デジタル時計というと今では液晶表示が主流だが、昔は数字が描かれたフリップが回転して時刻を表示するタイプをよく見かけた。このパタパタ時計と電波時計を組み合わせたのが今回紹介する「パタパタ電波時計」だ。 レトロな外観ながら、中身は電波時計になっており、正確に時刻を表示するという本格派だ。デザインも昔懐かしいパタパタ式時計の上に、バーアンテナが乗っかっていてかわいらしい。しかも中の仕組みが見えるスケルトンカラーである。これは「作ってみたい!」と思わせるキットだ。 価格は3500円。液晶表示の電波時計に比べると少々高めだが、これは「大人の科学」本誌を含めた価格で、雑誌にはレトロ家電の特集や時報の歴史、電波ホビーの歴史などさまざまな記事を掲載。もちろん「パタパタ電波時計」の仕組みの解説もきちんと載っている。作って楽しく読んでも楽しいキットということで、さっそく注文してしまった。 プリント基板やモータ
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