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ブックマーク / www.afpbb.com (84)

  • スペインの洞窟芸術、描いたのはネアンデルタール人 研究で裏付け

    スペイン南部アルダレスの洞窟で、一部が彩色されている鍾乳石の全体像とクローズアップ(2021年7月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / UNIVERSITY OF BARCELONA / ICREA 【8月3日 AFP】6万年以上前にスペインの洞窟にある鍾乳石(石筍、せきじゅん)に彩色を施していたのは、旧人類のネアンデルタール人で間違いないとする研究論文が2日、発表された。ネアンデルタール人は長年、粗野で野蛮だったと考えられてきた。 スペイン・アルダレス洞窟(Cueva de Ardales)の鍾乳石で発見された赤褐色の色素は、現生人類(ホモ・サピエンス)の絶滅した近縁種のネアンデルタール人が塗布したものだとする研究論文が2018年に発表されて以来、この問題は先史考古学界で論争を呼んできた。 年代測定によると、この「芸術作品」は少なくとも6万4800年前のもので、現生人類が欧州大陸に

    スペインの洞窟芸術、描いたのはネアンデルタール人 研究で裏付け
  • 三星堆遺跡で新たに六つの祭祀坑発見 黄金仮面など500点以上出土

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【3月22日 Xinhua News】中国国家文物局は20日、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で、長江上流域文明の中心とされる同省広漢市(Guanghan)の三星堆(さんせいたい、Sanxingdui)遺跡で重要な発見があったと発表した。3千年余り前に四川省一帯で栄えた古蜀国の祭祀(さいし)坑6基が新たに見つかり、黄金仮面、青銅の人物像や酒器、玉製礼器、絹、象牙などの遺物500点以上が出土した。 同遺跡は成都平原の北部に位置する。分布面積は約12平方キロメートルで、中心区域の三星堆古城の面積は約3・6平方キロメートル。中国西南地区で最も規模が大きく、最も長く栄え、最も豊かな文化を持つ古城であり、古国であり、古蜀文明の遺跡とされる。

    三星堆遺跡で新たに六つの祭祀坑発見 黄金仮面など500点以上出土
  • イスラム教徒が破壊したヒンズー教寺院、公費で再建へ パキスタン

    パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルから南東に約100キロ離れたカラク地区で、イスラム教徒に破壊されたヒンズー教寺院(2020年12月31日撮影)。(c)Abdul MAJEED / AFP 【1月2日 AFP】パキスタンで、イスラム教徒に破壊されたヒンズー教寺院が州政府の公金で再建されることになった。州の情報相が1日、明らかにした。 昨年12月30日、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakthunkhwa)州の州都ペシャワル(Peshawar)から南東に約100キロ離れたカラク(Karak)地区にある辺境の村で、約1500人のイスラム教徒がヒンズー教寺院を襲撃し、大型のハンマーで壁をたたき壊して放火。イスラム教徒らはそれ以前から、ヒンズー教団体が所有する寺院に隣接した建物の改修に抗議していた。 同州の情報相、カムラン・バンガシュ(Kamran

    イスラム教徒が破壊したヒンズー教寺院、公費で再建へ パキスタン
  • 「最もわいせつ」な絵画、ついにモデル判明 クールベ作「世界の起源」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

    仏画家ギュスターブ・クールベの作品「世界の起源」を基にしたドローイング(2013年2月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PATRICK KOVARIK 【9月26日 AFP】美術史上、最大級の謎がついに解き明かされたようだ。フランスの写実主義の画家ギュスターブ・クールベ(Gustave Courbet)が1866年に制作した「世界の起源(The Origin of the World)」。女性の下腹部を描いたこの作品は19世紀で最もわいせつな絵画ともいわれるが、このほど専門家によってモデルの身元がほぼ確実に特定された。 研究者たちは長年にわたり、モデルはクールベの愛人だったアイルランド人モデル、ジョアンナ・ヒファーナン(Joanna Hiffernan)だと考えてきた。ヒファーナンはクールベの友人の米国人画家ジェームズ・ホイッスラー(James Whistler)とも恋愛

