Googleは26日(米国時間)、人間の脳の神経回路をモデルとしたニューラルネットワークを採用したお絵かきAI「sketch-rnn」について、研究の成果を発表した。 Googleでは以前、テキストで出されたお題に対し、ユーザーが20秒以内に絵で回答を描いて人工知能に当てさせるという「Quick, Draw!」ゲームを実施。その際にユーザーが描いた何百万という画をAIに学習させることにより、ユーザーが描きかけの画でも、その完成図を予想して線を足していくことができるようになった。 現在公開されているデモでは、モデルとして数十種類のモチーフが用意されていて、それに即した描き足しが可能。例えば、モデルでface(顔)を選択して、輪郭のような線を描いて手を止めると、AIが自動で目や鼻を描いてくれる仕組みだ。