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ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (7)

  • 錦織圭、トップ10入りの秘訣は「M・チャン式ドリル練習」

    内田暁●文 text by Uchida Akatsuki photo by Mutsu Kawamori/MUTSU PHOTOGRAFIA 「まだ10位の実力はついてないと思います。20番くらいかなと正直思っているので......。今の順位を守っていけば自信はついていくと思うけれど、それには時間が必要だし、プレイの内容も伴わないと」 錦織圭がそのように口にしたのは、今から約11ヵ月前の2013年6月。ウインブルドン開幕を控え、ランキングが13位へ上昇したころのことだった。シーズン当初から掲げていたトップ10に限りなく肉薄し、6月から7月にかけて、一時はランキング11位まで到達。ニューフェイスの台頭に、世界中のテニス関係者たちは色めき立った。 全仏オープンを迎える前に世界トップ10入りを果たした錦織圭 だが、当の人は、表示される数字と自己認識に乖離(かいり)を抱え、戸惑いや居心地の悪さ

    錦織圭、トップ10入りの秘訣は「M・チャン式ドリル練習」
  • 斎藤佑樹の覚悟「何が待っていたとしても、それも僕の人生」

    最強の24歳になります──。 斎藤佑樹が札幌ドームのお立ち台の上でそう言ったのは、去年の6月6日。斎藤、24歳の誕生日のことだった。 しかし皮肉なことに、"最強の24歳"になったのは田中将大だった。去年の11月1日、24歳になってからの1年間、田中は24連勝をマークし、一度も負けることはなかった。まさに最強の24歳である。 現在、沖縄・国頭(くにがみ)で秋季キャンプ中の斎藤佑樹は、『脱力』をテーマにフォームの完成に取り組んでいる。 2006年の夏、その田中に投げ勝って甲子園で"最強の18歳"となったのは斎藤だった。しかし、最強の24歳にはなれなかった。24歳の最初の日に勝って以来、彼に公式戦での白星はついていない。 田中の存在について改めて問われた斎藤は、こう答えた。 「マー君のことを訊かれたら、『すごいな』『これでメジャーに行くのかな』とか、みなさんと同じようなことしか答えられません。高

    斎藤佑樹の覚悟「何が待っていたとしても、それも僕の人生」
  • 【CL】シャルケ敗退。アシストの内田篤人「サッカーって不思議」

    ガラタサライ戦に先発フル出場、ドルトムント戦に続いてゴールをアシストした内田篤人 敗戦を告げる笛が鳴ると、内田篤人はその場に立ち尽くした。相手選手と握手を交わし、ベンチからスタッフや味方が駆け寄ってもまだ動けずにいた。ようやく動き出したのは、選手たちがゴール裏のファンへの挨拶を始めてから。いつもなら丁寧に行なうところだが、そんな気力も残っていないのか。あっさり済ませるとロッカーへと向った。その後、取材エリアには早々に現れた。心底がっかりした。そんな心境が伝わってきた。 内田がぽつりぽつりと話し出す。 「前半の残り10分で試合が終わってしまった。勝てないとしたらこんな感じかなと思っていた」と、セットプレイとカウンターでやられた試合を振り返った。 試合の入り自体はスムーズだった。だが、徐々にガラタサライにペースを握られる。3日前のルールダービーで負傷したフンテラールを欠くシャルケは、とにかく高

    【CL】シャルケ敗退。アシストの内田篤人「サッカーって不思議」
  • 【日本代表】ブラジルに大敗した本当の理由は監督にあり

    杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato ブラジル戦について「結果は残念だが試合へのアプローチには満足している」と語ったザッケローニ監督 ブラジル戦。日の立ち上がりはけっして悪くなかった。少なくとも大差の負けはなさそうなムードだった。前半13分、ブラジルに先制点をもたらしたパウリーニョのミドルシュートは、そうした意味で意外だった。必然性の低い、素晴らしすぎるシュートだった。2点目のPKもしかり。前半26分までに2失点を奪われるような試合内容ではなかった。 ザッケローニは試合後、そのことを悔やんだ。「あっさり2点を奪われて冷静さを失った。選手の負けたくないという気持ちが、能的なプレイを誘発してしまった」と。その後、日は撃ち合いに出た。パンチ力という点で、相手に数段ヒケを取るにもかかわらず。それが0-4で大

    【日本代表】ブラジルに大敗した本当の理由は監督にあり
  • 【日本代表】吉田麻也「五輪を経験してザックジャパンの強さが身にしみてわかった」

    ロンドン五輪を経験して、ひと回り成長した吉田麻也。ブラジルW杯まで646日 『ザックジャパンの完成度』 連載◆第6回:吉田麻也 ロンドン五輪では課題だったDFラインを統率し、キャプテンとしてチームをまとめた吉田麻也。日の44年ぶりベスト4という快挙達成の、まさに立役者となった。 A代表でも、2011年1月のアジアカップ以来、レギュラーに定着。今野泰幸とともにザックジャパンの最終ラインを仕切り、チームに欠かせない存在となっている。ブラジルW杯最終予選ではここまで、オマーン、ヨルダン、オーストラリアを相手にトータル失点1。3試合で10得点を量産した攻撃陣に話題は集中しているが、守備陣も抜群の安定感を誇っている。 その堅実な守備において、吉田はザッケローニ監督から何を求められ、どうやって守備組織を構築していっているのだろうか。 「ザッケローニ監督からは、個人的にこれをやってくれと言われているこ

    【日本代表】吉田麻也「五輪を経験してザックジャパンの強さが身にしみてわかった」
  • 【Jリーグ】ゴトビ監督(清水)「日本人は思っていたより熱かった」

    杉山茂樹●文 text by Shigeki Sugiyama藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato 1964年テヘラン生まれ、48歳。13歳でアメリカに亡命し、大学卒業後、サッカー指導者の道へ。韓国代表コーチ、イラン代表監督などを経て、2011年から清水エスパルス監督にアフシン・ゴトビ監督インタビュー(1) 「日に来て1年5ヵ月。日での生活を私はとても気に入ってます。エスパルスで仕事をする機会に恵まれてよかったです。ほとんどゼロの状態からのスタートでしたが、この1年5ヵ月でエスパルスはよくなったと思います」 伊東輝悦、市川大祐、藤淳吾、岡崎慎司、兵働昭弘、田拓也、青山直晃、ヨンセン、原一樹......。2011年、ゴトビの監督就任と入れ替わるように、それまでチームを支えてきた多くの選手がチームを去った。戦力ダウンは誰の目にも明らかだった。エスパルスには下手を

    【Jリーグ】ゴトビ監督(清水)「日本人は思っていたより熱かった」
  • 【小田嶋隆】興奮か冷静か?応援と競技を楽しむ姿勢の狭間にある「ファン」の観戦態度|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|小田嶋隆 「二次観戦者の帰還

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    【小田嶋隆】興奮か冷静か?応援と競技を楽しむ姿勢の狭間にある「ファン」の観戦態度|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|小田嶋隆 「二次観戦者の帰還
    kinut
    kinut 2011/08/05
    スポーツのもたらす恩恵は、人間の喜怒哀楽を無害化するところにある。/自分の立ち位置をよくわきまえているスポーツファンは、スタジアムの外で起こった事件や、ルール外の出来事や、競技カレンダーの枠外で展開さ
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