    「最もわいせつ」な絵画、ついにモデル判明 クールベ作「世界の起源」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 宋代の文学者、蘇軾の真跡が香港で公開 日本で発見、推定56億円

    【9月4日 CNS】中国宋代の文学者の蘇軾(Su Shi)直筆の作品「木石図」が8月30日、香港の競売大手クリスティーズ(Christie's)で公開された。 この作品は日に流出していたが、クリスティーズの専門家が2018年に偶然に日で発見。鑑定の結果、蘇軾人によるものと認定された。その価値は、約4億香港ドル(約56億円)になるとみられている。(c)CNS/JCM/AFPBB News

    宋代の文学者、蘇軾の真跡が香港で公開 日本で発見、推定56億円
  • チャウシェスク元大統領の豪邸、初の一般公開 ルーマニア

    ルーマニアの首都ブカレストにあるニコラエ・チャウシェスク元大統領の豪邸の内部(2016年3月12日撮影)。(c)AFP/DAVID MUNTEAN 【3月13日 AFP】(訂正)共産主義体制下のルーマニアの独裁者で、後に処刑されたニコラエ・チャウシェスク(Nicolae Ceausescu)元大統領の豪邸が12日、政権崩壊から約26年を経て初めて一般公開された。 1965年から強権体制を敷いたチャウシェスクは89年12月の騒乱が引き金となって失脚。その数日後、ジェノサイド(大量虐殺)の罪で有罪となり、のエレナ(Elena Ceausescu)とともに銃殺刑に処せられた。 今回公開された豪邸「プリマベリイ・パレス(Primaverii Palace)」は首都ブカレスト(Bucharest)の高級住宅街にあり、64~65年にチャウシェスク夫の指示通りに建てられた。80部屋あり、至るところに

    チャウシェスク元大統領の豪邸、初の一般公開 ルーマニア
  • 「プレミアでは毎試合10億ユーロが動く」―専門家が明かすサッカー賭博の実情

    インド中央捜査局(CBI)が開催した国際会議で演説する国際スポーツ安全センターのクリス・イートン氏(2013年11月12日撮影)。(c)AFP/Prakash SINGH 【9月17日 AFP】スポーツの品位を守るための監視団体「国際スポーツ安全センター(ICSS)」のセンター長が16日、AFPのインタビューに応じ、イングランド・プレミアリーグでは、毎試合10億ユーロもの賭け金が投じられ、しかもその大半が違法賭博だと明かした。 カタールに拠点を置くICSSの責任者、クリス・イートン(Chris Eaton)氏は、プレミアリーグでは対戦カードに関係なく、多額の賭け金が試合に投じられると語っている。 「プレミアの試合では、各試合に最大で10億ユーロが投じられる。賭博と無縁でいられる試合は存在しない」 イートン氏の見積もりによれば、各試合に投じられる賭け金のうち、最大で80パーセントが違法賭博に

    「プレミアでは毎試合10億ユーロが動く」―専門家が明かすサッカー賭博の実情
  • 伊ローマ地下聖堂の化粧しっくい、修復作業が進行中

    イタリア・ローマのポルタ・マッジョーレ地下聖堂を飾る化粧しっくい(2015年4月24日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【4月27日 AFP】1915年の鉄道建設工事の際に、イタリア・ローマ(Rome)のポルタ・マッジョーレ(Porta Maggiore)の地下で、ピタゴラス学派(Pythagorean)と新ピタゴラス学派(Neopythagorean)の地下聖堂が発見された。このポルタ・マッジョーレ地下聖堂(Basilica Porta Maggiore)により、さまざまな神話の場面、紀元前1世紀頃の未解明の慣行などが明らかになっている。 この地下9メートルにある聖堂は、もともと地下7メートルにあった。現在進行中の構造の安定性、水浸潤、生物学的汚染に配慮した、時間と細心の注意を要する修復作業が完了次第、一般公開されることになっている。(c)AFP

