2009年12月30日のブックマーク (63件)

  • 1985年から2009年末までが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から『クォンタム・ファミリーズ』までに。 - magoshinの日記

    今回の記事は、まぁいつでもそうだけど、特に今回は、自分のために書く。 2009年という、あまりにハードボイルド・ワンダーランドだった世界の終りに向けて。 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1988/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 336回この商品を含むブログ (558件) を見るクォンタム・ファミリーズ 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/18メディア: 単行購入: 61人 クリック: 1,937回この商品を含むブログ (198件) を見る 僕はこれまで、なんの根拠もなく村上春樹を毛嫌いしていた。 意図的に避けていたというのもあるが、それは何ら戦略的な意味合いも、自制的な意思によるものでもなく、ただ単に、なんとなく性に合わない、という思い込みから、春樹作品を手に

    1985年から2009年末までが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から『クォンタム・ファミリーズ』までに。 - magoshinの日記
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "大好きと公言するには大衆化しすぎた。けど、作品内容が迎合的でミーハーなわけでもなく、かといってカルトでもなく、特別賛否が分かれるような癖のある傾向を含んでいるかと言えば、それほどでもない。"
  • 「公設」派遣村の狙い - 非国民通信

    「派遣村」再現阻止を強調=失業者支援施設を視察-菅副総理(時事通信) 菅直人副総理兼国家戦略担当相は28日、住まいを失った失業者が年末年始に一時宿泊施設として使用する東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター内の施設を視察した。菅副総理は視察後、「今年は公園ではないところで年を越してもらいたい」と語り、昨年末に都心の公園にできた「年越し派遣村」を再現させないよう、政府と自治体が連携して失業者対策に取り組む考えを強調した。 なんと言いますか、見出しがアレですよね。ここに引用された範囲では菅直人副総理兼カイワレ担当相の発言は無難なものに見えますが、引用されない部分で記事の見出しにあるような派遣村再現「阻止」みたいなニュアンスも含まれていたのでしょうか。他紙でも「年越し派遣村」の再現を防ぎ~などと書かれていましたので、客観的に見てそう受け取れるものではあったのかも知れません。しかし、派

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "諸々が集って世間の関心を集める前に、何とか防波堤を築いてしまいたい、普段は貧困になど関心を持たない「普通の」人の目に失業者の姿が映らないようにしたい、そうした欲望を持つ人は間違いなくいるわけです。"
  • YouTubeのAPIを使ったサイトは広告などで利益を上げてはいけない? おかしなルールに殺された優良サイトの悲劇 | TechCrunch Japan

    We could be entering a renaissance for human spaceflight research, as a record number of private citizens head to space — and as scientists improve techniques for gathering data on…

    YouTubeのAPIを使ったサイトは広告などで利益を上げてはいけない? おかしなルールに殺された優良サイトの悲劇 | TechCrunch Japan
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "それは、YouTubeが全力を注いで支援してもおかしくないサイトだ。YouTubeのルールを守りつつ、そのAPIを使ってビジネスを構築することが、どうしてそれほど、しかも急に、難しくなったのだ?"
  • 世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA

    ご存知「□□□(クチロロ)」が、新作『everyday is a symphony』をリリース! いとうせいこうが加入し初のリリースとなる作は、日常の音をフィーチャーした「フィールドレコーディング・オーケストラ」で、実験的かつポピュラリティのあるサウンドを聴かせている。この作品の世界感とユニークな制作製作過程、そして演劇とのコラボレーション、はたまた謎の研究所(?)Kuchiroro Recordings Labについて、三浦康嗣といとうせいこうの両氏にじっくり&みっちりとお話を聞いた。最後に、12月5日に開催される『everyday is a symphony 御披露目会』のリハーサルのレポートも。 (インタビュー・テキスト:小宮川りょう<NIKO¥ON PRO.> 写真:柏井万作) 気づかないだけで、実は世界は音楽で満ちているんですよね。 ―せいこうさんが加入されて初めてのアルバムで

    世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "取材してもらってるんですけど、毎回言うことを変えるようにしてるんですよね。もちろん基本の事実は変えないけど、なるたけ自分にとって苦役にならないように、その都度自由に思いついたことをお話しています。"
  • 世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA

    ご存知「□□□(クチロロ)」が、新作『everyday is a symphony』をリリース! いとうせいこうが加入し初のリリースとなる作は、日常の音をフィーチャーした「フィールドレコーディング・オーケストラ」で、実験的かつポピュラリティのあるサウンドを聴かせている。この作品の世界感とユニークな制作製作過程、そして演劇とのコラボレーション、はたまた謎の研究所(?)Kuchiroro Recordings Labについて、三浦康嗣といとうせいこうの両氏にじっくり&みっちりとお話を聞いた。最後に、12月5日に開催される『everyday is a symphony 御披露目会』のリハーサルのレポートも。 (インタビュー・テキスト:小宮川りょう<NIKO¥ON PRO.> 写真:柏井万作) 気づかないだけで、実は世界は音楽で満ちているんですよね。 ―せいこうさんが加入されて初めてのアルバムで

    世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ツッコミって単に冷たいだけだから全然笑えないんだよね。「お前、何言ってるんだよ!」とツッコむシーンで、「こいつの気持ち、わかる! でも、立場的に止めなきゃ」っていう瀬戸際が一番オモシロいのに。"
  • 世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA

    ご存知「□□□(クチロロ)」が、新作『everyday is a symphony』をリリース! いとうせいこうが加入し初のリリースとなる作は、日常の音をフィーチャーした「フィールドレコーディング・オーケストラ」で、実験的かつポピュラリティのあるサウンドを聴かせている。この作品の世界感とユニークな制作製作過程、そして演劇とのコラボレーション、はたまた謎の研究所(?)Kuchiroro Recordings Labについて、三浦康嗣といとうせいこうの両氏にじっくり&みっちりとお話を聞いた。最後に、12月5日に開催される『everyday is a symphony 御披露目会』のリハーサルのレポートも。 (インタビュー・テキスト:小宮川りょう<NIKO¥ON PRO.> 写真:柏井万作) 気づかないだけで、実は世界は音楽で満ちているんですよね。 ―せいこうさんが加入されて初めてのアルバムで

    世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "やる必要がないでしょう。山奥の川の音とかスペシャルなものじゃなくて、みんなが耳にしたことのある日常の音でやることに意義がある。毎日はこんなに音楽で満ちていたんだって再発見が大事でしょう。"
  • 世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA

    ご存知「□□□(クチロロ)」が、新作『everyday is a symphony』をリリース! いとうせいこうが加入し初のリリースとなる作は、日常の音をフィーチャーした「フィールドレコーディング・オーケストラ」で、実験的かつポピュラリティのあるサウンドを聴かせている。この作品の世界感とユニークな制作製作過程、そして演劇とのコラボレーション、はたまた謎の研究所(?)Kuchiroro Recordings Labについて、三浦康嗣といとうせいこうの両氏にじっくり&みっちりとお話を聞いた。最後に、12月5日に開催される『everyday is a symphony 御披露目会』のリハーサルのレポートも。 (インタビュー・テキスト:小宮川りょう<NIKO¥ON PRO.> 写真:柏井万作) 気づかないだけで、実は世界は音楽で満ちているんですよね。 ―せいこうさんが加入されて初めてのアルバムで

