覚えていらっしゃいますか? ややもすれば、多少大げさに表現してしまった、あの死闘を。そう、サン・シーロで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ決勝です。ご存知の通り、僕はアトレティコの勝利を祈っていましたが、ちょうどその頃、僕と同じように、レアル・マドリードの勝利を心の底から祈っていた日本人がいたんです。今回のゲストは、その人、酒井浩之氏。レアル・マドリードに「就職」した経験の持ち主です。選手の欧州移籍が日常になりつつある昨今、チームの経営陣や裏方でも欧州移籍が実現されるのですね。夢の舞台への挑戦のエピソード、ぜひご欄ください。スポーツが持つ素晴らしさ、人生の素晴らしさを堪能できるはずです。 自問自答を繰り返した20代玉乃 レアル・マドリード…。フロントスタッフの立場としてレアル・マドリードの現場を見てきた日本人は、ヒロ君だけだと思います(*編集部注/酒井氏はレアル・マドリード在籍中、日本