    伊ローマ地下聖堂の化粧しっくい、修復作業が進行中
  • 皮膜の「翼」持つ新種恐竜、中国で化石 結論に疑問の声も

    新たに発見された皮膜の「翼」を持つとされる新種恐竜の化石(2015年4月29日公開)。(c)AFP/NATURE/ZANG HAILONG IVPP 【4月30日 AFP】ハト程の大きさで、コウモリに似た翼を持つ新種の恐竜の化石を発見したとの研究報告を、中国の科学者チームが29日に発表した。鳥類の初期進化に予想外の展開をもたらす発見とチームは主張しているが、この結論に異議を唱える声もすでに上がっている。 中国語で「奇妙な翼」を意味する「イーチー(Yi qi)」と命名されたこの恐竜は、羽根ではなく皮膜のある翼を特徴としているが、進化の中で飛行の「実験」を試み失敗した数多くの例に、奇妙な予想外の一例として名を連ねるものだと研究チームは述べている。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文の共同執筆者で、中国科学院(Chinese Academy of Sciences)の徐星(Xu

    皮膜の「翼」持つ新種恐竜、中国で化石 結論に疑問の声も
  • T・レックスに草食性の近縁種か、「奇妙な」姿に謎深まる

    チレサウルス・ディエゴスアレシの想像図。英科学誌ネイチャー公開(2015年4月27日公開)。(c)AFP/NATURE/GABRIEL LIO 【4月28日 AFP】最も恐ろしい肉動物の一種と考えられているティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)だが、その近縁種には、小さな頭部に長い首と短く太い指といった奇妙な外見をした草性の恐竜がいたとの研究報告が27日、発表された。この恐竜の体の構造については謎が多く、研究チームは戸惑いを隠せないようだ。 「チレサウルス・ディエゴスアレシ」と命名されたこの新種の恐竜は、鳥に似たくちばしと木の葉の形をした歯を持っていた。これらは草性を示す証拠とされている。だが、後肢の特徴が獣脚類の恐竜に似ているため、T・レックス、ベロキラプトル、角のあるカルノタウルスなどのよく知られた凶暴な肉恐竜と同じ獣脚類に分類された。

    T・レックスに草食性の近縁種か、「奇妙な」姿に謎深まる
  • ネパール大地震、インドと中国が救援合戦

    ネパール・カトマンズの空港で大地震の被災者の女性を介助するインド軍兵士。インド空軍提供(2015年4月28日撮影)。(c)AFP/IAF 【5月1日 AFP】ネパールの山岳地帯にあるポカラ(Pokhara)の空港で、インド軍の兵士たちが大地震の被災地に届ける料や毛布、防水布などの援助物資を慌ただしくヘリコプターに積み込んでいる。一方、首都近郊の古都バクタプル(Bhaktapur)では、中国の救助隊員たちが倒壊した寺院や住宅のがれきをかき分けて、行方不明者の捜索を急ぐ。 4月25日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震では、ネパール政府の対応の遅れに被災者たちが不満を募らせる中、外国の援助隊に称賛が集まっている。とりわけ隣国インドの評価は突出している。首都カトマンズ(Kathmandu)から避難するバスの列に並んでいたネパール人男性(30)は、「べ物がないのにネパール政府は何もして

    ネパール大地震、インドと中国が救援合戦
  • 世界最古の洞窟壁画を再現、南仏ショーベ洞窟の実物大複製が完成

    南仏アルデシュ県バロン・ポン・ダルクに完成した、世界最古の洞窟壁画で知られる世界遺産のショーベ洞窟の実物大複製の内部に再現された壁画。フランス人グラフィックアーティストで研究者のジル・トセロ氏が手掛けた(2015年4月8日撮影)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【4月9日 AFP】世界最古の洞窟壁画で知られ、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に昨年登録されたフランス南部アルデシュ(Ardeche)県バロン・ポン・ダルク(Vallon Pont D'Arc)のショーベ洞窟(Chauvet Cave)の実物大の複製が、物の洞窟の近くにこのほど完成した。 ショーベ洞窟の壁には、約3万~3万2000年前に描かれたとされる馬などの動物の壁画や手形が残されている。洞窟の入り口が約2万3000年前に落盤でふさがれたことで、1994年に発見されるまで、1000点を超える壁画

