかけて沖縄の皆さんにおわびをしながら、じっくり話をしていくことが大事だ」と述べた。 菅改造内閣でも、大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため来日する11月中旬までの解決にはこだわらず、11月28日の沖縄県知事選の結果も踏まえて、沖縄側への配慮を優先させる姿勢を強調したものだ。

  • 『競争が子どもの学力と幸せ奪う - テストやめ学力世界一のフィンランド、競争で学力低下させる日本』

    競争が子どもの学力と幸せ奪う - テストやめ学力世界一のフィンランド、競争で学力低下させる日 | すくらむ 全労連女性部が結成20周年記念で「北欧スタディツアー」というのを企画し、フィンランドとデンマークに一昨日から一週間ほど出かけています。国公一般からもブレッド&ローズさんが参加していますので、帰国後にブログで報告してもらうとして、私の方からはフィンランドの教育について若干思い出したことがあったのでエントリーをあげておきます。 私の学生時代の恩師のひとりに教育学者の田中孝彦先生がいます。田中孝彦先生は、東京大学や北海道大学などの教授をつとめられ、現在は武庫川女子大学の教授をされています。私は教職課程は取っていなかったので田中先生の授業を直接は受けていないのですが、サークルの顧問や学生自治会などでお世話になりました。大学卒業後も田中先生の講演を何度か聴いていますので、以下、田中先生がフィ

  • 財政再建か、安全保障か: 極東ブログ

    直面する課題は、財政再建か、それとも安全保障か。問われているのは、日ではなく英国である。こうした問題設定は日ではむずかしいので、他山の石といった話になるかわからないが、国際的な常識の部類でもあり、簡単に言及しておこう。 この話題、日での報道は皆無かと思いきや、今日付けの毎日新聞記事「英国:財政再建か、安全保障か 核兵器の更新に2.7兆円、政府のジレンマ」(参照)にあった。簡素にまとまっている。 【ロンドン笠原敏彦】英政府が核ミサイル搭載の潜水艦4隻の更新計画を巡り「壁」にぶつかっている。推定約200億ポンド(約2兆7400億円)という予算規模がネックになり、「最終決定の先送り」や「核態勢の見直し」を検討しているのだ。財政再建と安全保障のバランスをどうとるか、論議が高まっている。 英国は近く、1998年以来12年ぶりとなる「戦略防衛見直し」をまとめる予定で、核兵器にどう触れるかが注目さ

    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「麻生元首相は2009年7月、日本の有事の際、米国による核の傘がどのように運用されるのか、米国と具体的な協議をするために定期協議の開始を米国と合意した。麻生政権が倒れた後、この定期協議の計画は潰えている。」
  • 岩本康志教授の無税国家誕生 - keiseisaiminの日記

    康志教授の一連のtweetは 日銀と私は立場が違います。私は学者の意見を表明するので,無益無害のこと(単純な量的緩和)はしなくてもいい,と言っています。日銀は,量的緩和が有効という意見があることも踏まえて政策を実行しなければいけない。 結果的に今は自然体で量的緩和になっていますが,日銀は意図的な量的緩和は選択していません。効果と副作用の比較考量での判断でしょうが,効果については,効くかもしれないし,効かないかもしれない,という考えではないかと推測します。 非不胎化介入は理念的な世界でしか存在しませんが,それに近いことを量的緩和で実行する場合,この量的緩和は現状では「偽薬を処方する」ことになると考えられます。短期債を購入しての量的緩和だから,理論的には無益無害 しかし,患者(政治家,一部の国民)が切望しており,プラシーボ効果で効く可能性が万が一でもあるのであれば,偽薬を処方することにも合

