岩谷ゆかり ジャーナリスト 東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部卒業。2006年にウォール・ストリート・ジャーナルへ転職し、東京特派員を経てサンフランシスコでアップル担当として活躍。ジョブズの肝臓移植など数々のスクープで有名。 この著者の記事を見る
岩谷ゆかり ジャーナリスト 東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部卒業。2006年にウォール・ストリート・ジャーナルへ転職し、東京特派員を経てサンフランシスコでアップル担当として活躍。ジョブズの肝臓移植など数々のスクープで有名。 この著者の記事を見る
言わずと知れたAppleの創設者、スティーブ・ジョブズの伝記「スティーブ・ジョブズ」を、「テルマエ・ロマエ」で知られるヤマザキマリがコミカライズ。第1話の試し読みには海外からのアクセスも多く、イギリスのガーディアン紙も取り上げるほどに話題を集めた。 コミックナタリーでは待望の1巻発売を記念し、ヤマザキにインタビューを敢行。天才・ジョブズという人間についてはもちろん、青年誌ではなくKiss(講談社)という女性誌で連載している意味についても聞いた。 取材・文・撮影/唐木元 息子と舅が「それがどんだけすごい仕事なのかわかってるのか?」って ──第1話の試し読みが公開されたとき、たいへんな騒ぎになりましたね。世界中からリアクションがありました。僕ら普段マンガのニュースを扱ってても基本はドメスティックだから、正直びっくりしたし、やっぱりヤマザキさん国際派なんだなあ、と。 いやあれは、第1にジョブズが
2011年を振り返ると、実にさまざまなことが起きた。言うまでもなく東日本大震災、原発事故がもっとも大きなインパクトがあり、1月にグルーポンのおせち騒動が起きたことが、とても昔のことにように思えてくる。そして、IT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏である。 【拡大画像や他の画像】 彼の功績については、その死後からこれまでで語られ尽くした感がある。パーソナルコンピュータ、コンピューターグラフィック、そしてスマートフォンなど、30年以上にわたってあらゆる分野で革新を起こし続けたことに対して「偉大」という言葉では足りない。多くの人がそうであるように、私自身もそのニュースを聞き、自らのコンピューター史を振り返り、心にぽっかりと穴が開いたような思いにとらわれた。 その喪失感から落ち着きを取り戻したいま、1
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ボン・ジョヴィのフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィが、音楽業界を退廃させた張本人として、アップル社の最高経営責任者、スティーヴ・ジョブズ氏を名指しで非難した。 英『The Sunday Times Magazine』のインタビューで、アップル社の提供するiTunesなどのダウンロード配信サービスが席巻している音楽業界の現状について、見解を述べたジョン。 彼は、アルバムを買うときの“魔法のような”経験を今の子供たちが享受できていない現状を憂いた。「今の子供たちは、ヘッドホンを装着し、ヴォリュームを最大にして、(CDの)ジャケットを手に、目を閉じてそのアルバムに没頭するなんて経験が、まるでできてない。限られた小遣いを手に、どんな音楽かもわからず、数枚のスチール写真を見て中身を想像したり、ジャケットを頼りにどれを買おうか決めるなんていう、あの素晴らしい体験ができないでいるんだ。まったく、あれこ
アップルのスティーブ・ジョブズ CEO が健康上の問題から休職することが分かりました。ジョブズ氏から従業員に向けたメールでは、取締役会は本人の希望による療養のため休職を認めた、CEOとしての職には留まり重要な戦略決定にはかかわる、休職中の日常業務は Tim Cook が引き継ぐとされています。 ジョブズが健康上の理由で休職するのは2009年1月に続いて2度目。前回は6月末までとの期限があらかじめ発表されていました。今回は特にいつ復帰とは示されていないものの、 従業員宛のメールでは " I love Apple so much and hope to be back as soon as I can. "、できるだけ早い時期に復帰できることを望んでいるとしています。 「いまか」「もうか」と思ってしまいました。ドイツだかの株式市場ではApple株はいきなり8%も下げたそうです。世界がこれを恐れ