    世界最古の洞窟壁画を再現、南仏ショーベ洞窟の実物大複製が完成
  • オバマ米大統領、キューバでカストロ議長兄弟よりも人気

    同じ日に米ホワイトハウスで演説する米国のバラク・オバマ大統領(右)と、キューバの首都ハバナで国民に向け演説するラウル・カストロ議長。国営テレビの映像より(2014年12月17日撮影)。(c)AFP/CUBANTV/DOUG MILLS 【4月9日 AFP】米国とキューバが昨年12月に国交正常化交渉へ向けて動き出して以降初めて、キューバ国民を対象に行われた世論調査で、自国の指導者であるラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長と引退したフィデル・カストロ(Fidel Castro)前議長の兄弟よりも、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の方が人気が高いことが明らかになった。 8日に発表された調査結果によると、インタビューを受けたキューバ人の80%が、オバマ米大統領に対し「非常に肯定的」または「いくらか肯定的」な印象を持っていた。一方「非常に否定的」「いくらか否定的

    オバマ米大統領、キューバでカストロ議長兄弟よりも人気
  • ナイジェリア大統領選、野党候補が勝利 初の民主的政権交代へ

    ナイジェリア北部カツィナ州ダウラの投票所で人確認を終え、報道陣の取材に応じる野党・全革新会議から大統領選に立候補したムハンマド・ブハリ氏(中央、2015年3月28日撮影)。(c)AFP/PIUS UTOMI EKPEI 【4月1日 AFP】(一部更新)ナイジェリアで3月28、29の両日投票が行われた大統領選挙で、野党・全革新会議(All Progressives Congress、APC)のムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)元最高軍事評議会議長(72)が同月31日、歴史的な勝利を果たした。喜んだブハリ氏の支持者ら数千人が街頭に出て、「チェンジ、チェンジ」と高らかに声を合わせた。 選挙結果が最後まで出ていなかった北東部ボルノ(Borno)州でも、ブハリ氏は圧勝を収めた。現職のグッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領は敗北を認める声明を発表した

    ナイジェリア大統領選、野党候補が勝利 初の民主的政権交代へ
  • 「アラブ合同軍」設立で合意、IS脅威など念頭

    アラブ連盟首脳会議のためエジプト・シャルムエルシェイクに到着した各国首脳(2015年3月28日撮影)。(c)AFP/MOHAMED SAMAAHA/EGYPTIAN PRESIDENCY 【3月30日 AFP】アラブ連盟(Arab League)首脳会議は29日、「アラブ合同軍」を創設することで合意した。4月に加盟国代表が合同軍創設に向けた検討・調査を行い、4か月以内に結果を各国の国防省に報告するという。 エジプトのリゾート地シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で開かれていた首脳会議では、イエメンのシーア派(Shiite)系武装組織フーシ派(Huthis)に対するサウジアラビア主導の軍事行動や、イスラム過激派の脅威が議題の大半を占めた。 合同軍構想については首脳会議に先立ち、アラブ連盟のナビル・アラビ(Nabil al-Arabi)事務局長が、イラクとシリアの広域を掌握し

