映画『カポーティ』での名演でアカデミー賞主演男優賞にも輝き、2月2日に急死した俳優フィリップ・シーモア・ホフマンに音楽界から様々な追悼の声が上がっている。 フィリップはロック評論家志望の10代の少年とグルーピー少女の恋を描いた『あの頃ペニー・レインと』で、オーヴァードーズで亡くなった実在の音楽評論家レスター・バングスを演じていたが、死因がヘロインの過剰服用で遺体が発見された際に腕に注射が刺さったままだったということが大きな話題を呼んでいる。また、2月2日は1979年にセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスがやはりヘロインの過剰服用で死亡した日だったと『ビルボード』誌が伝えている。遺族からは次のような声明が発表されている。 「わたくしたちは愛していたフィルを失うことになって打ちのめされていますが、みなさまから受け取っている洪水のような愛情とご支援には感謝するばかりです。あまりにも悲しく突然の