2005年の3月25日から9月25日まで、愛知県で開催されている「愛・地球博」。その中でもとりわけ人気が高いのが「サツキとメイの家」で、映画「となりのトトロ」に登場する家を再現した建物です。けれどもそれは、映画のセットのようなハリボテではなく「となりのトトロ」にきっかけをもらって作られた「本物の家」です。2004年6月の現場報告でもお伝えしましたが、「サツキとメイが暮らしていた時代の大工技術で作ってほしい」という大きな課題をスタジオジブリが依頼したのが、木の家ネットにも加盟している中京地区の若い大工たちでした。 大学で考古学を教えているお父さんの書斎。机の上に並んでいる文房具も当時のものばかり。写真をクリックすると大きくなるので、じっくりと見てみてください。(クリックすると拡大します) 昭和10年代に建てられ、30年代に草壁家が引っ越してきたという設定のこの家には、洋館こそついてはいますが
11月に、ある大手M新聞社が出版している経済週刊誌から、「日本のテレビ産業壊滅」についての記事執筆を依頼された。筆者は、まず2004年および2007年にすでに壊滅の兆候があったことを指摘した。そして、その兆候から窺える根源的な問題が今日に至って何も解決されていないから、壊滅したのだと結論した。 しかし、編集委員からは「話が古すぎる」と苦言を呈され、すったもんだのやり取りがあった。筆者としては、テレビ産業界に巣食う根源的な病理をえぐったわけで、それにいちゃもんをつけられるとは思わなかった。 話が新しいか古いかなんて、全く本質的な問題ではない。というより、2004年にすでに壊滅の兆候があったことは、今、考えると大きな発見であり、それこそ記事に取り上げるべき大問題であるように思う。 しかし、編集委員は頑なに書き直しを要求した。結局、筆者は、全てを書き直す時間も気力も体力も喪失したため、こちらから
小惑星探査機「はやぶさ2」が計画中止の瀬戸際にある。同探査機は、昨年奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」の後継機。打ち上げ機会は2014~15年に限られており、実機製造には来年度要求73億円の満額獲得が必須だ。 予算要求は政治が決める特別枠「日本再生重点化措置」で出ており、財務省は冷淡な態度を見せている。厳しい財政状況の中、日本の政治が科学技術への主体的に支出を決断できるかが問われている。 継続的にウォッチングしている者には、「またか」と言わざるを得ない事態が、「日本再生重点化措置」を巡って進行している。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の予算が非常に厳しい状況にさらされているのだ。 「はやぶさ2」を巡っては過去に何度もぎりぎりのところで予算が付いて命脈を保つという綱渡りが繰り返されてきた。2009年には事業仕分けで「縮減」判定を受けて、17億円の要求が3
「TPP(環太平洋経済連携協定)に参加すれば、食料自給率は13%に低下する」…。TPP亡国論の柱の1つが、農水産物の関税障壁を削減・撤廃すると、安い輸入食料が増えて日本の食料安全保障が脅かされる、という主張だ。食料品価格の低下で大きな恩恵を受けるはずの消費者までTPP反対へと靡かせようと、「農薬まみれの野菜や遺伝子組み換え食品が大量に出回る」といった流言蜚語を撒き散らしているという問題がある。 政治学、安全保障論の専門家として、さらには日本外交の現場経験も踏まえ、食料安保が自由貿易反対の論拠として語られてきたのは「非常識」と一刀両断するのが、北岡伸一・東京大学法学部教授だ。TPPによって自由貿易体制を守るアジア太平洋の国々と連携を強め、いまだ法の支配が根付いていない中国やロシアを仲間に引き込むことこそ、日本の食料安保強化につながる、と唱える。 北岡伸一氏略歴 1971年東京大学法学部卒、7
こんばんは☆ 一時帰国回想録の続き... 今、想っても悔いの無い様 「望渓の湯」に再度入っておいて良かったです 身体がスッベスベになる温泉の記事はコチラ 思う存分、温泉につかったあとは お待ちかねのお食事 別のお部屋に用意されていると 旅館に入った時に説明を受けたので移動... お部屋に入ると照明がっ\(゜□゜)/ 折角用意してくれたのですが 私達は60代半ばの夫婦とアラフォー夫婦の家族... 電気をつけさせて下さいねと断り、明るくしたんですけど あとで聞いた話、ロウソクの様な照明は 板さんの桂剥きで作られていたそうです 最初にお膳に用意してあったのは 食前酒の巨峰ワインとこちら... 先付、前菜、お吸い物、お造り 先付け(左):もろこし豆腐(オクラ、枸杞の実、旨出汁) 前 菜(右):馬鈴薯サラダ深山仕立て、焼玉蜀黍ワインよせ、川海老艶煮、黒炊き牛蒡、鰻小袖寿司、鬼灯南瓜 こちらの旅館は海
『通販生活』にだいぶ前に相撲について書いた。 大相撲なんて、ろくに見ないし、力士の名前ももう知らないのだが、不祥事が相次いで、「透明化」とか「合理化」とかいう話がでてきたので、「それは違うだろう」と思ってはいた。 どういうわけか、『通販生活』から「大相撲再建プラン」の提出を求められたので、さらさらと書いた。 三人の人がそれぞれ再生案をもちよって、読者アンケートしたら、私の提案が一位になったそうである。 「大相撲は株式会社すればよい」というのである。 反資本主義者であるところのウチダがなぜ「株式会社化」を言い出したのか・・・興味ありますでしょ? というわけで、こんなことを書きましたというアンケート内容をブログ公開いたします(ちょっと加筆しました) どぞ。 不祥事が続く相撲協会に対して「協会の体質を改めてもっと透明性を高めるべき」「競争原理が前提のフェアなスポーツとしての意識改革が必要だ」とい
