Elsevier社が求めていた、ワシントン州立大学と同社の間の契約条件を公開しないようにとの要請が裁判所に却下されたとのことです。これは、研究者が「ビッグディール」契約の実態を調べるために公開を求めていたことに関するもので、同大学は公的な資金による施設であるため、公的記録(Public Records)開示請求の対象になるとのことです。Elsevier社は控訴しない方針とのことです。また、ARL(北米研究図書館協会)は、契約に非公開条項を入れないように呼びかけています。 Elsevier Motion to Block Public-Records Request of Washington State University Denied — Library Journal, 6/29/2009 http://www.libraryjournal.com/article/CA6667426
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