関西電力大飯原子力発電所の運転再開に反対する市民団体が呼びかけた抗議活動が、東京の総理大臣官邸前で行われ、参加した人たちは、政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。 この抗議活動は、関東地方を中心に原発に反対する活動をしている13の団体などが集まった市民団体「首都圏反原発連合」が、ことし3月下旬から毎週金曜日を中心に行っています。 市民団体によりますと、ツイッターやインターネット、それに、口コミで参加を呼びかけ、回を重ねるごとに参加者が増えてきているということで、29日も、会場となった総理大臣官邸前の歩道には、子ども連れの主婦や会社帰りのサラリーマンなどが大勢、集まっています。 参加した人たちは「大飯原発の運転再開に反対」「第二の福島をつくるな」などと書かれたプラカードを持ち、「再稼動反対」と叫びながら政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。 埼玉県の57歳の会社員の男性は「ツ