ベネズエラ・カラカスで、シャッターが下ろされたショッピングセンターの外に立つ女性(2016年2月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/FEDERICO PARRA 【4月16日 AFP】石油資源が豊富ながら経済が混迷を極め、インフレのほか、トイレットペーパーなどの生活必需品不足が深刻化しているベネズエラで、さらなる問題として、今度は国際電話や有料テレビ放送の利用も難しくなってきた。 外貨収入をほぼ原油に頼っているベネズエラは、世界的な原油安の影響でドル不足に陥っている。 ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の左派政権は為替市場に介入し、適切と判断した民間企業にドルを支給しているが、電気通信サービス事業者会議所(Chamber of Telecommunications Services Companies)によれば、政府は、国外のプロバイダー会社との契約がある現地企業に