    世界は音楽で満ちている! □□□(クチロロ)インタビュー | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "話している間も隣の部屋の声が聞こえてくるじゃないですか? こういうの、ついつい耳を澄ませて聞いちゃったり(笑)。ちゃんと意識していないから気づかないだけで、実は世界は音楽で満ちているんですよね。"
  • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "冗談じゃない、自分の映画を作りながら過去の映画でも観ておけと。でも、彼らはすごく才能があるので、将来が楽しみですね。彼らの中に「映画の未来」があるなと、実はかなり切実に期待しています。"
  • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「モノ」(フィルム)として存在しているのか「データ」(デジタル)として存在しているのかでは、何やら根本的に違うのかもしれませんね。ただ、そうなると作者や現場を遥かに超えたデカい話になってくる"
  • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "だから、その溝をどう埋めていくか、試行錯誤の10年という感じですね。でも、映画祭に呼ばれたら「とにかく行こう」とは思っていましたよ。それで鍛えられる感覚がありましたからね。"
  • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "世界にこんなにいるものかと驚き続けた10年ではありましたね。日本で僕の映画を観てる人は、多く見積もって1万人でしょう(会場笑)。それが100カ国あったら100万人ですから。そう思うと、嬉しくなります"
  • ギークハウスを作った理由 - phaの日記

    僕がギークハウスという企画を始めてから既に一年半ほど経ったのですが、そういえばなんでギークハウスなんてものをやっているかについて書いたことがなかったような気がするのでちょっと書いてみます。 最初にギークハウスとは何かを簡単に説明しておくと、要は敷金礼金不要で家具付きのゲストハウスorシェアハウスで、住人をプログラマとかその他ウェブ系の人とかばかり集めて共同生活をしたら面白いんじゃないかって感じの家です。もしギークハウスに住みたい人がいたら連絡をお待ちしています。これから上京したい人とか歓迎です。あとギークハウスを運営できるような家(売り家、貸し家どちらでも)も大募集中です(参考)(僕は貯金が8千円くらいしかないですが良い家であればお金を出してくれるかもしれないあてはあります。現在東京23区内と京都市内を特に募集中)。 日不動産システムが嫌い 僕はそもそも日の家を借りるときのシステムが

    ギークハウスを作った理由 - phaの日記
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ギークとシェアハウスの相性っていいと思う。先に書いた日本的な不動産システムって、結局社会の多くの人が終身雇用されてるようなのが前提だし、そしてIT業界ってあまりそういう感じじゃない。"
  • Simple man simple dream

    平川克美君は内田の小学校以来の親友で、大学卒業後、いっしょにアーバントランスレーションという会社を創設した。(彼が社長で、ぼく社員) 平川君の卓越したビジネスセンスと先見の明のおかげで会社はどんどんビッグになった。 ぼくは大学院の博士課程まで進んだところで、ビジネスを続けるか研究者の道を選ぶか迷ったあげくに、愉快なビジネス弥次喜多道中を切り上げて、よりストレスフルで孤独な研究者の道を選んだ。理由はいまでもよく分からないけれど、平川君とは違う世界で同じ夢を追うほうが、ふたりにとってもっと愉快なことが起こりそうな気がしたからかも知れない。その直観はたぶん間違っていなかったと思う。 ぼくが合気道に夢中になりはじめたころに、(示し合わせたわけでもないのに)平川君は松濤館空手の門をたたき、いまでは松濤館空手の最高段位に達し、ヴェンチャービジネスの雄であると同時に斯界屈指の武術指導者になっている。 と

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "拒否である。モノに向かって呟くひとは、ダイアローグ(対話)をしているようだが、本当は自分と対話しているに過ぎない。しゃべりつづけるトークもこれと同じで、モノローグを垂れ流しているに過ぎない。"
  • Simple man simple dream

    スーザン・ソンタグと大江健三郎の往復書簡がまだ続いている。ソンタグのロジックの危険性についてはすでに別の処に書いたので繰り返さないが、改めてこの人の発想法が根的に「アメリカ的」だということがよく分かった。 自分はNATO軍によるセルビア爆撃を支持する。それしかミロシェビッチによる「ジェノサイド」を阻止する方法はなかったからだ、とソンタグは書いている。 「かつてユーゴスラビアだった地を、スロボダン・ミロシェビッチが破壊し続けるのをい止めるには、軍事介入しかないと考えたからです。ミロシェビッチが1991年に戦争を始めたそのとき、もし軍事介入が行われていたら、多くの、実に数多くの生命が失われずにすんだことでしょう。あの地域全体の物理的、経済的、文化的な破壊も阻止できたでしょう。」 これはアメリカ政府の公式ステートメントとほとんど同文である。 彼女が気にしているのは、おもに「助けに行くことで生

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「助けになんか、勝手に来るな。」もちろん、そんなことは起こらなかったから、アメリカ国民はそういう想定に慣れていない。つまり「外」から誰かが「助けにくる」ということがどういう「感じ」か、ということに。"
  • Simple man simple dream-28 古だぬきは戦争について語らない

    大学の「20世紀の戦争と平和」という連続講義の順番が回ってきた。何を話すか何も考えないで、ずるずる日を過ごしているうちに、その日が来てしまって困ったことになった。私はこれまで一度も戦争について論じたことがない。つまり、戦争についての自説なるものを持っていないのである。戦争について何の定見ももたないものが教壇に上がって、目をきらきらさせてノートを拡げている100人ほどの学生さんたちに何かお話をしなければならない。これは困った。 しかたがないので、「私はこれまで一度も戦争についてまじめに論じたことがない」ということを論題にして話を始めることにした。 私ももうすぐ齢知命に達しようとする古だぬきである。古だぬきである以上、それが「何かをしない」ことがまったく無動機的であるということはありえない。私のような劫を経たおじさんが「何かをしない」場合、それはたいていある種の底意があってのことである。もちろ

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "だとすれば、それは「戦争について論ずるのはよくないことだ」と漠然と思っていたからに違いない。なぜ、私は「戦争について論じるのはよくない」と考えているのか、その直観に何らかの合理的根拠はあるのか。"
  • Simple man simple dream

    「上野千鶴子をどうやったらこてんぱんに批判できるか、考えて」という「隣の上野先生」のご依頼で、『「慰安婦問題」とナショナリズム』というを読んだ。 これは同名のシンポジウムの記録と、それへこコメントで構成されている論争的な書物である。論争に参加しているのは、フェミニストとマルクス主義者とポストモダニスト。私はこれらの陣営のいずれに対してもイデオロギー的には親近感を感じないのだが、やはりおのずと共感と反感の濃淡の差というものはでてくる。 いつ読んでも、やっぱり好きになれないのが上野千鶴子。 上野はこの論争では批判の十字砲火を浴びて満身創痍気息奄々である。歴史学者から論証のずさんさを指摘されたりするのはしかたがないとしても、フェミニストたちから、「ナショナリスト」と罵倒されるに至っては、身の不徳のいたすところというか、自分で掘った墓穴に落ちたというか。 上野をいちばん痛烈に批判しているのは岡真

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "有責性はいっぽうでは「裁き」をもとめ、いっぽうは「慈愛」をもとめる。「おのれに罪あり」とするものは、峻厳な論理に貫かれた審問の言語を語るだけではない。論理からすりぬける赦しの言葉をも同時に語る"
  • Simple man simple dream -26 メディアからメタ・メディアへ - 当世芸能長者事情

    国税庁が98年度の確定申告にもとづいた「長者番付」を公表した。バブル大尽土地成金は姿を消し、サラ金長者とゲーム長者と美容医療系長者たちがわが世を謳歌している。(いちばん謳歌しているはずの宗教系長者は税金を払わないひとたちなので、ここには絶対登場しない。) 今回の発表で非常に興味深かったのは芸能部門である。 歌手の部、第一位は河村隆一君(Luna Sea)である。タレントの部、第一位は石橋貴明君(とんねるず)。石橋君は居並ぶスターたちを抑えて、2年続いての堂々の第一位である。 さて、この二人の名前を見て、みなさんはどう思われただろう。変な感じがしたでしょう。私もした。 正直に言おう。それは河村君の「歌を聴いたことがない」ということであり、身分を示す欄に(とんねるず)とある以上業は漫才師であるはずの石橋君の「漫才を見たことがない」ということである。 以前に私は「正月番組」について書いたときに

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ミュージシャン側から一方的に発信される「情報を提供する」メディアから、ミュージシャンが「なんぼのもの」であるかを消費者サイドが吟味する「提供される情報の信頼度を査定する」メディアへと移行したのである"
  • Simple man simple dream 勘違いな人々

