スマートフォンや専用端末で小説やコミック、写真集などを閲覧できる電子書籍。日本では、2012年以降に楽天の「kobo」やアマゾンの「Kindle」、アップルの「iBooks」などが相次いで同市場に参入し、顧客の獲得にしのぎを削っています。 電子書籍ならではの読み物や価値を提供する事業者も増えています。集英社は、描き下ろしのオリジナル作品やユーザー参加型の漫画を配信するアプリ「ジャンプLIVE」を提供。KDDIも「ブックパス」限定で人気作家の最新作を独占配信する取り組みを開始しました。 インプレスビジネスメディアによると、2012年度の日本の電子書籍の市場規模は729億円で、前年度と比べて15.9%増加。これが2017年度には約2400億円規模まで拡大すると予測されています。スマートフォンやタブレットの普及によって、今後さらなる成長が見込まれる電子書籍、あなたは買って読んだことがありますか。