    岩本康志教授の無税国家誕生 - keiseisaiminの日記
  • 為替単独介入という政治ショーでは解決しない本質的課題

    民主党代表選直後の単独円高介入は、サプライズとなり、菅総理選出による円高進行に歯止めがかかり、輸出産業を中心に評価の声が上がりました。 しかし、菅内閣の誕生によるさらなる円高進行による影響を打ち消したい政治ショーではなかったのかという印象を拭えません。 円・ドルだけでも、一日に50兆円に上る巨大なマーケットに、資金に限りのある日が単独介入を行ってもどれほど今後も効果が持続するかは未知数としても、仙谷官房長官が82円を防衛ラインとすることを認める発言を行ってしまったことは迂闊でした。投機筋は、これで安心してマネーゲームが行えます。 かつて、日が空前の為替介入を行った2003年~2004年の結果なにが起こったでしょうか。円高の防衛ラインが確定され、その安心感から円で資金を調達し、高金利国の通貨で運用する円キャリー取引の誘発であり、世界的なバブルの発生でした。 また日の前回の為替介入はスウ

    為替単独介入という政治ショーでは解決しない本質的課題
  • 円売り介入は「ソロスたち」への招待状、投機シーズン解禁-ペセック - Bloomberg.co.jp

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  • 「鳩山、菅、長妻には失望した」:日経ビジネスオンライン

    政権交代から約1年、菅直人首相の続投が決まった民主党政権では、これまで総勢25人の閣僚が誕生したが、果たして彼らは国民の期待に応える働きをしてきたのか。 「日経ビジネス」「日経ビジネスオンライン」では、今回の代表選に合わせ、読者アンケートを実施した。同時に「部下」として仕えてきた霞が関の官僚にも閣僚の評価を聞いた。独自の“閣僚仕分け”からうかがえるのは、当初の期待を下回るという厳しい現実だ。 まず、各閣僚の働きぶりについて評価してもらった。日経ビジネスオンラインのアンケートでは、全閣僚の平均は5段階評価で1.97。最高でも2.66と中間値の3にも届かなかった。 個別閣僚の評価で首位となったのは前原誠司・国土交通相。八ツ場ダムの建設中止方針表明や経営破綻した日航空(JAL)問題への対処など、物議を醸す行動もしばしばだが、羽田空港の国際化など自民党政権時代には見送られてきた課題に手をつけたこ

    「鳩山、菅、長妻には失望した」:日経ビジネスオンライン
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「個別閣僚の評価で首位となったのは前原誠司・国土交通相。」?????
  • TOEICの試験では、本当の英語力は分からない コミュニケーションの道具としての英語習得法:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日の企業では社員に求める英語力の目安として、「TOEIC」(国際コミュニケーション英語能力テスト、990点満点)で、管理職であれば750点以上、少なくても700点以上は必要とされているようだ。 この話を聞いて私は、「そもそもTOEICの成績を英語の総合的能力の正しい判断基準と考えていいのだろうか」という疑問がわきあがった。というのも、TOEICは「話す」「書く」というような能動的な能力の判断ではなく、あくまでも英語の知識を判定する試験ではないかと思っているからだ。 その理由は、TOEICが回答を選択する方式になっているという点にある。実際に自分で一から文章を書くのと、既に用意されている答えから正解を選ぶのでは、プロセスが全く違う。書く能力の

    TOEICの試験では、本当の英語力は分からない コミュニケーションの道具としての英語習得法:日経ビジネスオンライン
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「外国語でコミュニケーションを取ることができるようになる勉強法は「短期集中で勉強し、完璧主義を捨てて積極的に話すこと」に集約できる。」
  • サハラ砂漠に降り注ぐ太陽が欧州の重要な電力源に?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Carol Matlack(Bloomberg Businessweekパリ支局長) 米国時間2010年9月9日更新「 Sahara Solar Energy Could Power Europe Inc.」 サハラ砂漠には毎年、欧州の大半の地域に比べて2倍もの日光が降り注ぐ。欧州連合(EU)は今後10年以内に電力の20%を再生可能エネルギーで賄うことを目指している。そこで、北アフリカのサハラ砂漠一帯に太陽熱発電施設を建設し、地中海に埋設した送電線を通じて欧州に電力を供給する計画を検討している。 2009年、欧州の有力企業が集まり、「デザーテック・インダストリアル・イニシアチブ(DII)」と呼ぶ企業連合体(コンソーシアム)を結成した。サハラ砂

