ワクチン接種記録システム(VRS)のデモンストレーションで、記者の前でタブレットを操作するワクチン担当の河野太郎大臣(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 政府が全国の自治体に配布を進めるタブレット用のスタンド。IT総合戦略室「政府CIOポータル」より 政府が全国の自治体にワクチンの接種券情報を読み取るために配布しているタブレット端末が「ポンコツ過ぎる」と現場で使われていないケースが相次いでいる。 【写真】「使えない」と現場で不評のスタンドはコチラ タブレットは接種券に記載された数字の番号をタブレットのカメラで読み取るために配布されたものだが、正しく読み取れないトラブルが続出。政府は対応策として5月下旬からタブレットを置くスタンド(台)を1400自治体に2万9千台も配送したが、「使い勝手が悪すぎる」とシステムを見切る自治体も出ている。 河野太郎ワクチン担当相、小林史明補佐官率いる内閣官