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  • フランス語保護政策、反英語から歓迎に方針転換

    フランス西部で辞書を見る人(2014年11月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRED TANNEAU 【3月12日 AFP】英語の侵入を何としてでも阻止してきたことで名高いフランス語保護政策が、その姿勢を一転させ、フランス語の語彙(ごい)を豊富にするものとして、英語を歓迎する方針に転じた。 フランスのフルール・ペルラン(Fleur Pellerin)文化相は11日、今週末に始まる毎年恒例の「フランス語・フランス語圏週間(French Language and Francophonie Week)」のためのイベントで、「フランス語は凍結されたものではない。言語は常に進化する」と述べ、「過去のイタリア語や現在の英語のように、一部の言語はフランス語に数百単位の新語を惜しみなく提供した」と語った。 フランス政府はこれまで、外国語──とりわけ、ハリウッド映画やインターネットのおかげで事実上の世界

    フランス語保護政策、反英語から歓迎に方針転換
  • 【図解】「イスラム国」が破壊したイラクの古代遺跡など

    イスラム過激派組織「イスラム国」によってこれまでに破壊されたイラクの古代遺跡や遺物を示した地図。(c)AFP

    【図解】「イスラム国」が破壊したイラクの古代遺跡など
  • ドイツ議会、ギリシャへの金融支援延長を承認

    独ベルリンの連邦議会で、ギリシャへの金融支援延長案の採決で投票する議員ら(2015年2月27日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【2月28日 AFP】ドイツ連邦議会は27日、反緊縮を掲げる急進左派の新政権が率いるギリシャへの金融支援を4か月間延長する案を賛成多数で承認した。 ドイツのウォルフガング・ショイブレ(Wolfgang Schaeuble)財務相はこの承認ついて「たやすいことではない」が、ギリシャの生命線を維持するために必要だと述べた。 ギリシャのアレクシス・ツィプラス(Alexis Tsipras)首相は同日、「常識と民主主義に基づく政治的行為だ」とドイツ議会の決定を歓迎する声明を発表。3度目の救済延長がないよう改革に取り組むと確約した。また、発足から1か月となるツィプラス政権は「方向を変えようとしている欧州の中で、ギリシャを変革するためにこれから真摯に取り組んでい

    ドイツ議会、ギリシャへの金融支援延長を承認
  • 「焚書」免れたトンブクトゥ古文書、デジタル化で保存

    マリの首都バマコにあるアフマド・ババ研究所の仮施設で、古文書の状態を確認する保存部門責任者のドリッサ・トラオレ氏(2015年1月28日撮影)。(c)AFP/SEBASTIEN RIEUSSEC 【3月3日 AFP】西アフリカ・マリで、世界遺産都市トンブクトゥ(Timbuktu)の貴重な古文書の分類・デジタル化が進められている。イスラム武装勢力による破壊の被害は逃れたものの、マリ北部の砂漠地帯で乾燥に長年さらされていた羊皮紙の書物は劣化が激しく、このままでは消滅してしまう恐れがあるためだ。 トンブクトゥでは、2012年4月にイスラム武装勢力が街を掌握し、世界遺産の古文書や寺院を偶像崇拝だとみなして破壊した。数十万点の古文書が保管されていたアフマド・ババ研究所(Ahmed Baba Institute)も2013年1月に放火された。 だが、事態を予測していた研究所の職員たちが先回りしてトランク

    「焚書」免れたトンブクトゥ古文書、デジタル化で保存
  • 死者の声聞く「失われた」発明、エジソン著書再版で明るみに

    【3月6日 AFP】米国人発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison)は、死者の声を聞く機器を制作する構想を練っていた──この野心的な構想について記した著書が今週、フランスで出版される。没後に出版された同原著では、最終章にこの構想についての記載があったが、後に削除されたために失われかけていた。 エジソンが自身の取り組みを詳細に記した手記は、死後の1948年に著書「Diary and Sundry Observations」の最終章として刊行された。ここに記されていた内容からは、エジソンが、死者の声を録音する「スピリットフォン」を開発したいと考えていたことが見て取れる。 だが奇妙なことに、今日ではオカルトとみなされると思われる内容にまで触れた同章は、その後に出版された英語版の同著では削除されてしまった。 米国では一部で、このアイデアはエジソンの作り話かいたずらかもしれないと考えられ

    死者の声聞く「失われた」発明、エジソン著書再版で明るみに