    サハラ砂漠に降り注ぐ太陽が欧州の重要な電力源に?:日経ビジネスオンライン
  • “財政大黒字国”こそ破綻した現実:日経ビジネスオンライン

    かつて、「ある国」の政府の負債残高(いわゆる「国の借金!」)がGNP(国民総生産)の2倍を超え、対GNPで実に288%にまで達したことがあった。「国の借金!」がGNPの2.8倍を超えたわけである。 この「ある国」とは、別に近未来の日のことではない。過去、19世紀のイギリスのことである。 「ムダの削減」で財政健全化を達成したわけではない 19世紀初頭のイギリスは、巨額の費用をかけてナポレオン戦争(1803~15年)を戦わなければならなかった。何しろ、ヨーロッパのほとんどはナポレオン率いるフランスの手に落ちたため、イギリスはまさしく単独でヨーロッパ全土を相手に戦ったようなものであった。 当然ながら、政府の軍需予算は巨額に達し(今も昔も、戦争には金がかかる)、「国の借金」はみるみるうちに膨らんでいったわけである。 しかし、別にイギリス政府は破綻などしなかった。(※稿において「破綻」とは、政府

    “財政大黒字国”こそ破綻した現実:日経ビジネスオンライン
  • 金融庁のシナリオどおり進んだ日本初のペイオフ発動の内幕

    「現在ファンドと資提携の交渉中です。安心してください」 2010年9月8日、日振興銀行の小畠晴喜(作家名・江上剛)社長は300人近い行員たちを前に、そう高らかに宣言した。それは振興銀が経営破綻に至るわずか2日前の朝礼での出来事だった。平静を装った“安心宣言”の裏で小畠氏は、振興銀が抱えていた1870億円の債務超過を解消するために、スポンサー探しに奔走していた。 「米国や中国、東南アジアのファンドや事業会社」(小畠氏)十数社に接触した模様だが、金額で折り合わなかったほか、「当局のバックアップが保証されなければ無理」(関係者)と無下に断られ、結局合意には至らなかった。 ついに万策尽きたかたちの小畠氏は、9月10日午前6時2分に臨時取締役会を開いた直後、金融庁へ報告に向かう。その内容は、スポンサー探しに失敗し、自主再建の見通しが立たないというものだった。 この瞬間、振興銀の破綻は決まり、19

    金融庁のシナリオどおり進んだ日本初のペイオフ発動の内幕
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「ペイオフでカットの対象となる預金額は全体の2%弱にすぎなかった。金融庁も、こうした振興銀の特異な“事情”を逆手に取ったフシがある。」
  • 再選した今こそ「待ちの菅さん」から脱却せよ!為替介入の遅さに日本経済の“下り坂”を見た

    1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。 今週のキーワード 真壁昭夫 経済・ビジネス・社会現象……。いま世の中で話題となっているトピックス、注目すべきイノベーションなどに対して、「キーワード」という視点で解説していきます。 バックナンバー一覧 9月14日に行なわれた民主党の党首選挙で、菅氏が小沢氏に予想外の大差をつけて勝利した。それによって、これからも菅政権が続くことが決まった。 しかし、菅政権は勝利の美酒に酔っている暇はない。現在のわが国経済には難問が山積しており、一刻も早くそうした問題に取り

    再選した今こそ「待ちの菅さん」から脱却せよ!為替介入の遅さに日本経済の“下り坂”を見た
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「菅首相の話を聞いていつも感じるのは、総論の話が中心になっていることだ。「実際にどうすればその目標が実現できるか」という方法論や、それに付随した各論の部分が欠けている。」
  • 新内閣人事の○と×――菅首相は解散権を駆使して政局運営すべし