    同僚の先生が例年より少し早めに年賀状を出した。今年は古句を一つあしらって、シックにまとめた。「元日は冥土の旅の一里塚」(一休宗純) プリントゴッコで大量に印刷し、投函したあとになって、最初の言葉が「元日」ではなく「門松」であることを思いだした。 いまさら正誤表をおくるわけにもいかない。人々が年賀状を見ながら、彼の無知をあざ笑うさまを想像して苦しみの年の瀬を過ごした。おかげでずいぶんと寿命が縮んでしまった。皮肉を利かせたつもりの年賀状が人の「冥土の旅」に竿さしたのでは洒落にならない。 大学の教師が三人で、そんな話をしながら呑んでいるうちに、話の赴くところ、言い間違えをして顔から火が出る思いをした経験をそれぞれが告白することになった。 私は「洒落」をずっと「酒落」と書いていた。 レヴィナスの翻訳にまでそう書いてしまって、編集者がゲラに朱をいれて「洒落」と直しているのを見て「こんな変な字がある

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「情けはひとのためならず」とか「時流に竿さす」とかいう表現はだいたいが逆の意味で使われている。「ただより安いものはない」や「後悔あとに立たず」などはもう間違っているんだか正しいんだかよく分からない。"
  • Simple man simple dream

    大学院で「比較文化特殊講義」というものを担当することになったので、いきおいで、学部の専門教育科目講義も「比較文学」にしてしまった。 「比較文学」というのははじめて担当する授業である。はじめて担当するどころか、自分が大学や大学院に在学中にそんな名称の授業を聴講した覚えがない。比較文学会にも入っていないし、そもそも比較文学のを読んだ覚えがない。 大胆である。 大胆であるというよりは無謀である。 私は自分が知っていることを教えるのはあまり好きではない。(もう知っていることだから、人は退屈である。)しかし、自分が知らないことは教えられない。 しかたがないので、自分が「知りたい」と思っていることを教える。勉強しながら泥縄で教えるのである。 この泥縄的教授法はなかなかスリリングである。 ふつうは講義の寸前までその日の分のノートを必死になってつくっている。もっと前から準備すればいいのだろうが、あまり

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「おお、そうだったのか。すべての謎は解けたぞ、むふふ」などとつぶやきながら書いていたのだろうが、しばらくたってしまうと、いったいどういう思考回路でこういうことを考えていたのかが本人にも再現できない。"
  • Simple man simple dream

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "私たちは飽くことなしに同じ旧悪を披露し合い、同じ昔話を蒸し返し、同じジョークで笑う。私の葬式に集まってくる級友たちは、いま同窓会でルーティン化している話柄を、おそらく同じように繰り返すのであろう。"
  • Simple man simple dream

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "こういう意外性が面白いということは私にも分かる。分からないのは、ふだん本業をやっていない「タレント」さんたちが「本業以外の芸」をするヴァラエティなるもののどこに意外性があり、なにが面白いのかである。"
  • 廣松渉

    廣松渉が死んだ。(いつの話だろ) 1970年代に「新左翼運動」に大きな思想的影響を与えた哲学者だと新聞の死亡記事は報じていた。「思想的影響」についてはつまびらかにしないが、廣松が70年代の「ウッド・ビイ・インテリゲンチャ」の少年層に深刻な「文体的影響」を及ぼしたことについては異論の余地がないだろう。 70年代のはじめ頃、青臭い観念の言葉を紡ぐ少年たちにとって、文体上の師匠は誰よりもまず吉隆明であった。 「わたし(たち)」とか「じじつ」とか「さしあたり」とかいうどうでもいいような吉フレージングを少年たちは濫用した。「新左翼」ムーヴメントの総破産の流れの中をよろけながら歩く政治少年の索漠たる心情と吉の言葉遣いはおそらくなじみがよかったのだろう。 そして吉文体固有の「べたつき」に人々がいささかうんざりし始めたころ、廣松文体が出現した。はじめて『世界の共同主観的存在構造』を読んだときの衝撃

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "漢語で武装したあとでなければ「こころの中」は語れやしない、と人々は思い始めていた。「たたかい」とか「おとしまえ」とか「いきざま」とかいう言葉をだらだら遣うことが、きっと恥ずかしくなったのだろう。"
  • 哲学の効用 Simple man simple dream

    知り合いの若い女性から手紙が来た。精神病院でデイケアのヴォランティア活動をしているそうである。手紙によると「一応退院して社会に適応しつつ通院しているひとたち」の話し相手をしているらしい。その人たちの彼女への質問がやたら哲学的であるという。 彼女は学生時代にちょっとだけ哲学をかじってフランス現代思想を卒論に選んだ人なので、そこそこのことは分かるけれど、むずかしい質問には往生するようである。 「哲学はポストモダン以降どこへ行ったのでしょうか。今一番新しい哲学とは?を紹介してほしいと言われるのですが、何がよいでしょう」というご下問である。質問の答えにはならないが、彼女への返信のつもりでこの問いをめぐって少し考えてみたい。 心に病を持っている人々が哲学や宗教につよい関心をよせるというのは私にもよく理解できる。心の病というのは、おおざっぱに言えば「自分はなぜここにいるのか」「自分は誰なのか」といっ

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "分からないのに怖くないのだろうと子供心にじつに不思議であった。長じて分かったのは、「大人」はこういう答えの出ない問いをうまく避けるためのわざを心得ているということだった。その「技法」が哲学である。"
  • Simple man simple dream

    ある予備校の資料によると、はやければ2008年に、「大学入学志望者数」と「大学定員」が同じになる。 これはどういうことかと言うと、その年には「どこそこの大学でなきゃ、やだ」というわがままさえ言わなければ、受験生全員がめでたく大学生になれる、という「大学全入時代」が到来するということである。 大学全入。それがどういう事態を意味するのか、ちょっと考えてみたい。 私が中学生の頃、東京都内のふつうの公立中学校では50人のクラスのうち10人近くが中卒で就職した。私が見ていた「デンスケ劇場」というローカルなコメディでは大宮デンスケという浅草のおじさんが、なにかというと「息子のヨッちゃんが高校へ通っている」ことをご近所に自慢していた。 ということは、たしかに昭和30年代までは、「高校生」には「選良」というプラス価値が多少は残存していたということである。弊衣破帽に高下駄履いて、詩を吟じ、音楽を奏でる「旧制

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ある同年齢集団の何番目あたりにいるかという相対的な「位置」の指標であって、「学力」の指標ではない。同年齢集団全体がレベルダウンした場合、偏差値からは学力の低下という事実は知ることが出来ない。"
  • Simple man simple dream

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "その経験を回避しない。むしろその経験をめざして物語は収斂してゆく。小津は「かえがえのないものが欠如してもなお、ひとはその欠如に耐えてゆくほかない」という事実を無言でつきつけたまま映画を終幕させる。"
  • 民主党政権では日本経済は立ち直れない : 池田信夫 blog

    2009年12月30日16:22 カテゴリ経済 民主党政権では日経済は立ち直れない 政府が「2020年に名目GDP1.4倍に、名目3%、実質2%成長」という目標を掲げた新成長戦略を発表した。目的を掲げただけで実現できるなら、誰も苦労はしない。問題はそれをどうやって実現するかだが、民主党政権では無理だろう。成長率を高める大局的な戦略が示されておらず、環境・健康・観光などの個別産業に補助金を投入する古めかしいターゲティング政策が並んでいるからだ。 記者会見で鳩山首相は、小泉政権が「市場原理主義」だったとして「供給サイドに偏っていた今までの活動を改め、需要を創出していく」との方針を示したそうだが、彼は需要と供給という概念を理解していないようだ。たとえば今度の成長戦略にある「料自給率を50%、木材自給率を50%以上に引き上げ、農林水産物などの輸出額を現在の2.5倍の1兆円にする」という目標は、

