今年は、11日が新月のため月の明かりの影響を受けにくく、晴れた暗い場所なら、最大で1時間に40個以上の流星が観測できそうだ。国立天文台(東京都三鷹市)によると「観測条件は、過去10年と今後10年を合わせた20年でもっとも良い」という。 流星が増え始めるのは12日夜からで、13日夜~14日未明にも、多い時で1時間に約30個の流星が期待できる。いずれも午後8時頃から流星が見え始め、午前2時頃に最多となる。 流星は、ふたご座の2等星カストルに近い「放射点」を中心に、そこから流れるように空全体で見られる。空が広く見える暗い場所ほど観測しやすく、肉眼で観測できる。