近藤真彦らが中国訪問 パンダの仙台誘致で 東日本大震災からの復興のシンボルとして仙台市の八木山動物公園へのジャイアントパンダの誘致を目指す歌手の近藤真彦さん(47)や同市関係者が12~14日、中国・北京を訪問し、唐元国務委員(元外相)らにパンダの貸し出しをあらためて要請していたことが20日分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。 中国はパンダの貸与には事実上同意しているが、維持管理や飼育環境など貸与に関する細部の調整が必要としている。 日中外交当局は5月の日中韓首脳会談などの場を活用して「中国指導部が正式に仙台への貸与を表明する」(中国外交筋)とのシナリオを描いており、具体的な調整を加速させる方針だ。 近藤はジャニーズ事務所が設立した復興支援団体「マーチングJ」代表として遠藤源一郎同公園園長らと共に13日に中国外務省幹部、14日に唐氏と会談し、前向きな回答を得たという。 同団体