大阪府教委の中原徹教育長(44)が、立川さおり教育委員(40)に対して高圧的な発言を行ったとされる問題で、進退を保留していた中原氏は30日、記者会見を開き、「(教育長を)続けさせていただきたい」と述べ、留任する意向を示した。この日、委員と改めて面談し、留任の了解を得たという。 「言い過ぎる性格」「ネガティブ」…欠点13項目、幹部20人から指摘される 委員から指摘を受けた中原氏は29日、「自分に(教育長としての)資質があるのか一晩考えたい」としていた。大学時代の友人である橋下徹大阪市長や松井一郎知事らから慰留されたといい、委員とも30日に約2時間にわたって面談。その際、「落ち着いて話を聞いてほしい。そのように改善できるなら、今後も一緒に仕事をしたい」と言われたといい、「議論が白熱すると言い過ぎてしまうところを直したい」と反省の弁を述べた。委員が指摘した発言内容には「異論がある」としながらも、