塩尻市立図書館で3Dプリンター利用をスタート 塩尻市立図書館(長野県)は,2015年7月,3Dプリンターを導入した。夏休みを前に,館内の児童コーナーで3Dプリントのデモンストレーションをスタートさせ,併せて最初の事業として,夏休みに合わせた子ども向け講座「今年の夏休み工作は3Dプリンターでミニカーを作ろう」を開催した。 デモンストレーションでは,夏休みに入って親と一緒に図書館に来る子どもたちが増える中,親子で立ち止まってその動きに見入り,子どもに説明をしている親の姿が印象的であった。 講座は,ミニカーの車体作成を3Dプリンターで行うもので,1日目にパソコンで車体データを各自が加工し,1週間後の2日目に3Dプリンターで打ち出された車体と動力部を組み立て,当館が事前に3Dプリンターで作成しておいたコースを走らせた。1講座10名を定員に,2講座を募集して,いずれも早々に定員に達した。3Dプリンタ