日本サッカー協会は、先月行われた天皇杯4回戦でサポーターの暴力行為を防止できなかったなどとして、浦和レッズに対し、来年度の天皇杯への参加資格剥奪の処分を科したと発表しました。 この処分は日本サッカー協会が規律委員会で審議を行い、発表したものです。 協会によりますと、先月、名古屋市で行われた天皇杯4回戦の名古屋グランパスと浦和レッズとの試合後、レッズのサポーター合わせて70人以上が相手チームのサポーターや警備運営のスタッフに暴力をふるったり、相手チームの横断幕やスタジアム内の設置物を損壊したりするなどの行為が確認されたということです。 こうした暴力行為などを防止できなかったほか、観客や選手などの安全を確保するために適切な措置を講じなかったとして、レッズに対し、来年度の天皇杯の参加資格の剥奪と、けん責の処分を科すことを発表しました。 協会によりますと、クラブに対する処分は罰金や無観客での試合な