www.yahoo.co.jp のようなアドレスを、我々は毎日目にしている。先頭のwwwが何を示しているのか、もはや気にもしないだろう。もちろんWWWというのは、World Wide Webの略である。 我々は最近まで、ウェブがワールド・ワイドであることを疑いもしなかった。日本にいようが、アメリカにいようが、ドイツにいようが、シンガポールにいようが、www.yahoo.co.jp とウェブブラウザに入力すれば、同じヤフーのウェブサイトを閲覧できると確信できたのである。 しかし、ここ数年で状況は大きく変化しつつある。有名な例として、中国でWikipediaを見ようとすると、政治絡みの一部のページにアクセスできないのはよく知られている。TwitterやFacebook、Googleも中国からは使えない。使えるのはWeiboでありBaiduであり、全くの別世界なのだ。私も先日香港にいたとき、何の
私は車椅子を使っている。 学生時代の交通事故が原因で先天的な理由ではない。 通勤・行楽で利用するのはもっぱら電車だ。 その中でも特に地下鉄を利用することが多い。 結構色々な所へ出かけるので下手な駅員よりも私のほうが駅のどこにエレベーターがあるのか詳しいくらいだ。 昨日も東京メトロを利用した。 どこの鉄道でもそうだが必ず改札で「何駅まで行きますか?」と聞かれる。 そして私がどこどこ駅までお願いしますと言うと、本部かどこかに連絡をとって迎えの人が来てくれる。 最近は警備員の人が対応してくれる場所も多い。 そして降りる駅でも駅員なり警備員が待っていてスロープで降ろしてくれる。 メトロは駅員さんも警備員さんも愛想のいい人が多く色々世間話をすることも多い。 本当に助かっている。 車椅子生活になった時には死にたかったが、人生楽ありゃ苦もあるさとはよく言ったものだ。 しかしたまーにふと思う。 もし私に自
北海道に家族でスキーに出かけている友人Aから下記のようなメッセージが届き、グローバルで人を採用している友人Bからも下記のようなメッセージが・・。この現実、皆さんはどう思われますか? 友人Aからのメッセージ今週、娘の学校がおやすみなので 北海道のキロロリゾートという、バブル時代にYAMAHAが開発したスキー場に来てます。少し前に、StarwoodGroupになってから、毎年来るようになったのだけど、とにかく中国人しかいないリゾートなの。昨年は、タイの会社がこのスキー場を買収して、追加の大規模開発を始めていて、今年は、そこらじゅうタイ語(と言っても中国人系だけど)でびっくり。それも、タイの人は、まだ、スキーは慣れていないのか、スキー用ゴンドラに普通の服の人が大量に乗ってるという、不思議な光景。。。ホテルは改造されて、スイートルームが大幅増設され、かつ、フトロントからレストランのスタッフまで、み
なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
社会のルールを知らぬバカどもにはこれくらい毅然とした態度でのぞむべきだ、と拍手喝采をしている人たちも多いのではないか。 調理中の魚をゴミ箱に捨てるなどの様子を撮影した、いわゆる「不適切動画」を投稿したアルバイト従業員2人に対して、雇用主だった「くら寿司」を運営するくらコーポレーションが法的措置をとると高らかに宣言した。 同社のリリースによると、この決断にいたった理由は主に2つで、「全国で働く33,000人の信用回復」と、「全国で起こる同様の事件の再発防止につなげ、抑止力とする為」だという。 他社にも同様の動きが出ている。おでんのしらたきを口に入れて出すなどの動画を投稿した従業員2人に対して、セブン-イレブンも「法的措置を含む厳正な処分」を検討することを明らかにしたのだ。 これを受けて、これらの「厳格な対応」を支持する声も多く寄せられている。この手のバカは痛い目に合わせないと分からないという
SNSやブログでの炎上、誹謗中傷、フェイクニュースが横行し、「ネットが社会を分断している」という意見が聞かれるようになった。その真偽をめぐって、慶應大の田中辰雄教授、佐々木俊尚氏、徳力基彦氏、山口真一氏が語った。2018年10月6日の国際大学GLOCOMのシンポジウム「インターネットは社会を分断するのか」の内容を紹介する。 インターネットは社会を分断しているのか インターネットが社会を良くするという草創期の夢は、今やすっかり消えました そう語るのは、慶應義塾大学の田中辰雄教授。グローコムの主幹研究員である。 田中 辰雄(慶應義塾大学経済学部教授/GLOCOM主幹研究員) SNS、ブログの世界ではつねに炎上や、誹謗中傷、対立が生じている。そして、フェイクニュースがはびこることでネットの信頼性が低下している。「インターネットは、社会を良くするものにはならなかった」という意見が出てきた。このこと
