全国一律の体制を 児童相談所の体制についてはまだまだ不十分なところがある。 職員や児童福祉司の配置は自治体によって大きな差がある。たとえば児童福祉司については人件費の助成などがある。それならば全国一律にその基準にしたがってきちんとやってほしい。まず体制を整えることが急務だ。 東京都目黒区で船戸結愛ちゃん(当時5歳)が虐待の末に死亡した事件に即して言えば、職員で対応が困難な事案については警察官の同行を求めることができる。情報が共有できていれば、その場で立ち入りもできる。こうしたことをまず、現場でしっかり実行してほしい。 今回は一時保護が2回されていた。そして香川県から目黒区に引っ越してきた「ケース移管」の事案だった。リスクがあることは明確だったのだから、対面で子どもに会い、安否を確認するのは当然のことだ。 そして会わせてもらえなかった。ならば、即座に警察官の同行、援助を求めることができる。法
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