    民主党政権では日本経済は立ち直れない : 池田信夫 blog
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "政府が特定の企業を保護する政策は、企業のインセンティブをゆがめ、競争を制限して国内市場を海外から隔離し、結局はその産業をだめにしてしまうのだ。その典型が、政府が手厚く保護した航空・宇宙産業である。"
  • Simple man simple dream

    エドガー・アラン・ポーのあまり知られていない短編に『ヴァルドマアル氏の病症の真相』という作品がある。読み終えたあと、かたづかない気持ちになる不思議な味の恐怖小説である。「世界で一番恐い話」だという人もいる。そのお話をご紹介したい。 催眠術師の「私」は「臨終の人間に催眠術をかけたらどうなるだろう」という疑問を抱いていた。劇症の肺結核に冒され余命いくばくもない友人のヴァルドマアル氏が奇特にも「私」の知的好奇心を満たすべく、臨終に際して氏に催眠術を施術することを許可してくれる。施術は成功し、瀕死の男は臨終の床で眠りにつき、眠ったまま息をひきとる。 ところがそれから数分ののち、ヴァルドマアル氏は「眠り」からさめてしまう。 「深い洞穴から聞こえてくるような」くぐもった声で彼は「さっきまで私は眠っていたが、いまは死んでいる」とうめく。催眠術の眠りのせいで、彼は死の瞬間を逸してしまったのである。 ヴァル

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "しかし、なんと言っても脳死について一番こわいのは「まだ死んでいないのに、死んだことにされて臓器を取られてしまう」という想像である。これはポーがこだわり続けた「生きながら埋葬される恐怖」に匹敵する。"
  • 嘘 Simple man simple dream

    京大の教授が弟子筋の女性研究者をレイプした疑いで講壇を逐われ、そのあと逃げ込んだ禅寺からも追い出され、しかたなく週刊誌や新聞で身の潔白を訴えている。(という事件がありましたね。5年くらい前ですけど) こういう話は質的に「薮の中」なので、被疑者である教授の申し立てと、被害者である女性の申し立てのいずれが真実であるかを裁定することは誰にもできない。けれども全く潔白な人の身にはこういう事件はふつう起こらないということを私たちは経験的に知っている。 芥川の『薮の中』では盗賊と武士(の亡霊)とそのの三人がレイプ殺人事件についてそれぞれに違う真実を語るが、盗賊はやっぱり処刑されてしまう。もしかしたら多襄丸の言うとおり、彼は殺人の主犯ではなく、共犯者に過ぎないのかもしれない。しかし、ふだん悪いことばかりしているので、こういうときに誰も信じてくれないのである。 「狼少年」という寓話の教訓もそこにある。

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "自分の非を認めることのない人がいる。そういう人は、ごり押しすることによって、その場の議論は強引に制圧することができるけれど、勝利の代償に「あの人は自分の非を認めない」という風評を得ることになる。"
  • Simple man simple dream

    少し前の新聞に、天台宗が末寺の住職が不足しているので「小僧さん」を一般から公募するという記事が出ていた。 僧職は多くが世襲である。ご時勢であるから、家業を嗣ぐのをいやがる若者も多い。いきおい無住の末寺が増えて、坊さんたちは一人でいくつもの寺と檀家のめんどうをみることになり、激務で身体がもたない。そこで、ひろく後継者を求め、宗勢の維持に努めることしたというお話である。 読んでいるうちに、今から「坊主」になるのも悪くないという気がしてきた。 考えてみると、西行とか吉田兼好とか熊谷直實とか、古来、人生の辛酸をなめ尽くした中年男が、ふいと出家遁世して坊主になるというパターンは少なくない。さんざん世俗の悪徳にまみれたあとに、頭をまるめて、諸国を流浪しながら歌を詠んだり、ひねもすよしなしごとを書き綴ったり、殺めた美少年の霊を弔って横笛を吹いたりして、すずしく晩節を全うするのは、男としてたいへん正しくも

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "やくざのわき腹に年期の入ったフックを食らわせたり、きかん気のサラブレッドを巧みに疾駆させたりというそれなりの裏技が必要なので、もとが「普通のおじさん」には望むべくもない。その点、「出家」はよい。"
  • Simple man simple dream

    中央教育審議会が、英才には「飛び級」を許して17歳で大学に入れるようにしたらどうかという提言をしたので、先月そのことが少しだけ話題になった。 「少しだけ」しか話題にならなかったのは、大半の人がそれがご人や豚児たちにはどうせ関係ないことだと分かっているからである。しかし、何となく厭な気分のする提言ではある。どうして「厭な気分」になるのかを明らかにしつつ、この問題を考えてみたい。 第15期中教審の答申は「ひとりひとりの能力に応じた教育」を主題にしており、「飛び級」はその目玉の一つである。学校を卒業しないまま上の学校に進学してしまうのが「飛び入学」(これは一部の大学院ではもう実施されているそうである。大学3年から修士課程に進むのである)。同じ学校の中で学年を飛ばすのが「飛び級」。 ある分野に卓越した才能をもった子供をどんどん上の学校に進めてあげれば独創的な学者が輩出するであろういうのが「飛び級

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「だったら能力の高い子供ばかり集めて英才クラスをつくればいいじゃないか」と今思ったあなた。あなたはたぶん心の優しい人なのでしょうが、惜しむらくは子供の頃に「神童」とか「天才児」とか言われた経験がない"
  • Simple man simple dream

    夫婦別姓を実践している夫婦がいる。戸籍上は同姓なのだが、表札には両者それぞれの姓を掲げ、電話も別々に所有し、相手にかかってきた電話には出ない。子供たちに父親、母親それぞれに姓をばらばらにつけている夫婦がある。男児は母の姓、女児は父の姓を名乗っている。同姓になるのがいやなので、婚姻届を出さない「事実婚」を実践している夫婦がいる。出生届の書式が気にわないので、生まれた子供は戸籍がない。就学や予防接種には問題はないのだが「パスポートがとれないのが困る」と親は述べている。 こういうことをするのがいまの「はやり」であるらしい。ジャーナリズムはおずおずと賛意を表明して、自分たちが「開明的」であることを示そうとしているしかし、 しかし、このような「夫婦」、このような「親たち」の思考方法はどこかに倒錯があるように私には思えてならない。 精神の自立を侵犯されたくない、自分の名前で仕事がしたい、自分の領域を

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "自分の領域を家の中で確保したい、家事の負担を不当におしつけられたくない、相手にかかってきた電話にさえ出たくないというような男女がなぜ「結婚」しなくてはならないのか、私にはそれが理解できない。"
  • 「ゼロ年代の音楽」と「初音ミク」 - 想像力はベッドルームと路上から

    最近読んで面白かった音楽を巡るいくつかのテキストで、何人かが同じ現象を別の言葉、別の視点で語っていたので最近考えていたことも含めてつらつらと。 (※以下僕の適当な要約や主観を含むので、この手の話に興味がある皆様におかれましては原典や個々のコンテンツに当たられたし。あとアーティスト名は敬称略。) ひとつは井手口彰典さんの『ネットワーク・ミュージッキング』という。ここでは、楽曲がCDやレコードなど物理的な制限の強い物理メディアから、取得・複製の自由度が高いデジタルデータをネットワークベースで交換する時代となったことを背景に、音楽とリスナーを巡る関係が、「ものを持つこと」に意味を見出す“所有”から、コミュニケーションなど様々な欲求を瞬間的に昇華するために必要なコンテンツを膨大な「リスト」から都度選択する“参照”に移行したと論じられている。 ふたつ目はid:loco2kitさんの昨日のエントリ。

    「ゼロ年代の音楽」と「初音ミク」 - 想像力はベッドルームと路上から
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "新しい感覚を持った世代が新しい方法で自らの音楽を広めようとしているのを見ると、行き詰っているのは音楽“産業”だけで、実のところ音楽を取り巻く環境はより自由かつ豊かになっているように思える。"
  • 一日一善

