博報堂マーケティングシステムズ(HMS)は、慶應義塾大学 経済学部・大学院経済学研究科 星野崇宏教授を技術顧問に迎え、行動経済学の知見を活用した、コミュニケーションシナリオ設計~制作~効果検証までをワンストップで提供する「デジタルナッジ™」を開発したことを発表した。 昨今、デジタル上のサービス設計、UI/UX設計、コンテンツ企画、CRMなどでデータを活用した改善アプローチが一般的となってきている。しかし、一定の成果は認められるものの改善が頭打ちになってしまう、ユーザーが思う通りに動かずに狙った効果を得られないなど、様々な問題が散見されているという。その要因として、データだけに捕らわれてしまい生活者に対する真の理解が進んでいないことが挙げられている。 HMSが今回開発した「デジタルナッジ」は、行動経済学の知見である、本来ヒトが無意識的に持っている心理や行動の特性を活用し、生活者のデジタル上で