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昨日、Bartubeで行われた、以前の上司であった本荘さんによるWeb2.0 Expoの報告会に行ってきた。 全体的な報告には有料セミナーで行うらしく、軽く一部分のところだったんけど、そこで思ったのは、最近、結構、twitterクライアントで最近伝え聞く海外のマッシュアップサービスが結構、日本で既に考えられていたアイディアや、実現されてることだったりして、今更感というか結構、陳腐だなぁと思う物があったりして、日本人のアイディア力は捨てたもんじゃないと思っているんだけど、それと同じで、本荘さんのイベントでも、それって昔の日本ではすでにやられてたことだよね?!みたいに思うところがあった。 しかし、どうも日本でやってることはアメリカではかなりスルーされているという話だった。例えば日本の携帯電話の事情なんかは知られてないし、興味もなさそうな感じ。 さらに言えば、アメリカ人って力の入れ所が違うような
「MacBook Airの外観は無駄がなくてスマートですけど,中身は無駄ばかりってことですか?」。作業の後に宇野記者が発したこの一言が,分解を終えた技術者たちの感想を代弁していた。 日経エレクトロニクス分解班は,国内大手パソコン・メーカーの技術者複数名の協力を得て,再生が困難なところまでMacBook Airを解体してしてみた。その結果明らかになったのは,意外な内部構造だった。参加した技術者たちは,「事前の想像と全く違った」「ODMの製品も含めて,これまで見たどんなパソコンとも違う」と振り返る。 技術者一同を驚かせたのは,非常にコストのかかる作りになっていたことである。例えば,部品を固定するネジの本数が極めて多い。キーボードを据え付けるものだけで,30本ほどもある。「全体のネジの本数は,うちの会社が作る場合と比べて数倍」(技術者の一人)。上下の筐体をつなぐヒンジや外装部品の内面を見た技術者
MacBook Airは、ただの薄型ノート、ただの軽量ノートではなく、モバイルコンピューティングの新しいスタイルを提案するPCだ。この製品にとってCPU性能やHDD容量といったスペックはもはや取るに足りないことで、それよりもむしろ、人々のPCを使う風景がMacBook Airによってどのように変わるのか、MacBook Airがどのように変えていくのかこそが重要だ。この1枚の美しいPCをしばらく使えば、いままさにモバイルコンピューティングをとりまく環境が大きく変化しつつあり、これまでの古い発想ではノートPCの十分な評価ができないことを思い知らされる。 そこで今回、MacBook Airのレビューを前後編に分けた。前編ではこの製品から伝わってくる新しい時代のコンピューティング像を描き出す。そして後編ではもう少し踏み込んで、MacBook Airでそうしたスタイルがどの程度の実用レベルで実装さ
MacWorldの会場から車で20分のところに住んでいるのに、いつもジョブズのスピーチは日本在住の皆様と同じくオンラインで追っているkennです。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 おかげさまで、Lingr上の観戦ルームには各言語で合わせて約1000名以上の同時接続がありました。スペイン語の部屋だけで700名を超えるという謎の状況でしたが。。。 さて、いよいよ発表になりましたね、超薄型のMacBook Air。 これ、「マックには軽いノートがないからスイッチできないんだよね」とおっしゃってた東京在住電車通勤な皆さんも、これでとうとう買わない言い訳ができなくなってしまったんじゃないでしょうか。 それにしてもこの薄さ。昔使ってたMuramasaを思い出しました。 さて、今回の発表で個人的に大きいと思ったのは、話題になったMacBook Airではなく、一見地味なiTunes Mo
Newsweekの記事"Why Apple Isn't Japanese"が面白い。これは、しかし、Appleについての記事ではなく、デジタル革命での敗戦の色濃い日本企業についての記事である。 iPodやiPhoneで世界を席巻するApple。だが、こ小型電化製品の市場というのは、本来、日本企業が得意だったハズ、それがデジタルになった瞬間に、なぜ日本企業は太刀打ちできなくなってしまったのか。 20世紀最後期にNTTドコモがiモードの成功を世界展開しようとして失敗したのはなぜか。 それは、iモードの操作が、日本以外では受け入れられなかったからであり、それは、ドコモの首脳陣に 日本人しかいなく、世界マーケットの人々が何を欲してるか理解できなかったからだ、とする。 ソニーのデジタル音楽シーンでiPodの独走を許したのは、自社グループ内の音楽セクションに配慮して、 複雑なライツマネジメント機構を導
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