    今日佐川のおじさん(初対面)から荷物を受け取ったら、愚痴られた。 「このマンションで在宅してたのはお宅だけですよ…。しょうがないから一度車にほかの荷物を全部戻しにいってから、これだけ持ってきたんですけどね」 あー、そうか今日から年末休暇の人が多いから昼間は外出してるんだねえ、おじさんは仕事なのにねぇそりゃやるせないねぇと思ったので、「そうなんですか? お疲れ様です。わたし、朝からこの荷物受け取るの楽しみにしてたんですよー」と返したら「そうやって言ってくれる人がいるなら届けにきた甲斐があるよ!」とニッコリして去っていった。 良いことをした。

    一日一善
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "「そうなんですか? お疲れ様です。わたし、朝からこの荷物受け取るの楽しみにしてたんですよー」と返したら「そうやって言ってくれる人がいるなら届けにきた甲斐があるよ!」とニッコリして去っていった。"
  • はてな

    自動的に移動しない場合はをクリックしてください。

    はてな
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "安全な場所を提供してくれたら そして私にできるどんなことがあるのかを具体的に教えてくれて、協力してくれたら 少なくとも「何かあっても助けてくれる人がいない」という恐ろしさは抱えないで済んだのにと思う"
  • 現場の科学者だけが知っていて門外漢は全く知らない「本当のサイエンス」の醜くも躍動する姿 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 方法】 Accept Defeat: The Neuroscience of Screwing Up - Wired Magazine 某所で紹介されていたWiredの記事なんですが、実に面白い。特にペンジアスとウィルソンについてのストーリーは、かつて「宇宙少年」だった僕にとっては極めて(かつて)身近な話だったこともあり、楽しく読ませてもらいました。 ところで、僕がこの記事を取り上げた理由として文中の真ん中あたりに出てくるfMRI実験についてコメントするためと思った方が多いかもしれませんが、残念ながら僕はそこには全く興味がありません。  この記事には申し訳ないんですが、この手の話についての認知神経科学実験が(現時点での分野のバックグラウンドの程度を鑑みるに

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "30名で実験したのに論文には「15名」と論文に書いて済ませている研究のオンパレードと相成るわけです。これは事実上の不正行為たる「改竄」に当たりますが、平然とやってのける研究者は全く珍しくありません"
  • 採用側の論理 - Footprints

    先日,弁護士会関連の飲み会で,先輩弁護士の方々から聞いたお話。 その輪には,新人である私や,修習生もいたことから,必然的に就職だとか,新制度(ロースクール,新試験,修習の短縮等)の話題になる。 話自体は,これまでに聞いたことがあるものばかりだが,やはり肉声として聞いてみると,認識が厳しいなあと感じる。たとえば, ロースクール出身者は,やっぱり,基礎的な実体法の理解が甘いですよ。聞いてみると,基書を『一応,読んだ』といっている程度みたいじゃないですか。ロースクールの教員も,先端的なことばかり教えようとしすぎですよ。ロースクールが悪い。 私の周りでは,基書を「一応,読んだ」というだけの人はいないし,他方で,「基書を買ったことがないけど合格した」という旧試合格者もいたりするのだが,そのあたりは反証を出し合っても仕方ない。 はっきりいってね,多様な人材っていったって,こっちは別に求めてないの

    採用側の論理 - Footprints
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "キャリア,経験,志向が,どのように事務所に対して貢献できるのかということを論証できないと,相当厳しい目に遭う。こうした風評を変えていくには,やはりわれわれが実績を作っていくしかないんだよなあ,と。"
  • 社員全員が Twitter アカウントを持つというコト « life is so…

    すでに、ちらほら話題になっている “孫さんの Twitter アカウント (@masason) の件”。自らが実名で登場し、(それなりに) フランクにつぶやいている (3 人だけしか Follow していないけど) だけではなく、約 20,000 の社員も Twitter を使うようにさせるという、かなり思い切った動きになりそうだというのは、Twitter 内でもあちらこちらで語られているわけで。 実際、20,000 人の社員が Twitter アカウントを持ち、一斉に情報を発信したら、おそらく (現状の日Twitter ユーザーの規模を考えたら) それなりの波及効果は望めるのかもしれないし、コレに関しては、ちらほらと語られていたりもする。それこそ「広告に代わるモノとして Twitter に期待している」というような感じで。 ただ、おそらくは広告に代わるモノという位置付けでは考えられ

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "加速するか、一気にトーンダウンするかが分かれてくるのではないかと思うわけで。個人的には、誰それ構わず情報を外に出せるような環境を、いたずらに作るというのは、避けた方が良いと思っているのだけれども…。"
  • https://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2009122916273801.html

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "選手たちの名前を呼んであげようと思って実況している。高校生スポーツは特にこのことを意識している。一番避けたいことは背番号だけで実況したり、守備位置だけで処理したりするようなことはしたくない。"
  • 「風が強く吹いている」を読んで思い起こしたこと : ある理系社会人の思考

    今日は仕事納め。色々あって大変でしたが,充実した一年でした。 12月も29日が経過しているというのに,12月になってからの更新がなんと2回!!今日を入れても3回目。当ブログ始まって以来の低調な更新。なかなかサボり気味です。英会話もサボり気味でした。来年はもう少し時間がとれるようになるでしょうか。 こないだ,昔撮っておいた「リーマン予想」の話を見ました。数学の詳しい話はわからないのですが,とても楽しめました。素数の並びに法則があるのか?そのことを証明出来る日がくるのだろうか。とても興味深い内容でした。 ただ,奥さんは「ふーん,って感じやなあ」とのこと。面白さがイマイチ伝わっていない様子。「そこに不思議なことがあると解明したくなる」という発想になじみがないようでした。まあそうなんだろうな,と思うのでした。 「どうして?」という疑問はおそらく多くの子供が持つことです。その対象の数は成長するにつれ

    「風が強く吹いている」を読んで思い起こしたこと : ある理系社会人の思考
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "増加する場合,減少する場合があるようです。いや,言葉を換えると「対象としてとらえる,とらえない」という仕分けをあまりしなくなるのかもしれません。疑問に思うことよりも他にすべきことがある,そんな話です"
  • 筋道を通す - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、じゃあ去年の12月26日はどこにいたでしょうか? タイのクーデター→空港閉鎖という状況を見て年末年始国内にいることに決めた私たちは ホワイトクリスマスを過ごすため札幌に行きました。 すすきのでおいしいお魚をいただいて、26日、札幌駅でエアポートライナーを待っていたとき電話が鳴りました。 「アスペ・エルデの会」の辻井正次先生でした。 例のニキ=浅見同一人物説を唱えている人物がますます過激になっているので 何か手を打たないか、という提案の電話でした。 私の反応といえば「え~まだやってるんですか~」。 そういうおかしな人がいることは聞いていましたが、忙しいし、デマばっかり書いてあるというHPも見ていませんでした。 第一こっちには直接なんにも言ってこないし。陰で騒いでいるだけ。 それに内山登紀夫先生のような立派な主治医がついているのなら、いずれなんとかしてくださるのでは? と思って辻井先生に

    筋道を通す - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "晴れ晴れとした気分でいられるのかもしれません。ここでも潮風に吹かれながら、準備の勉強をしています。経験を仕事の中に生かしていける。そういう仕事をさせてもらっていることを幸せだと思っています。"
  • 浅草の酒屋で「教養」を論じ合う - Mizuno on Marketing

