先日まで開かれていた武雄市議会の議事録を読んでいてちょっと気になることがあった。 借金あるいはそれに類する言葉が一般質問の行われた三日間にわたって市長の答弁中に十五度出てきていることだ。自治体の抱える借金についての答弁であれば何も思わないんだけど借金とは何の関係のない質問に対する答弁でも執拗にふれられている。 議会で、議員とはいえ個人の借金問題(しかも真偽不明)を一般質問で取り上げるのはどうかと思う。その上、それに対する個人攻撃とも取れる市長の答弁もひどいし、その後繰り返される何の関係のない質問に対する答弁の中でも執拗に繰り返される悪質さは、先ごろ話題になった都議会の野次問題よりも陰湿なもので問題視されるべきレベルのものだろう。 以下時系列で並べてみる 6月10日 山口昌宏議員「自分(山口議員)のところに、「ある議員さんにお金を貸しているがなかなか返してくれないのでどうにかしてくれないか」