コンソールが消灯するのを防ぐにはでは、コンソール使用時に画面が真っ暗になってしまう現象を防ぐ設定を紹介したが、この機能はX Window Systemにも存在する。X Window Systemでは、これを「スクリーンセーバー」と呼んでいるが、「X Window Systemでスクリーンセーバーを有効・無効にするには」で解説したような、GNOMEやKDEのグラフィカルなスクリーンセーバー機能とは違って、単にブラックアウトするかX Window Systemの単色のロゴマークを表示するだけという、至ってシンプルなものだ。 X Window Systemの画面を消灯する設定は、xsetコマンドで行う。設定する前に、現在の状態がどうなっているかを確認してみる。状態の確認は、qオプションを付けてxsetコマンドを実行する。 $ xset q (省略) Screen Saver: prefer bl