    昨夜は,前の職場の同僚たちとの忘年会。年に数回こういう機会があるが,いつも刺激を受ける。ひとつは,国際レベルでの研究競争を戦う彼らと話すことで,衰弱しつつある自分の気持ちを奮い立たせることができる点(その効果の持続性に問題があるわけだが・・・)。もう一つは,ユニークな教育上の工夫を学べることだ。少なくとも後者は,ぼくにも真似ができるはずだ(やる気さえあればの話だが)。 そんな会話(酔話)のなかで,大学で学生にいかに「教養」を教えるか,という話題になった。教養とは何か,それはどうやったら教えられるのか,そもそも誰がそれを教えることができるのか,それを教える意味があるのか,などなど議論すべきことは多い。しかし,それらを適当にスキップできるのが「酔ったうえでの勢い」の効用だ。ただ,翌日になっても「教養」をどう教えるかが少し気になっている。 教養を教えるというのは,古今東西の哲学,物理学や生物学か

    浅草の酒屋で「教養」を論じ合う - Mizuno on Marketing
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "物理学や生物学から文学や芸術,ファッションの話題までを語ることだろうか。いま「ふつうの」学生たちに教えるべき「教養」とは,そういうことなのだろうか。そもそも「ふつうの」教師にそんなことができるのか。"
  • 大学教授の給料は高すぎる? - Mizuno on Marketing

    弁護士・小倉秀夫氏のブログla_causetteで気になるエントリが続いている: 「補助金漬けの産業」・・・私立学校振興助成法に基づく私立大学への補助金は、平成20年度で約3200億円です。平成20年度の大学の教員数は講師、助教、助手をひっくるめて、約9万7000人です。従って、教員一人あたり約340万円程度の補助金を国は大学の教員につぎ込んでいるということになります。 介護ビジネスだって、一人あたり340万円もの補助金が設定されれば、もう少し担い手が増えるような気がします。 「税金で350万円も年収を嵩上げしてあげる必要はあるのか」・・・現在、大学教授の平均年収が約1100万円、准教授の平均年収が約900万円ですから、教員一人あたりの補助金約350万円をここから差し引いても教授で平均750万円、准教授で平均550万円くらいになります。・・・補助金なんかなくったって、学者たちが上から目線で

    大学教授の給料は高すぎる? - Mizuno on Marketing
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "甘んじて研究している。そこで得られた成果が,国家や産業の競争力の源泉になっているのだ。そんなこともわからんとは・・・という主張だが,特に最後の部分が説得的であるためには「科学的」検証を要する。"
  • 上中島の一期一会

    超問題がある

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "始めに予測できるリスクや要件を全て洗い出すのが苦手。後から追加追加で、要件が拡大し、始めに線引きした工数とは大きくかけ離れる。これは民間企業だけに限ったことだけでなく、公共事業などでも同じだ。"
  • それって少し考えればわかるだろ - おやじまんのだめだこりゃ日記

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "○○部のAは休みで、○○部は会議を欠席するって言ったのはアナタだから。それなのにああそれなのにそれなのに、○○部のBが会議に出席しているかも・・・と考えることが出来るアナタの思考が素敵過ぎて泣ける。"
  • 岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ:ロングテールは幻想なのか?

    ダイエットブログの方にも書いたんだけどね、来月文藝春秋から出る文庫がおかしな事になっている。 「レコーディング・ダイエット決定版」という書き下ろしと、もう一冊の「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」という書き込み式の手帳。 この手帳の定価が190円という安すぎる価格なので、オンライン書店から「取り扱ってもらえない」という事態が起きているらしい。 amazonで予約した人は、まだ発売前なのに「amazonから予約キャンセルのお知らせが来た」とtwitterで報告してくれた。 この事態に対して、ダイエットブログの方では「定価が安すぎて、amazonなどオンライン書店では売っても利益が出ない。だから取り扱えないからだ」と説明をしている。 amazonプレミアムの会員には通販無料にしなくちゃいけない。その最低価格が400円だ、という話を聞いたこともある。 さて、ここからが今日の題。 別に僕

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "当たり前になっている現在、実は「よく売れて儲かる商品」を優遇し、「あまり売れない商品」「利益の薄い商品」を冷遇したり、存在をもみ消したりするようなやり方が徐々に浸透しつつあるんじゃないか?"
  • 東洋経済オンライン

    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

    東洋経済オンライン
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "楽しくなりました。他人からの評価は関係ありません。他人の評価はたくさんある中の一面にすぎませんから。自分がいかに満足感を得るかが大事なのです。そうしないと何のために仕事をしているかわからなくなる。"
  • 1,2,3,4,5,6

    北山の茶室住宅に住んでいた頃、週末にはよく七輪パーティをした。 炭を起こすのも、手慣れたものだった。茶道部で教えてもらった通りに、コンロで炭を起こして、炭が半分ぐらいまで赤くなったら台十能に載せて七輪まで運ぶ。で、七輪に自転車の空気入れで空気を入れるとすごく早く火がついた。 七輪の素晴らしいところは、何を焼いてもおいしくて、失敗しないところ。お肉やお魚、野菜、なんでも焼いた。焼く材は必ずしも高い物である必要は無くて、シシャモ(という名で売っているカラフトシシャモ)とかオクラとか安い物もおいしかった。オクラの炭火焼は当に意外な程おいしくて、塩をかけて焼いたあと、絞ったすだちをかけてべるのだ。焼きおにぎりもおいしかったな。紅茶の葉っぱを使って燻製もやってみたけど、おいしかったなー。 人が遊びに来た時にもよく七輪パーティをしたけれど、オットと二人でチマチマとよくやった。晴れた日には月夜を愛

    1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "あ-、こうやって書いていると、だんだん北山の茶室住宅に帰りたくなってきた。まだ空き家なんだろうか?茶室住宅に住んでいたのはほんの一瞬だったのに、今の生活の方がいまだに仮の宿りな気がしてならない。"
  • 母親をひいて見る - 1,2,3,4,5,6

    母親に直接言ったことはないが、私は秘かに母のことを自慢に思っている。彼女の人生は、当に山あり谷ありの波乱万丈な人生だった。いろんな不幸な出来事が起きても、持ち前のバイタリティで乗り越えて、何とか元気でやっている。私だったらできへん、あんなこと。今思い返すと母は苦労したと思うのだけど、私はあまり苦労した覚えがない。それだけ、母は苦労したということなんだと思う。 それに、彼女は40歳を過ぎてから外で働きだしたにも関わらず、かなり難しい資格試験をほとんど一発で合格し、今も現役で、職場の人たちに頼りにされているときく。今、就職で足踏みをしている娘からすると、母は偉いなぁと素直に思うわけである。 ああ、それなのに、それなのに。最近、母親と話していると、「え?」と驚くようなことを言うことがある。 先日、ある人はO型なのだが、他の家族は全員A型だったので、子どもの頃、兄弟から「一人だけ違うから川から拾

    母親をひいて見る - 1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "どうも論理性にかける、とか、少し常識的ではないと感じることが多々ある。子どもの頃は、母親って万能なように感じていたけれど、大人になって少しひいてみると、母って少し変わった人だなぁと思ったりする。"
  • 何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 4/4 ―社会と自分をつなぐ窓について― - 1,2,3,4,5,6

    失業したら、ハローワークに行きなさいと言われる。私も失業者だった期間に、何回も足を運んだことがある。行った経験からすると、ハローワークって、行くたびにエネルギーが削がれていくような気がする。なぜなら自分ができそうな仕事がない。正確に言うと、自分ができそうな仕事はめちゃめちゃ給料が安いし、単純作業ばかりで、あんまりやりたくない。わがままだとは思うけれど、私は、ハローワークに行くたびに、自分が社会に必要とされていないような気持ちに陥っていったし、もし、ハローワークで紹介してもらった仕事をとりあえずしていたとしたら、今頃もっと自分に自信のない人間になっている気がする(すみません、わがままで。しかも偉そうで。どの仕事も大事な仕事だとは思うんですけど)。 最近は細やかなマッチングも行われているとも聞くが、ハローワークを人と仕事をつなぐ窓口として機能させるのは、少し難しい感じがした。職種が多様化しすぎ

