ガンバ大阪からV・ファーレン長崎にレンタル移籍後、J2タイ記録となる7試合連続ゴールを決めるなど絶好調の呉屋大翔選手。大学時代に関西学生サッカーリーグで3年連続得点王を獲得した実績があり、本来の得点感覚が“復活”したとも言える。好調の要因は何なのか。関西学院大学の同級生であり、徳島ヴォルティスでもともにプレーした盟友・井筒陸也氏に分析してもらった。 フィニッシュワークの「スアレス理論」 呉屋は2019年6月末現在、ゴールを量産しています。大学の同期でもある彼にはできるだけ長く活躍してほしいと願っています。彼の好調要因を分析するにあたって、僕の屁理屈が彼のパフォーマンスの再現性に少しでも寄与できれば、これほどうれしいことはありません。 20代半ばにもなると、“心技体”における技や体が短期間で向上することはありません。そうなると好調の要因は“心”ということになります。呉屋の活躍を分析するにあた