インターホン最大手のアイホン(名古屋市)はこのほど、同社の商標が米Appleの携帯電話「iPhone」と類似している点について、Appleと協議していると発表した。 アイホンは、国内では「アイホン」、米国をふくむ海外では「AIPHONE」の商標権を取得して製品を販売している。6月のiPhone発売以降、報道を見た消費者などから同社に問い合わせが相次いだといい、混乱を防ぐ目的で、両社で協議していることを発表した。 協議内容について「守秘義務があるので、具体的には話せない」としている。 アイホンは家庭用・業務用のインターホンやドアホンなどを手がけ、2007年3月期の連結売上高は413億円。東証1部・名証1部上場。 iPhoneの商標をめぐっては、米Cisco SystemsがAppleを提訴し、その後和解している。