森友問題。私は当初から一貫して、安倍総理夫人の道義的・政治的責任は重い、しっかり説明責任を果たすべきだ、と申し上げてきました。先の証人喚問で、やはりこの国有地がタダ同然で売却された問題については、総理夫人主導ではないか、官邸主導ではないかという疑念が深まったと思います。 もともと安倍昭恵夫人が名誉校長を引き受け、寄付金・児童集めのパンフレットに顔写真入りでメッセージも寄せていたこと。3度も幼稚園を訪れて、講演もされ、そこで小学校について「私にお役に立てることがあれば」と明言もされ、そしてそこには公務員たる夫人付が随行していたこと。これに加え、証人喚問では、夫人付の「財務本省とのやり取り」のファックスまでが明らかになり、昭惠夫人が、まだ更地だった校地予定地まで視察をされ、100万円の寄付も、その真偽はともかく、具体的な受け渡しの描写も含め、証言されたこと。
森友学園籠池氏が、昭恵夫人を通して安倍首相から100万円の寄付を受領したと発言した直後に、自民党竹下亘国対委員長が、「総理に対する侮辱だ。たださないといけない」と述べ、自民党側から「籠池氏証人喚問」を仕掛けたことについて、当ブログで【籠池氏証人喚問は、自民党にとって「危険な賭け」】として、自民党側の対応を疑問視し、その後も【籠池氏証人喚問、高度の尋問技術が求められる自民党質問者】として、自民党側の証人喚問への対応に困難さを指摘し、それを理解しているとは思えない自民党側の対応について、【籠池氏問題に見る”あまりに拙劣な危機対応”】と述べた。 3月23日に行われた証人喚問では、籠池氏は、昭恵夫人が森友学園の小学校設置構想に主体的に関わっていたことを印象づける証言を行い、それに対して、与党側の「反対尋問」としての質問も、籠池氏を「嘘つき」呼ばわりするだけで、ほとんど空振りに終わった。それどころか
今回からは、本年(2017年) 2月10日 (金)から同月12日 (日)にかけての釜山広域市の旅をお届けします。 今回は過去の釜山の旅と同様、成田からエアプサンに乗って釜山・金海(キメ)国際空港へ。この日から半年前の昨年(2016年) 8月にバーゲンセールで購入した往復11,000円弱のチケットがようやく日の目を見ました。 LCCに分類されるエアプサンですが、セール価格のチケットであっても15kgまでの手荷物預かりは無料、しかも機内食まで出てきます。今回の機内食は写真の「ヘムルポックンパ」(해물볶음밥:海鮮チャーハン)。これまでエアプサンで提供されたものの中でいちばんおいしかったです。 金海国際空港に到着。エアプサンに搭乗して毎度驚かされるのは、とにかく着陸が上手いこと。日本企業を含め他の航空会社ではごく普通である着陸時の強い衝撃が、エアプサンではこの日を含め過去7回の利用で一度もありませ
他人の精子を使った人工授精を手がける医療機関が減る一方、ネット上には「精子バンク」などと称して精子の提供を掲げるサイトが、活動休止中も含めて60以上存在する。多くは「無償」や「ボランティア」とし、個人で運営している。精液を入れた市販の注射筒を渡して、女性が自分で注入する方法のみのサイトがある一方、性交渉を選択肢とするところもある。 都内に住む20代後半の女性は「無償の精子バンク」を運営する男性の提供で、長女(1)を生んだ。胸に抱いた長女を見つめて「そっくりでしょ」と笑う。スマホには、長女によく似たまゆ毛の男性の写真が映っていた。「男性への恐怖心や嫌悪感」で結婚はしたくなかったが、子どもは欲しかった。医療施設ではAIDを受けられないため、ネットで提供者を探した。 複数のサイト運営者と面会し、4人目の男性に「こちらの気持ちをくみとってくれている」と感じた。1年近くにわたり月1、2回、注射筒をも
森友学園に問題のファクスを送付した女性官僚・谷査恵子氏の身辺がにわかに騒がしくなっている。 谷氏は1998年に経産省入省。13年から15年末までの3年間、「内閣総理大臣夫人付」として昭恵夫人を支えた。16年からは中小企業庁の経営支援部で連携推進専門官に就いていた。 ファクスの存在について、24日の集中審議で質問された菅官房長官は「1週間ほど前に全体の話を聞いて、その後すぐ籠池理事長に送ったファクスを谷氏から入手した」と説明したが、内情は違うようだ。 「証人喚問での籠池理事長の発言で、問題のファクス文書が保存されていることが分かり、対応に追われた。官邸もまったく把握していなかったのです」(官邸担当記者) 先に公開してしまった方がダメージが小さいと考えたのか、菅は23日の定例会見で記者にくだんのファクスを配布。よほど慌てていたとみえて谷氏のメールアドレスや携帯番号などの個人情報が示されたままだ