    何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 4/4 ―社会と自分をつなぐ窓について― - 1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ギャップが大きい場合には再教育を行ったり、そういう、どう考えても労力と時間がかかりすぎることをしないといけない。それに多額の税金をつぎ込むことに、世の中の同意はまだとれていない気がする。"
  • 何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 3/4 ―仕事をする意味とか― - 1,2,3,4,5,6

    私の職歴には、1年間穴があいている。 結婚直後、仕事もせず、大学にも行っていなくて、1年ほど家で過ごしていた。 それまでコンサルタントで3年間ひたすら働いていたので、最初の1,2か月は、お休みというだけで楽しくて、掃除を丹念にやったり、手の込んだ料理を作ったりして、のんびり過ごしていた。でも、その楽しい期間が過ぎたら、終わらない夏休みが始まってしまって、何をしたらよいのか分からなくなってしまった。その時は、自分が社会のどことも繋がっていない感じがして、ただただ辛かった。このまま私は社会に必要とされないまま、死んでいくんじゃないかって。将来のことを悲観して、新婚だったのに、よく泣いていた。オットがおいしいご飯を作ってくれて、泣いたりしていた。オットは何でもできるのに、私は仕事もしてないし、おいしいご飯も作れない無力な人間なんだって(今だったら、もっと作って!って言えるのに)。当にやばす。超

    何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 3/4 ―仕事をする意味とか― - 1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ただただ辛かった。このまま私は社会に必要とされないまま、死んでいくんじゃないかって。将来のことを悲観して、新婚だったのに、よく泣いていた。オットがおいしいご飯を作ってくれて、泣いたりしていた。"
  • 何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 2/4 - 共同生活について- - 1,2,3,4,5,6

    (昨日の続きです) 結婚している人間がこういうことを書くのは変だとは思うんだけど、結婚以外に、もっと人と人の助け合いの形がいろいろあってもいいと思うんだ。少し前に勝間和代さんが35歳までに結婚すべきと いうのを書いて話題になっていたけれど、結婚以外に他者とつながりを結ぶ方法の選択肢がないところが閉そく感を増やしている部分もあると思う。だって、結 婚するには、1対1の関係を成就させて維持しないといけない。いい人だなぁと思っても、結婚するには、いろいろな条件がそろわないといけないわけで、それ は、なかなかハードル高くないか? こういうことを思ってしまうのは、私がモテナイさん人生をずっと歩んできて、ネガティヴな考え方をするせいなのか? 今、問題だといわれていることのいくつかは、人とのつながりが欠けているせいで、なおさら深刻化していると思う。援助が必要な人ほど情報も持って いないし、支援も受けれな

    何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 2/4 - 共同生活について- - 1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "いろいろな条件がそろわないといけないわけで、それ は、なかなかハードル高くないか? こういうことを思ってしまうのは、私がモテナイさん人生をずっと歩んできて、ネガティヴな考え方をするせいなのか? "
  • 何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 1/4 -誰かと一緒に住むことについて- - 1,2,3,4,5,6

    独身の頃、 「が行方不明*」という映画の主人公が羨ましかった。が行方不明になったことを契機に、主人公の女の子とご近所さんづきあいが始まっていくという話で、話自体も面白かったのだけど、主人公のルームメイトがゲイの男の子という設定にすごく心惹かれた。その頃、私は一人暮らしがさびしくて仕方がなくて、家族が欲しかった。でも、実家は、いろいろと束縛されるし職場からも遠かったので帰る気には到底なれなかった。恋愛というのはなかなか難しいものだと思っていた時期で、恋人と住むといろいろドロドロしてしまってややこしい、女の子のお友達だと気をつかいすぎて嫌だなぁ、ゲイの男の子ならはじめから恋愛関係にならないし、サラッと付き合えそうだなと思ったのだ。防犯面からも男の子と一緒に住んでいると何かと安心だし。(でも、ゲイの男の子が彼氏を連れ込むのはちょっと嫌だ。そういうのは「外で」というルールにしたい。) その後、

    何かが欠けている不完全な自分が他者とつながるには 1/4 -誰かと一緒に住むことについて- - 1,2,3,4,5,6
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "ついつい人の行為にあれこれ言いたくなったり、束縛したくなったり、よくわからない気持ちをぶつけたりしてしまう。それに、何かあると心身が弱る。彼から見ると、私は何だか面倒くさい人間なんだろうなぁ。"
  • クラシックという音楽ジャンルの強みは、「設計」の良さが保証されていること - モジログ

    クラシックという音楽ジャンルがいい点のひとつは、「ハズレ」の作品にあたることが少ないことだ。 私がこれまでに買ったクラシックCDはおそらく数百枚くらいで、クラシック以外のCDはその10倍くらい買っていると思うが、クラシックCDで「これはクソだ」と思わされたことはほとんどない気がする。 大半のクラシックCDは、まさに「クラシック」である大作曲家の定番曲を演奏しているので、少なくとも曲自体はいい。もちろん好みはあるにしても、曲自体の完成度が保証されているわけだ。 ソフトウェアふうに言うと、「楽譜という設計」と「演奏という実装」が分離していて、そのうち「楽譜という設計」の部分の完成度が保証されている。だからこそ「クラシック」なわけだ。 そして特にオペラの場合は、1人の作曲家について多くても10作品くらいしかないようで、演奏する側も通しで全曲演奏するとなると、とんでもなく大がかりなものになる(時間

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "好みはあるにしても、曲自体の完成度が保証されているわけだ。ソフトウェアふうに言うと、「楽譜という設計」と「演奏という実装」が分離していて、そのうち「楽譜という設計」の部分の完成度が保証されている。"
  • ジョン・K・ガルブレイス 「文明の衝突は起きない」 | ダイヤモンド アーカイブズ | ダイヤモンド・オンライン

    無料会員登録について 無料会員登録をすると、会員限定の記事を読むことができるほか、新着記事をお知らせするメールマガジン配信、携帯電話での新着記事チェックをはじめ、会員限定の特典をご利用になれます。ぜひご登録をお願いします。

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "深刻に考えていない 細かい点を挙げればきリはないが、現代の経済はどこも同じである。今日の混合経済が一元的性格を持っていることはだれも否定できない。それは違いをあげつらうより、はるかに重要なことだ。"
  • http://diamond.jp/series/d_archives/10001/?page=4

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "産業を保護する施策を行っても驚くには当たらない。われわれの歴史的経験と軌を一にしている。歴史的経験はまた、そうした保護措置は一時的なものであって、やがて軽減されるか消滅するということも教えている。"
  • http://diamond.jp/series/d_archives/10001/?page=3

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "しかし全体として見ると、貿易紛争の当事者と、それを報道する人たちが事を必要以上に荒立てている。これらの紛争はいかにももっともらしくお膳立てされ、そしてたちまち消えてなくなるというのは驚くほかはない。"
  • ジョン・K・ガルブレイス「文明の衝突は起きない」

    ルーズベルトやケネディら米国の歴代民主党大統領に仕え、終戦直後は日統治の顧問も務めた経済学の巨人ジョン・ガルブレイス(2006年没)。1994年のインタビューでは、当時話題となっていた「文明の衝突」論(ハンチントン論文)や日米貿易摩擦の宿命論に噛みつき、「頭を冷やせ」といさめた。(ダイヤモンド社「グローバルビジネス」1994年8月15日号掲載) 経済的利益が勝る ―サムエル・ハンチントンによると、ポスト冷戦時代の世界の対立は異なる文明間、例えば、西洋対イスラム、西洋対儒教文化というかたちで起きると予測している。こういう見方にあなたに賛成か。 ジョン・ケネス・ガルブレイス (John Kenneth Galbraith、1908年10月15日~2006年4月29日) ルーズベルト、トルーマン、ケネディ、ジョンソンら米国の歴代民主党政権に仕えた、20世紀を代表する経済学者。その偉大な業績に加

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "日米関係がこれほど目覚ましい改善を見せるとは思わなかった。日本は明らかに異なる文化、異なる文明を持つ国である。しかしそれは、1世代という短期間のうちに対日関係を飛躍的に改善させる妨げにならなかった。"
  • ジョン・K・ガルブレイス「文明の衝突は起きない」