自身の引きこもり経験についても語ったリリー・フランキーさん(撮影/石井志昂)この記事の写真をすべて見る 10代、20代の不登校・ひきこもり当事者から相談を受けるリリー・フランキーさん(撮影/石井志昂) カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で主演を務めるリリー・フランキーさん。じつは5年のひきこもり歴があるひきこもり経験者でもある。『不登校新聞』の編集長・石井志昂さんと、10代、20代の不登校・ひきこもり当事者ら男女5人が「いまの自分の悩み」をぶつけた。リリー・フランキー流の「生きやすくなるコツ」を紹介する。 * * * ――当事者A(10代・女性):今日はよろしくお願いいたします。私は中学2年生から不登校をしています。いじめを受けたせいか、まったく自分に自信が持てません。どうしたらいいのでしょうか? リリー・フランキー(以下、リリー):キミ、いまいくつ?
円成寺(岐阜市)の住職、堀無明さん(79、右)。30年以上、引きこもりの自立支援に取り組む。左の男性はNPOのスタッフ(撮影/遠崎智宏)この記事の写真をすべて見る 「若年無業者」は依然として多い(AERA 2018年10月15日号より) いじめ、リストラ、貧困、引きこもり……。広がる悲しみや絶望などからくる不安や悩みといった「苦の現場」に、仏教者が向き合っている。 【図表で見る】「若年無業者」は依然として多い いま社会問題となっているのが引きこもりやニートだ。彼ら15~34歳の「若年無業者」は約54万人。その自立支援に仏教の教えを通じて取り組むのは、岐阜市にある浄土真宗本願寺派の円成寺(えんじょうじ)の住職、堀無明(むみょう)(79)だ。 「悩んでいる人間を何とかするのが仏教。引きこもりの若者たちも何とかしたい」 と話す堀は、大学卒業後は大手自動車メーカーに勤務していた。しかし、会社員生活
ずっと考えていたこと。多分これからも考えていかなくてはいけないこと。 ネット弁慶殺人事件の事実をうけ、私たちが真剣に考えるべきこと(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース [hagex氏関連] ネットリンチという言葉が当たり前に使われているけれど、どうすればそうなるのか、そうなるとどうなるのかというノウハウはほぼ共有されてなくて、多分その辺に明るかったのがhagexさんだったよなぁ。 2018/07/19 10:22 この事件が話題になってから急に「ネットリンチ」という言葉がたくさん使われ出した。もちろん言葉自体はずっと存在していたけど、事件が事件だけにメディアの報道やそれを見た感想などでも「ネットリンチ」という言葉を使わざるを得ないという感じになっている。だけど、そのうちどのくらいの人が「ネットリンチ」という概念を把握しているんだろうかと思ったら多分ほとんどの人が感覚で使ってるん
死んだら負けなのか……(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る ダウンタウンの松本人志さんが自殺に対する持論をツイートし、話題になっている。自身も不登校経験者で、いじめ裁判や当事者の取材を重ねてきた全国不登校新聞の編集長、石井志昂さんは違和感を持っているという。 * * * 話題になっている松本人志さんのツイートはこれです。 「自殺する子供をひとりでも減らすため【死んだら負け】をオレは言い続けるよ。。。」(@matsu_bouzu) 農業アイドル「愛の葉Girls」の元メンバー・大本萌景さん(当時16歳)が自殺した問題を受けて、10月17日の深夜にツイートされたものです。松本さんは、10月14日にもフジテレビ系「ワイドナショー」で「ついついかばってしまいがちなんやけど、僕は『やっぱり死んだら負けや』ということをもっとみんなが言わないと。死んだらみんながかばってくれるっていう風潮が
