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ブックマーク / book.asahi.com (4)

  • 【谷原店長のオススメ】東大生らによる性的暴行事件をモチーフとした小説、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』|好書好日

    親として、子供に何を伝えることが大事か――。僕が改めて自らに問い直したを、年の瀬も差し迫った今回、皆さんにお伝えしたいと思います。 あまりにも重い物語です。3年前、実際に起こった大学生らによる性的暴行事件をモチーフにしています。横浜市郊外の平凡な家庭に育ち、県立高校を出て女子大に進学した美咲。そして、都心に住み、官僚の父を持つ家庭に育った東大生・つばさ。ふたりが偶然出会い、若き恋が紡がれるのかと思いきや、物語は悲惨な結末へと転がり落ちていきます。 このをご紹介することにより、そこにどれだけ虚構の要素を盛り込んだとしても、実際の被害者は再び辛い記憶を思い起こすことになると思います。余計なお世話かもしれませんが僕は、「あなたは何も間違っていない」と言いたい。心情を慮ることしか僕にはできませんが、事件は実際にこの日社会の中で起きたのだということを大人の一員として重く受け止め、改めて男女の性

    【谷原店長のオススメ】東大生らによる性的暴行事件をモチーフとした小説、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』|好書好日
    interferobserver
    interferobserver 2019/12/28
    アタック25の司会の人か! こんな書評を書くんだね。
  • コラム別に読む : 熟議民主主義とは 田村哲樹さんが選ぶ本 - 田村哲樹(名古屋大教授・政治理論) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■話し合いで作られる意見 熟議民主主義という言葉を見る機会が増えた。熟議民主主義とは、単に多数決で決めることでも、利益誘導政治でもない。各自の要求や利益は、話し合いを通じてその内容を吟味される過程で変化していく。その結果生まれる意見や決定は、よりよいものに、あるいは、より広く受け入れられるものになる。これが熟議民主主義である。 「熟議の国会」という言葉もあるが、熟議民主主義への関心の多くは、一般市民による熟議にある。市民討議会や討論型世論調査と呼ばれるものが、その典型である。熟議で形成された市民の意見を届けることで、議会での決定がよりよいものになるという考えは、ユルゲン・ハーバーマス『事実性と妥当性』において提示された。篠原一『市民の政治学』は、ハーバーマスの考えをわかりやすく説明するとともに、現代社会の歴史的変容が市民社会における政治の拡大をもたらし、市民の熟議を求めることを論じている。

    コラム別に読む : 熟議民主主義とは 田村哲樹さんが選ぶ本 - 田村哲樹(名古屋大教授・政治理論) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    interferobserver
    interferobserver 2015/11/14
    特にこれ読みたい!→"ベンジャミン・R・バーバー『〈私たち〉の場所』(慶応義塾大学出版会・2625円)は、民主主義にとって余暇がいかに大切かを教えてくれる"
  • コラム別に読む : 愛の流刑地(上・下) [著]渡辺淳一 - 小柳学 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    interferobserver
    interferobserver 2014/02/16
    やっぱり主婦って……大変なんですね。
  • コラム別に読む : 地図と愉しむ 東京歴史散歩 地形篇 [著]竹内正浩 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■山と谷のうんちくが愉しい タイトルに「愉しむ」とあるが、愉しめなかったなあ。いや、内容が薄いとかダメとかいうのではないのです。古図と、現在の地図や写真を並べて、東京の町がどのように変貌したかをわかりやすく紹介してある。第2部が「東京お屋敷山物語」で、昔こんなお屋敷があったところで……と、「お屋敷」を中心に見ている。愉しめなかった理由は、一にも二にもその「お屋敷」にある。明治の地図の「ナントカ伯爵邸」「カントカ子爵邸」、その広さを、現代の地図と比べられることで、まざまざと見せつけられるようだ。資産家打倒!の念がむらむらと湧き上がる。 しかし革命などなくても現在、お屋敷はバラバラに切り売りされて往時をしのぶものなどなく、金持ち(主に大名華族や実業家)はその財を失ったわけだ。それで私の恨みは雲散霧消したかといえば、切り売りされたってまだまだその土地は広く、さらにそこは一等地である。うちが一生働

    コラム別に読む : 地図と愉しむ 東京歴史散歩 地形篇 [著]竹内正浩 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    interferobserver
    interferobserver 2013/09/13
    この手の「醜い心」は金持ちがきちんとノーブレス・オブリージュを果たしていれば、少なくとも自然には出てこないと思う。テーマ違いの書評にすら書いちゃうのは症状重いけど、かなり共感できてしまう……。
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