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人 「大物政治家に話を聞いた」「消息通に話を聞いた」といった大手マスコミ政治部の取材手法とは異なり、一般に公開された情報のみを用いて、気鋭の研究者が国内・国際政局を分析する。 バックナンバー一覧 民主党代表選挙は菅直人首相の圧勝となり、菅首相は、内閣改造・党役員人事を行った。今回は、民主党代表選を総括し、「菅人事」を評価することで今後の政局を考える。 剛腕政治家・小沢一郎の 意外な脆さ 民主党代表選で注目すべきは、「党員・サポーター票」で菅首相が小沢氏の5倍のポイントを獲得したことだろう。国民が小沢氏の「政治とカネ」「古い政治手法」に対

    新内閣人事の○と×――菅首相は解散権を駆使して政局運営すべし
    iGucci
    iGucci 2010/09/21
    「日本政治における与党の人事は、「政敵は閣内に取り込み、党は側近で固める」が鉄則だ。」
  • 米景気回復は緩やか、失業率は2013年まで高止まり=OECD | Reuters

    9月20日、OECDは米景気回復は進んではいるものの、ペースが緩やかであるため失業率は当面高止まりするとの見方を示す報告書を発表。写真は2001年12月、ニューヨークで(2010年 ロイター/Mike Segar) [ワシントン 20日 ロイター] 経済協力開発機構(OECD)は20日、米経済に関する報告書を公表し、景気回復は進んではいるものの、ペースが緩やかであるため、失業率は当面高止まりするとの見方を示した。 OECDは「2007─09年のリセッション(景気後退)時は、失業は2年半上昇し続け、09年第4・四半期に10%とピークをつけた。これは、最善の場合でも失業率がリセッション前の水準に戻るまで、少なくとも13年初めまでかかることを示している」とした。 その上で、リセッションによる打撃があまりにも大きかったため、消費需要は「向こう数年間は」抑制される公算が大きいとの見方を示し、長期間に

    米景気回復は緩やか、失業率は2013年まで高止まり=OECD | Reuters
  • 9月米住宅建設業者指数は横ばい、09年3月以来の低水準=NAHB| ビジネスニュース | Reuters

  • 通貨摩擦、大合意に向けた険しい道のり  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ちょうど25年前の9月22日、数人の男たちが世界経済を作り直すためにニューヨークのプラザホテルに集まった。 世界の先進5カ国(G5)の政府が一体となってドル安誘導と世界の不均衡是正を図るという、ここで彼らがまとめた合意は恐らく、過去40年間の国際的な経済協力の頂点だったと言えるだろう。 今、為替レートや世界経済の不均衡、財政赤字削減を巡って世界の主要経済国の政府間に大きな亀裂が生じている中、プラザ合意の精神が再び目覚めれば、計り知れない価値をもたらすかもしれない。 だが、一部の野心的な向きは主要20カ国・地域(G20)が包括合意をまとめる討論の場になり得ると考えているものの、そうした合意に至るまでの道のりは1985年当時よりも不安定になっている。 過熱する米中の為替論争、「第2のプラザ合意」なるか? ワシントンのシンクタンク、ピーターソン国際経済研究所の所長で、グローバルな経済統治の可能性

  • 中国が日本から学ぶべき通貨統制の教訓  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年9月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 筆者は数日前、ジャーナリスト兼バンカーのターガート・マーフィー氏によって20年前に書かれた『The Weight of the Yen(邦題:日経済の当の話)』という影響力のあるに偶然出くわした。それは今でも皮肉なほど当を得ている。もっとも、マーフィー氏が考えていたかもしれない意味とは異なるが。 1970~80年代初頭の円安問題 同氏がこのを書いた時、米国の多くの政策立案者(そして一部の日の政策立案者)を心配させていたのは円安だった。中でも顕著なのは、1970年代から1980年代初めにかけて円が政府の統制によって人為的に低く抑えられ、1ドル=250~300円近辺にとどまっていたことだ。 その結果、日の輸出マシンは活況を呈し、米国の産業の力を弱めた。そして、日投資家は米国債を大量に購入し、米国債の利回りを人為的に低く抑

