公的年金制度のうち厚生年金や国民年金の運用を行っている団体として GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がある事は最近知られてきました。 しかし、それとは別に国家公務員が加入している共済年金の積立金を管理・運用している 国家公務員共済組合連合会(KKR)については知らない人も多いことでしょう。 <日本の年金制度> 【引用元】知るぽと(金融広報中央委員会) 図表1-1:年金制度の体系(平成22年3月末現在) KKRが運用対象としてる積立金は、 図の赤丸の加入者が拠出した部分の一部(国家公務員のみ)となります。 ちなみにGPIFは平成24年度末段階で運用資産額120兆円(※1)と 世界最大規模の機関投資家でありますが、KKRの積立金総額は時価ベースで7.7兆円であり、 地方公務員共済組合連合会の17兆円(※2)や厚生年金基金の17兆円(577基金総額)(※3) 等も含めて比べると規模は控え