[読了時間:3分] 米Bloomberg通信は、今年の音楽アルバムの売上枚数が前年比で3%増加したと報じた。インターネットの登場で音楽の配信方法が劇的に変化し「音楽業界冬の時代」と言われる中で、前年比がプラスに転じたのは2004年以来初めて。一方、英ロイター通信は、今年のオンライン音楽市場は前年度比7%増になる見通しと報じた。ただCDなどの売上の大幅な減少傾向は続いているようだ。 Bloomberg通信によると、米調査会社Nielsen SoundScanの調査で、CDやレコード、カセット、デジタル配信を含む音楽アルバムの米国内での今日までの総売上枚数が前年同期比3%増の2億5500万枚だったことが分かった。またシングルを10回ダウンロードしたものをアルバムと同等とする計算方法を加算すると前年同期比で5.2%の増加になるという。この調査を受け、Universal Music Groupを傘