    ルーズベルトやケネディら米国の歴代民主党大統領に仕え、終戦直後は日統治の顧問も務めた経済学の巨人ジョン・ガルブレイス(2006年没)。1994年のインタビューでは、当時話題となっていた「文明の衝突」論(ハンチントン論文)や日米貿易摩擦の宿命論に噛みつき、「頭を冷やせ」といさめた。(ダイヤモンド社「グローバルビジネス」1994年8月15日号掲載) 経済的利益が勝る ―サムエル・ハンチントンによると、ポスト冷戦時代の世界の対立は異なる文明間、例えば、西洋対イスラム、西洋対儒教文化というかたちで起きると予測している。こういう見方にあなたに賛成か。 ジョン・ケネス・ガルブレイス (John Kenneth Galbraith、1908年10月15日~2006年4月29日) ルーズベルト、トルーマン、ケネディ、ジョンソンら米国の歴代民主党政権に仕えた、20世紀を代表する経済学者。その偉大な業績に加

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "経済優位論を過小評価している。現代の生活においては、どの国も地域も、経済的繁栄の追求が大きな既成事実となっている。今日の世界を左右しているのは、文明間の違いというより経済的繁栄の追求なのだ。"
  • なぜ今になってようやく「Twitter疲れ」が話題になるのか? - Cube Lilac

    ある女の「twitter疲れ」(増田風) - 荻上式BLOG 企業法務マンサバイバル : 「twitterはゆるいつながり」は、とんでもない間違いでありました この辺りを眺めながら、ふと「なぜ Twitter 疲れが話題になるのにこんなに時間を要したのだろう?」と疑問に思いました。 【起】「Twitter依存症なんです」―コミュニケーションサイトで人生が変わった27歳女性 【承】 Web2.0時代の“脆弱性”――ヌイッターはなぜ広まったか 【転】「Twitter疲れ」を心理学から考える 【そして伝説へ】「Twitter言い逃げ」ってダメなの? Twitterはmixiの影を踏むか? - べにぢょのらぶこーる 上記は、当時 mixi で問題になっていた事を Twitter に当てはめたネタ記事 (2007/04/18) だったのですが、個人的には数ヶ月くらい後には上記のような問題提起を行う記

    なぜ今になってようやく「Twitter疲れ」が話題になるのか? - Cube Lilac
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "関係を断つのはなかなか難しいですし,自分の趣味・趣向を見せてしまうと付き合いづらくなる「顔見知り」も存在します.「顔見知り」との交流も大切な事ですが,その交流範囲はある程度絞っておいた方が無難です."
  • 日本が危ない ドブ板と駅頭の挨拶だけで当選する「衆愚」コラム【政権交代特集】 | JBpress (ジェイビープレス)

    今回の総選挙はいつもとは少し違っていた。2009年8月30日の投票当日、午後5時頃から江戸川区選挙管理委員会事務局の電話が鳴りっぱなしで、内容は「これから投票に行きたいが、投票券が無いが、どうしたら良いか?」「どこへ行ったら良いのか?」と言う初歩的な質問は、皆若い人で、恐らく初めて投票する人だった。 マスコミの予想通り民主党が大勝した。自民党の菅義偉(すが・よしひで)氏がテレビで「自民党の賞味期限は小泉政権の前に終わっていたのかもしれない」と話していたのが印象的だった。無策で、まともな指導者のいない自民党の敗北は当然だったが、民主党の勝利は、敵失で得たものであった。 劣化した日政治 何故日政治がこのように劣化したのか? 在京米国人のある政治ジャーナリストは「日政治は場当たり的になっています。国民は皆、毎日、真面目に自己責任を果たしているのに、政治家は財政や税制がおかしいから何も

    日本が危ない ドブ板と駅頭の挨拶だけで当選する「衆愚」コラム【政権交代特集】 | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "日本は『政権交代』を唱えるだけで、ドブ板選挙で大勝出来るような極めて貧しい政治文化の国に堕ちたようだ。小選挙区制のために、皆政治家のスケールが小さくなり、駅頭でお辞儀と握手をしていれば当選出来る"
  • 堀江貴文『民主党はデフレを促進している。』

    堀江貴文オフィシャルブログ「六木で働いていた元社長のアメブロ」 一般的には、ホリエモンとか堀江とか呼ばれています。コメントはリアルタイムには反映されません。私にコンタクトを取りたいときは、info@takapon-jp.comへメールでご相談ください。 鉄道“減速”無料化の逆風 対抗策に妙案なし 高速道路の無料化というマニフェスト公約に基づき、予算規模の縮小と戦いながらも無料化に向けて突き進む民主党政権。はっきりいって地球温暖化対策でCO2を25%削減などという公約とも矛盾する政策であるが、これはつまり、デフレを政府が促進していることそのものではないのか? 完全民営化したJR各社の収益が減るとどうなるのか?取るべき法人税が減るだけだ。またリストラなどをしなければいけなくなるかもしれない。そうすれば所得税も減る。そして失業者も増える。悪循環だ。それだけではない。例えばJR東海が自己資金での

    堀江貴文『民主党はデフレを促進している。』
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "自分で自分の首を絞めているんだ。そりゃ、短期的には高速道路料金が無料になったら渋滞してても庶民は喜び、民主党の支持率は上がるかもしれんが、そりゃ10年先をみたらお先真っ暗だ。"
  • 眠りから覚めた民主主義 - 池田信夫

    このコラムも、今日が今年の最後になる。1月に「アゴラ」ベータ版がスタートしてから、ちょうど1年。最初は試行錯誤で始めたのだが、最近は1日1万3~4000人の読者があり、月間100万ページビューに達する。これはオピニオンを発表する媒体としては、数万部しか発行されない「論壇誌」をはるかにしのいでいる。今年アクセスの多かった記事をはてなブックマークのデータでランキングすると、 それでもあなたは生保に入りますか? 11/1 オーストラリアにおける「不都合な真実」の悲惨な結末 5/25 大学生は勉強しなくていいのか 11/6 目に余るNTTグループの独占回帰への試み 4/7 株価が予言する民主党政権の未来 12/3 日ITの国際競争力 11/19 「地域間格差」はもっと拡大すべきだ 9/21 日は「変な国」になってゆく 8/7 日米関係は当に壊れるかも 12/14 「ユニクロ悪玉論」の病理 1

    眠りから覚めた民主主義 - 池田信夫
    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "政策が通用するのは、相手が政策をもたない自民党しかなかったからだ。日本の民主主義は60年以上の眠りから覚めたばかりだから、それが成熟するには専門家が政治家を教育し、古い発想をたたき直す必要がある。"
  • 博士の価値,か・・・

    最近すっかりTwitterにハマってしまい,ブログを書く頻度が大幅に減ってしまいました.しかし,やはり誰かがつぶやいていたのですが,Twitterで誰とでも気軽にコミュニケーションができるようになったからこそ,アーカイブとしてのブログの存在はますます重要になっていきます.というわけで,今日はTwitter上であった議論を一つ紹介したいと思います. 事の発端は,嫌煙について何人かの人が話していたときでした.当初はごくありふれた議論が進んでいたのですが,化学リスクの専門家を自称するNPOの代表が加わってから,議論がおかしくなっていきました.彼は極端な嫌煙論者のようで,“化学”・“生理学”・“薬理学”などの観点からタバコのリスクについてヒステリックとも思える主張を展開していました. プロフィールによれば,彼は化学物質の毒性評価に関する研究によって博士(農学)の学位を取得しているようです.要するに

    kodaif
    kodaif 2009/12/30
    "何なのだろうと思います.彼はやや特殊な例かも知れませんが,現場で「使えない」と言われている博士の多くは,彼のように能力に偏り・問題があるが博士号を盾に威張っているという例が,多いのではないでしょうか"