“酒造りの神様”の異名をもつ醸造家・農口尚彦氏が、2年のブランクを経て2017年11月に完全復活。石川県小松市の酒蔵「農口尚彦研究所」にて、新たに5種の日本酒を発売した。そこでは、農口氏の代名詞である山廃造りの純米酒や、地元の米「五百万石」を全量使用した石川県限定品などの銘酒が生み出されている。 石川県内をはじめ、全国の取り扱い酒販店で購入可能だが、もっともその味わいに浸ることができる場所は、酒が造られる現場だろう。実は「農口尚彦研究所」は、今年3月30日に限定12席のテイスティングルーム「杜庵(とうあん)」を酒蔵内にオープンした。ガラス越しでの酒蔵の見学、農口氏のこれまでの功績を展示するギャラリーの観覧、日本酒テイスティングの体験がセットになったプログラム“酒事”への参加を公式サイトにて受けつけている。
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