2月24日に、村上春樹の新作小説『騎士団長殺し』(新潮社)が発売された。第1部「顕れるイデア編」、第2部「遷ろうメタファー編」の2巻組で、あわせて1000ページを超える大長編である。『1Q84』以来7年ぶりの長編という惹句が帯には書かれており、メディアもそう喧伝していたが、前作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013年)も見方によっては長編と言える長さのものだった。 そろそろ人気にも陰りが出るだろうというささやきが聞こえたりもしたものの、発売日を迎えてみれば、書店が繰り広げるお祭り騒ぎは相変わらずだったし、その騒動を報道するマスコミも嬉しげであった。書評も発売後わずか2週間程度ではや20本くらい出ている。 『多崎つくる』のときには、深夜の早売り書店で一般読者と競うように購入した本をバイク便を飛ばして評者に届け翌日〆切で書評を書かせるなんてことをやっていた新聞もあったが(ちなみ
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Googleは、シマンテック発行のSSL証明証に対し、厳しい処罰を検討しているという。 シマンテックまたはその証明書の再販業者がSSL証明書を不適切に発行したという重大な事件について、Googleは厳しい処罰を検討しています。 提案された計画は、会社にすべての顧客の証明書を置き換え、それを持っているユーザーの拡張された検証(EV)ステータスの認識を停止することです。 シマンテックは、2015年のNetcraft調査によると、ウェブ上で使用される3つのSSL証明書のそれぞれについて約1つを担当し、世界最大の商用証明書の発行者となっています。数年にわたり買収した結果、VeriSign、GeoTrust、Thawte、RapidSSLなどの以前のスタンドアロン認証局のルート証明書を管理しています。 SSL / TLS証明書は、ブラウザとHTTPS対応のWebサイトとの間の接続を暗号化し、ユーザー
3月中旬、避難指示解除と除染計画の期限を控えた福島県浪江町では、追い込みの除染作業が急ピッチで進められていた。 「町中どこもかしこもダンプカー」。帰還準備のための事前宿泊制度を使って自宅に戻った女性(74)が苦笑いした。町の8割を帰還困難区域が占め、全町民が避難している浪江町は、中心部などで3月31日に避難指示が解除される。 原発事故後、国は原発周辺の11市町村に避難指示を出し、最大時には自主避難者も含めて約16万4千人が県内外に避難した。 国は避難指示の解除と住民の早期帰還を念頭に、12年度から本格的な除染に着手した。15年6月に安倍政権が帰還困難区域以外の避難指示を17年3月末までに解除する方針を打ち出すと、16年度は一気に約9800億円が投入された。福島県内では国直轄以外の11市町村で4月以降にずれ込むが、17年度の早い段階で完了の見込みだ。今年度までに環境省が計上した除染費用は約2
このまま忘れ去っていいのだろうか--。東京電力福島第1原発事故後、福島県の検査で甲状腺がんと診断された145人の子どもたちのことだ。原発事故との因果関係が認められない中、国と東電は傍観し、福島県が検査と治療費支援を続けている。割り切れない思いを抱える患者の家族に会いに行った。【沢田石洋史】 因果関係、認められず 福島県の基金いつまで… 会えたのは甲状腺がんの摘出手術をした患者2人の親。匿名が条件で、甲状腺がんと確定した年や現在の年齢など患者の特定につながる情報は書かないように言われた。2人の状況を説明する前にまず、福島県が実施している甲状腺検査について整理したい。 旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故(1986年)で小児の甲状腺がんが多発した経験を踏まえ、「県民健康調査」の一環として行われている。1巡目の検査は事故当時に18歳以下だった約37万人を対象に2011年から15年4月末まで行われ
