月刊WiLLといえば保守系雑誌と知られるものの、掲載されている内容の不正確さや一方的主張などから当ブログでは(別冊なども含めて)何度か批判してきた。その最新号に興味深いものが掲載された。 月刊WiLL:2011年3月号 いかにも怪しげなタイトルだ。幹部といっても意味は幾つかある。海上保安庁という組織の幹部なのか、どこかの巡視船などの幹部なのか・・・それこそ海上保安大を出ればその時点で「幹部」ではあるのだ(これは自衛隊の幹部候補生学校でも同様に言えることだが)。 ところが、目を通してみると、期待に反して(?)そこまで不自然な内容ではなかった。逆に言えば目新しい情報は無かったということでもあるが。そうは言っても、幾つか興味深い内容があったので見ていきたい。 海上保安庁 怒りと涙の幹部座談会 司会側から微増となった23年度予算案について話を振られる。覆面幹部とされる一人は、微増とはいえ少