  • 日本の政治:力強い首相なるか  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月18日号) 菅直人首相は民主党の代表選挙を乗り切ったが、まだ自らにリーダーの資格があることを証明していない。菅政権が日国内で抱える問題とは。 山海嘉之氏は、日の未来も明るいと思わせてくれる人物の1人である。大学教授であり起業家でもある同氏が率いる会社、サイバーダインは人間が着用するロボットスーツ「HAL」を作っている。このロボットスーツは、麻痺症状を持つ人の歩行を補助するほか、身体の弱った高齢者を車椅子に乗せるといった場面で介護者に力を貸してくれる。 今年に入って、山海氏の開発したHALスーツが日各地の病院で採用され始めている。しかし、映画「ターミネーター」シリーズでアーノルド・シュワルツェネッガーが身につけた装置を思わせるこの医療用機器への政府の支援を取りつけるために、山海氏は何度も国の最高指導者のもとに足を運んできた。 首相が代わらなかったことに

  • 米国経済:回復はまだ先?  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月18日号) 現在の米国の景気回復は、通常の景気後退の後よりはるかに緩慢に進行するだろう。だが、政府にできることも少しはある。 「米国よ、いずこへ行くのか?」――。半世紀前にビート世代の作家ジャック・ケルアックが投げかけた問いは、今や世界経済にまとわりつく最大の疑念となっている。 そしてその問いは、失業率が10%近くで高止まりしたままの状況で11月2日の中間選挙を迎える米国人有権者にとって、一番の悩みを代弁するものでもある。米国民は、長く厳しい旅に備えなければならない。 1930年代以降で最も苦痛に満ちた景気後退は、1年前に終わった。だが、そこからの回復は――そもそも当初から決して力強いものではなかったが――今年に入って急激に鈍化してきた。第2四半期のGDP(国内総生産)成長率は年率換算でわずか1.6%で、それ以降も似たような数値にとどまっているものと思われ

  • 米国スマートフォン市場に異変 グーグルがRIMの牙城を切り崩す | JBpress (ジェイビープレス)

    カナダRIM(リサーチ・イン・モーション)の「ブラックベリー(Blackberry)」が利用者シェアでトップを維持したが、その数字は前回調査から1.8ポイント減少して39.3%となった。2位は米アップルの「アイフォーン(iPhone)」だが、シェアは1.3ポイント減少して23.8%。一方で米グーグルが開発を進める「アンドロイドOS(Android OS)」の端末シェアは5.0ポイント増えて17.0%となった。グーグルは上位5社のうち唯一シェアを伸ばしている。 RIMのブラックベリーは北米の法人顧客を中心に普及しており、ここ何年もの間常にトップを維持しているが、これまで40%を下回ることはなかった。

    米国スマートフォン市場に異変 グーグルがRIMの牙城を切り崩す | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「木村剛のウソ見抜けなかった」振興銀社外取締役、激白インタビュー (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    振興銀行の創業メンバーで、今月10日の破綻時は社外取締役だった平将明・衆議院議員が産経新聞のインタビューに応じた。平氏は前会長の木村剛被告(銀行法違反の罪で起訴)による迂回融資などの不正を見抜けなかったと釈明。社外取締役として得た報酬の一部返上を検討することを明らかにした。一問一答は次の通り。 −−破綻の責任は 「痛恨の極みで、預金者および関係者の皆様におわびする。取締役会には、公認会計士など有識者もメンバーに入っており、週1回開かれていたが、木村被告に集められたメンバーで、金融通の彼に信頼を置くあまり、不正を見抜けなかった」 「振興銀は、平成16年4月の創業当初から批判されることに慣れてしまっていて、どんな報道が出ても『またか』とやり過ごしていた。深く反省している。社外取締役としての報酬は年間で最大400万円程度で、一部を返納することも検討したい」 −−創業当時は中小零細企業の「救世