堺市の竹山修身市長は14日、初めての定例会見を行い、大阪市営地下鉄四つ橋線(西梅田−住之江公園)の堺市への延伸を盛り込んだ「夢洲・咲洲地区まちづくり推進協議会」の中間とりまとめ案に歓迎の意向を示した。「堺市も地元自治体として早急に協議会の加入を申し入れたい」と公約にあった協議会メンバーに加わる考えを改めて強調した。 竹山市長は「大阪湾ベイエリア全体の活性化を図る中で四つ橋線延伸は重要」として「南海本線の堺駅まで延伸させ、堺駅周辺を活性化して、堺東駅と並ぶ2つの核にしたい」とした。ただ、事業費の負担割合については、推定見積もりを1キロ当たり300億円として、「開業まで10〜20年の中長期的な課題となり、市民の税金をどう使うのか十分精査しないといけない」と述べるにとどまった。 堺市長選公約の堺駅−堺東駅間のLRT(次世代型路面電車)事業の中止による堺市内の阪堺線の存続問題について、「存続できる