よくいうのですが、「成功したい」と「失敗したくない」の間には薄皮一枚の、しかし厳然たる差があります。失敗したくないと思っていると、別に成功しなくても失敗さえしなければ目標達成なのです。ある種楽な道ではありますが、自分がこうありたいと思うところに辿り着けるかというと、それは難しいように思えます。ですから何をもって成功とするのかという自分なりの定義は不可欠だということを大前提とした上で、「成功したい」「成功するぞ」と決心することは非常に大切だと感じています。 一方で仕事においては「成功したい」という思いが強すぎると、返ってなかなか上手くいかないことが多いようです。仕事というのは必ず相手がいます。お客様がいます。上司や同僚や部下であっても、自分の価値を提供するお客様だと考えることが出来ます。お客様をほったらかしにして仕事の成功はあり得ません。ですが「成功したい」という自分の内向きの思いが強いとお