2011年12月01日00:00 by hineri その記事は既に無いんよ。 カテゴリ雑記 今このページを見てるって事は、君は旧ひろぶろの記事を閲覧しようとしてここへ来たんだね。 でもその記事はもう無いんだ。 詳しくはこのブログの「このサイトについて」の所に書いてあるけど、 今“この”サイトを管理している「僕」は初代管理人じゃない。 で、君がどんな記事を見ようとしたのかわからないけど、 その記事は管理人が代替わりする時に消えちゃったってわけ。 正直言って「僕」にもよく分からないんだよ。 どこまでが運命で どこからが選んだ人生なのか まさか「僕」が「ひろぶろ」の管理人になるとはね…。 フフフッ でもまあ、今は「僕」が、面白おかしくもちょっと怖い動画とかをさ、 毎日新しく頑張って更新してるから、是非このブログのTOPへ行って、 最新のオモシロ動画、ネタ動画を閲覧してみてちょ。 だって君は本当
2010年06月14日00:00 カテゴリ社会・世界情勢 1965年沖縄 「少女轢殺」 報道写真家嬉野京子の証言 沖縄の「今」は、この一瞬の延長線上にあり、この一瞬からさかのぼれば、沖縄戦があり、琉球処分があり、薩摩侵攻がある、そんな一瞬をとらえた報道写真家・嬉野京子さんの講演の書き起こしを、筆者の芳沢章子さんのご厚意で転載します。改行などを変更しました。 沖縄では、米軍関係者による事件・事故が年におよそ1000件、日に3件近く起こっていることは、保坂展人さんのブログ情報で広く知れ渡ることになりました(こちら)。COCCOさんの言葉(こちら)、「基地とやっていくためには、受け入れて諦めなければならないことがいっぱいありました……諦めることに慣れていって……『しょうがないさ』が口ぐせっていうのもほんとはほんとです」にある受け入れなければならないこと、諦めなければならないこと、しょうがないこと
SonyEricsson Xperia X10i レビュー、今日はSIMカード篇をお送りします。 先月総務省が突如として関係各所からヒアリングを行って以来、一般的な話題としても盛り上がっている『日本の携帯電話のSIMロック問題』ですが、中には「いいからiPhoneをドコモで使えるようにしろ」と問題を矮小化する人々もいて、どうにも議論が噛み合わない状態です(ていうか当の総務副大臣自身がただのソフトバンクいじめを目的としているとしか思えない発言してるし…)。 では日本の携帯電話業界の何が問題なのか。そこらへんの検証を含めて、実際に「SIMフリー」である香港版Xperia X10に各社のSIMをさして行きましょう。 以前XPERIA X1でも検証していますが、auはそもそもW-CDMA/HSPA方式でサービスをしていませんし、EMOBILEはW-CDMA/HSPAでサービスしていても、周波数が日
日経ビジネスオンラインの「時事深層」というコラム。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100408/213893/ タイトルが「ゆとり世代は男子も「一般職」」。 で、冒頭の文句が、これ。 >「一般職に、男ですよ」 困惑を隠し切れないといった表情で、ある生命保険会社のベテラン採用担当者が話す。企業の採用活動が本格化する4月。その最前線では、一昔前なら考えられない事態が起きている。 はあ、男が一般職なんてとんでもないというご認識ですか。「一昔前」とか、一昔前以前から存在した男女均等やら男女共同参画なんてどこの世迷い言やらという世界ですなあ。 いや、その生命保険会社のベテランさんが、というよりも、なにやら最先端がどうたらこうたらいうてはる日経ビジネスさんが、という意味ですよ。 ビジネスの最先端の感覚は、「男たるもの、一般職なんて恥ずか
お世話になった大学の先生が3月で退官する。定年退官。今年で70歳になるので、致し方のないことなんだけども、その先生自身はとてもお元気。70とは思えない元気さで現役バリバリ。長年教鞭をとった大学は去るものの、まだまだ研究を続けるそう。その分野では第一人者と言われる方なので、研究を続けられることは嬉しい。 でもさ、こういう話があちこちにあるとすると、なんだかもったいない話だよね。定年で泣く泣く仕事を辞める人は数多くいるんじゃない? って話だもん。たまたまこの先生は仕事を続けられるし、引き合いは山ほどあるけどもさ。だとすると、こういう「逆トコロテン式」の人事システムって意味があるんだろうか。 トコロテン式ってのはさ、何かを入れると、入れた分だけ押し出されて出て行く現象のことを言うでしょ。でも、大学教員の定年制というのは、それと正反対。教授ってのは一定の枠がある。枠があるので、基本的には辞めた分だ
「東京大学学位論文データベース」は東京大学で授与された、新制の課程博士論文、論文博士論文の書誌事項と要旨のデータベースです。 収録範囲 : 書誌 昭和32年〜平成17年度(1957.4〜2006.3)、要旨 平成6年〜17年度(1994.4〜2006.3) 収録件数 : 38,179件 (うち要旨があるデータは15,669件) それぞれの論文の所蔵と閲覧方法は、学位論文の所蔵と利用案内をご覧ください。 要旨および図版の著作権は原則として著者にあります。著作権法で認められている範囲以上のデータコピー、転載は著作権侵害となります。利用にあたっては著作権法を遵守してください。
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