2018年9月7日~17日にかけて、日本財団「SOCIAL INNOVATION FORUM」と、渋谷区で開催した複合カンファレンスイベント「DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA」が連携し、都市回遊型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」が開催されました。本セッションでは「AI時代を生き抜く」と題し、藤原和博氏が登壇。AI時代を生き抜くために必要なマインドセットやスキルについて語りました。 都内初の民間校長かつビジネス講師の藤原和博氏 司会者:お待たせいたしました。本日は、ご来場いただきまして、誠にありがとうございます。ただいまから日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2018・分科会「AI時代を生き抜く」を開始いたします。 ここ数年、メディアでは「AI」や「人工知能」が話題に取り上げられることが多くなってきました。自動運転、自動
夫が働いて収入を得て、妻は専業主婦、子どもは2人の4人世帯——この家族構成のことが「標準世帯」と呼ばれ、家計の税や社会保障の給付・負担などを計算する上でのモデルケースとして扱われることがしばしばある(※1)。筆者も、何らかの制度改正の際には、まずは標準世帯における影響を試算することが多かった。 総務省(当時は総理府)の「家計調査」において標準世帯の調査・集計が始まったのは昭和40年代で(※2)、この頃に標準世帯という用語が一般化したようである。日本の世帯を世帯人員と有業者数(※3)で分類すると、昭和49(1974)年時点では、世帯人員が4人で有業者数が1人である世帯が最多で、総世帯数の14.56%を占めた。当時としては、「4人世帯・有業者数1人」こそが標準世帯であり、この世帯における収支の動向が日本の縮図を示すと言っても差支えなかっただろう。 しかし、時代とともに世帯構成は変わっていく。昭
ここ10年くらいで世間に過剰な「正しさ」を漂わせる人が増えた気がする。 SNS上に転がってる名言見て、聖人君子にでもなった気分なんだろうか。 生まれてからずっと正しく生きてきたんですか? 正しさを追求できる知性と根性を持ってるんですか? 人類皆が人格者になるなんて無理だと思いませんか? 僕達凡人はもっと適当に生きてて良いと思うんです。
姫野カオルコ著『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋)は、2016年に発生した東大生集団強制わいせつ事件に着想を得て書き下ろされた長編小説である。平凡な女子大生である美咲と、東大生であるつばさが出会った夜、ふたりのあいだには恋のようなものが芽生えていた。が、そこから1年経たずしてして彼らは性犯罪の加害者と被害者になる。なぜそうなってしまったのか。 現実の事件を取材し、著者の姫野氏とともに裁判を傍聴したライターの高橋ユキさん、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田代表、「男が痴漢になる理由」(イースト・プレス)の編集を手がけた三浦ゆえさんによる『彼女は頭が悪いから』読書会、後篇は加害者である5人の男子東大生が体現しているホモソーシャルについての話からはじまった。 <前編:集団強制わいせつ事件の加害者と同じ価値観が、私たちのなかにもある> * * * 三浦:桃山商事は“二軍男子”を自称
大橋 幸泰/早稲田大学教育・総合科学学術院教授 2018.9.18 本年6月30日、「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコの世界文化遺産に登録されることになった。よく知られているように、17世紀初期から19世紀中期までの間、キリスト教(当該期、キリシタンと呼ばれた)が徳川幕府により禁止されていたにも拘わらず、密かにその信仰を継承していった人々がいた。この世界遺産登録は、その潜伏キリシタンの軌跡を顕彰する行為にほかならないが、この文脈では、キリシタンは江戸時代を通じて禁教・弾圧に耐えぬいた結果、幕末に教団に見出され、明治時代、奇跡の復活を遂げたというストーリーで印象づけられる。 もちろん、キリシタンへの激しい迫害や宗門改制度のような禁教を維持するための仕組み、禁教状況の中で起こった島原天草一揆というキリシタンの武力蜂起は事実であるから、上記の世界遺産登録の前提となったストーリー
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