丹羽 基二(にわ もとじ、1919年9月5日 - 2006年8月7日)は、日本の民俗学者、苗字・家紋研究家。イタリアのオリエンタル大学名誉教授[1]、文学博士[1]。日本家系図学会会長、日本伝統美保存会、地名を守る会代表などを歴任した[1]。 経歴[編集] 1919年、栃木県で生まれた[1][2]。1944年、國學院大學国文科を卒業する[1][2]。卒論のテーマは『源氏物語』。柳田國男、樋口清之、折口信夫、太田亮らに師事した[1]。高校教師の傍ら苗字調査を続け、1980年の退職後に本格的な研究活動に入り、全国の100万基の墓を巡った[1]。 2006年8月7日、肺炎のため逝去[3]。 研究範囲[編集] この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "丹羽基二" – ニュース ·
飛田新地、松島新地といえば、聞いたことのある人も少なくないだろう。かつては華やかな遊郭だった赤線(公認の売春地帯)地域だ。今も日本有数の「ちょんの間」街、つまり風俗街である。客が店に金を支払い、女の子と本番行為を行う性風俗店が乱立するが、不思議なのはどの店も「料理店」として営業許可を出していること。菓子などを料理として提供し、「店員と客の自由恋愛」という体裁で売春が行われる。実態と明らかに異なる届け出なのに、なぜかほとんどの店舗が警察当局の摘発から逃れている印象が強い。当局は本気を出せばできそうな「掃討作戦」をなぜ実行しないのか。その背景を探った。(桑村朋) 「売春供述」が決め手 「はい、そこのお兄さ〜ん、いらっしゃ〜い」 大阪市西区の市営地下鉄中央線、阪神なんば線の九条駅からほど近くにある松島新地。市民が憩う商店街「ナインモール九条」を抜けると突如、昔ながらの日本を感じさせる建物が現れ、
【アイドル刺傷】メンバー母親とデキちゃった-にあ然 「距離感勘違い」のファン、大阪では事件翌日に出演自粛も 東京都小金井市で、アイドルとして活動している大学生、冨田真由さん(20)がファンの男に刺された事件が波紋を広げている。事件翌日に出演を自粛したグループもあり、関西の業界関係者の間でも神経をとがらせる。アイドルたちの応援に駆けつけるファンの中には、セクハラやストーカーまがいの行為に走るケースが後を絶たない。芸能事務所に所属せず、フリーで活動している女性アーティストも少なくなく、「常にこうしたリスクと隣り合わせだということを認識すべきだ」と指摘する声も上がっている。 「対岸の火事とは思えない」広がる動揺 事件が起きた翌日の5月22日、大阪市内の某会場で、アイドルグループと女性シンガー・ソングライターたちが出演するイベントが行われた。しかし、前日の事件を受けて、アイドルグループの出演は自粛
【松本学の「籠池」ウオッチ・大阪編】「森友学園、がんばれェェェ!」って絶叫した女性って? カオスだった小学校視察の舞台裏 いったい何が起きたのかとあっけにとられた人も多かったのではないか。参院予算委員会の理事らが3月16日、学校法人「森友学園」の小学校「瑞穂の國記念小學院」建設計画地(大阪府豊中市)の視察に出向いた。その様子を報じたテレビ各局の生中継では、女性が「森友学園、がんばれェェェ!」と金切り声をあげる異様な映像が流れた。放送事故寸前の珍事の舞台裏とは-。 視察には、自民党の山本一太参院予算委員長ら与野党の11人が参加した。渦中の籠池泰典氏は当初、現場には姿を見せないとみられていたが、議員たちが到着する約1時間前に車で敷地内に入り、視察が始まるのを待ち構えた。 一方、森友学園を支持する右派系市民グループの関係者ら数人も周辺に陣取り、森友学園問題をめぐる報道などに関して大声で持論を展開
フランスの左派系メディア『リベラシオン』は森友学園事件について3月23日に次のように伝えている。事件の全貌と歴史的背景を簡潔かつ正確にまとめている。 「安倍晋三はなぜ新たなスキャンダルに巻き込まれたのか?」 物語は延々と終わらずに続いている。無敵と思われた安倍晋三の任期5年目をスキャンダルの雲が覆っている。彼の妻、安倍昭恵を衆目にさらし、彼の防衛相を無力化したこのスキャンダルの影響は財務省にも及んでいる。 この長く、気違いじみた一日は首相が2012年の彼の政権復帰以来最大の政治的危機に遭遇したことを示した。そして、人々の疑問は決定的な問いのレベルに達しようとしている。「安倍晋三と彼の妻は嘘をついているのか、それとも彼らは利用されたのか?」 証人喚問はこの国家的事件の核心部分である。二月以来長く続くスキャンダルに材料を提供してきたのは籠池泰典という興味深い人物の繰り返される言明である。ナショ
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