noteで人気の料理家、樋口直哉さん(TravelingFoodLab.)による科学的「おいしい料理」のつくり方。7回目のテーマは今の時期に食べたくなる「そうめん」です。コシのある、おいしいそうめんの茹で方と香り豊かな手作りそうめんつゆのつくり方をご紹介します。 夏になると食べたくなるそうめん。今日はおいしい茹で方とめんつゆの作り方の紹介です。 うどんやラーメンなど麺類にコシがあるのは含まれているグルテンのお陰。グルテンとは小麦粉に含まれるタンパク質のグルテニンとグリアジンが水を吸収することで、網目状につながったもので、パンの弾性もこのグルテンの性質によるものです。 そうめんが他の麵と違うのは、外側にグルテンが並び、内側のデンプンの粒を包む形になっている点。この構造が、細いのにプリッとした歯ごたえのある独特の食感を生みます。 冷やしそうめん(2人前) そうめん 4束(200g) 梅干し
老境とユーモア島田修三 短歌の批評や鑑賞の肯定的な用語として、私はユーモアという語をしばしば使う。ことに新聞歌壇の歌評では使うことが多い。どうしてかというと、新聞歌壇はどこもそうかも知れぬが、投稿世代の大多数が老境に達した人たちである。実はこの世代の歌には年齢特有というか、この年齢ならではの独特のおかしみがある。滑稽といってもいいし、おとぼけといってもいいし、剽軽洒脱な味といってもいい。思わず笑ってしまったと評すこともあるのだが、とりあえず、ユーモアで間に合わせておく場合が多い。もちろん、こちらもまちがいなく老境に足を踏みこんでいるから、若い世代より共感共鳴しやすいということもあるかも知れない。 ユーモア=humour(humor)という語は、人間らしさをいうヒューマン=humanという形容詞と語原が近いようだが、手もとの英英辞典や英和辞典を引いてみると、ヒューマンには神・動物・機械と比較
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く