大きな広がりを見せる学際的研究ネットワーク:VIVO 2013年8月14日から16日までの3日間,VIVOカンファレンス2013が米国ミズーリ州セントルイスで開催された。今年の基調講演は,日本でもオープンガバメントの提唱者として名高いノヴェック(Beth S.Noveck)博士,PLoSのアドボカシーディレクターであるネイロン(Cameron Neylon)博士らが務め,学術研究の環境やそのプラットフォームがオープンであることの意義を確認し3日間の幕が開けた。カンファレンスには,共同研究,研究情報ネットワークに関わる研究者,図書館関係者,研究情報管理者,研究助成団体職員などの多岐にわたる関係者が参加し,講演やワークショップ,パネルディスカッションそしてポスターセッションにおいて,次世代の共同研究とネットワークについて活発な議論を繰り広げた。 VIVOとは,研究者に関するさまざまな情報をその