2010年、新潟市で開業した「北書店」。地域の中でも独自の存在感を持つ“街の本屋さん”をほぼ独力で切り盛りする店主の佐藤雄一さんが2月上旬、下北沢の本屋B&Bに来店しました。 “街の本屋”はこれからどんな場になっていくのか? “街の本屋”とはそもそも一体何なのか? 本屋B&Bのプロデュースを務める内沼晋太郎との“街の本屋”談義は白熱していきます。 ★2014年2月7日、本屋B&B(東京・下北沢)で行われた「『本の逆襲』のための全国本屋ツアー」の一環のトークイベント「北書店×B&B 街の本屋の逆襲」のレポートです。 北書店という小さな本屋 内沼晋太郎(以下、内沼):本日はありがとうございます。今日は新潟から北書店の店長、佐藤雄一さんにいらしていただきました。 佐藤雄一(以下、佐藤):私は新潟だと企画する立場なんですけど、今日はこちらにお招きいただきました。ありがとうございます。ここって今は、