ローマ教皇フランシスコが、2019年11月23日〜26日に来日し、東京・広島・長崎をめぐる。教皇の来日は、前々教皇ヨハネ・パウロ二世以来、38年ぶり2回目となる。 そんなレアな教皇来日前に、カトリック信徒にとっては周知でも、そうでない人(日本人の約99.5%以上)にはあまり知られていない基礎知識をまとめてみよう。 「法王」それとも「教皇」? ローマカトリック教会の最高位聖職者は、ラテン語で「パーパ」、英語で「ポープ」。ギリシャ語の「パパス(父)」が語源だ。 この人を「ローマ法王」と呼ぶか「ローマ教皇」と呼ぶか。これは日本独特の問題だ(ちなみに、中国語では「教宗」または「教皇」)。 こうした疑問は、「カトリック中央協議会」ウェブサイトの「よくある質問」コーナーに行けば解ける。だが、ここまではるばるたどり着く人は、かなり限られるだろう。 この疑問についての回答を参照しつつ、まとめよう。 日本の
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