発達障害について、少しずつテレビでも特集が組まれるなどして認知が進んでいっています。発達障害の中でも多い「ADHD」のためのスマホアプリが今、にわかに注目されています。今回は開発者に話を聞きました。 ■ すぐに気が散ってやらないといけないのにできないのがADHD…… ADHDは、注意欠陥多動性障害の略称。その名の通り、注意力が平均的な人よりも散漫になりやすく、目についたもの、気になったことの方にすぐ気がそれてしまい本来やるべきことが果たせない状態。気がそれやすいために、あちこち動き回って落ち着かず、衝動的な行動が多いのがADHDの人の共通点です。 ADHDの中でも、衝動性が特に高い、多動性が高い、衝動性も多動性もあまり強くはないが極度に注意力が散漫になりやすい、といったさまざまな特性がありますが、本来やるべきことを遂行するためには、この特性は大きな障壁となります。 この特性を抱えている人は
はじめに 体が病気になると割りと分かりやすく症状が出ます。その為仕事などでも休みを取りやすい傾向にあると思います。しかし心が病気になっても表向きに分かりづらく周囲の目を気にしたりと偏見を恐れて隠してしまうことも多く見られがちです。なかなか心の病気について開けっぴろげに話せる雰囲気も作りづらく、精神的な病気をオープンな話題にしにくいのも問題の一つにあると思います。 未だに根強く残る、「心の問題=その人の性格の問題」や「心の問題=甘え・根性がない」という風潮。この偏見と風潮のせいで辛くても我慢してしまい心のケアが充分に行えない人も多く、国民の40人に一人が精神疾患を抱えているという統計もあります。 そこで今回は心の問題を考えていきたいと思います。 ■心の問題にはどんな問題があるか 大きく分けると *不安障害 *気分障害 *統合失調症 *物質使用障害(薬物・アルコール依存など) *認知症(アルツ
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