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ブックマーク / gendai.media (9)

  • 西浦博教授が描く「私が最も恐れ、怯えているシナリオ」の“中身”(西浦 博) @gendai_biz

    これまでに緊急事態宣言の発令後に胃を痛めつつデータを分析してきたが、その際に私は「これで効かなかったらどうしよう」と何度も思ってきた。日の制度上では緊急事態宣言が最後に切れるカードであるからだ。仮にロックダウンを実施して、それで満足に足る結果が得られないくらいの場合、その後には正にこれ以上切れるカードがないことになる。 そのような事態を避けたいのだが、現在までに分断が進行していると考えられ、ロックダウンに協力的に対応できなくなる方の発生も予期される。現状、既にデモが起こっているのは様々な対立する主張が存在することを反映しているためであるが、為政者はここで話し合いをしてくれないものなのだろうか。 不満が爆発していることについて耳を貸し、その気持ちを吸収しつつ説得的コミュニケーションを展開してくれないものだろうか。時限的でも良いので、そういった合意がなければ、最後のカードさえ切れない事態を招

    西浦博教授が描く「私が最も恐れ、怯えているシナリオ」の“中身”(西浦 博) @gendai_biz
    maemaemaemae
    maemaemaemae 2021/08/03
    "私からもお願いしたい。どうか、今回ばかりは皆で協力して一旦切り抜けることはできないだろうか。" "リスクは、まだかかっていない人の周囲の人の感染状態に依存しており" "リスクが急上昇することにつながる"
  • 日本政府は理解していない…「国軍に忖度しないとミャンマーが中国寄りになる」は本当か(篠田 英朗) @gendai_biz

    新型コロナをめぐって日政治機構の諸問題が露呈しているが、同じような問題が外交においても露呈しているように思える。定められた規定路線の中で調整を繰り返していけばいいだけであれば、官僚機構が作業を積み上げていけばいいのだろう。 しかし、新しい危機への対応が迫られると、長期的・大局的な視野に立った判断をする司令塔がないので、関係者が思考停止と言わざるをえないような状況に陥る。 たとえば、ミャンマー危機への対応である。4月9日に、駐ミャンマーの15大使が共同声明でミャンマー軍を非難した際、日は加わらなかった。アメリカの同盟国は、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなどを含めて、ほぼ全て名を連ねた。アメリカの同盟国網の中で、日の立ち位置は、エルドアン大統領のトルコやドゥテルテ大統領のフィリピンと同じレベルということになった。 日の外交当局は、「日はミャンマーに独自のパイプがある」、「北

    日本政府は理解していない…「国軍に忖度しないとミャンマーが中国寄りになる」は本当か(篠田 英朗) @gendai_biz
  • 「あさイチ」も大反響!難病ALSの声優「頑張れと言っていいの?」への答え(津久井 教生)

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)という言葉を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります。もう少し詳しい書き方を探すと「筋肉が動かなくなってしまう」という説明がなされています。そして「現在、効果の認定されている治療法が無い」と言われている事で知られています。前回は私の要介護の変動を、いただいていた質問にも答えながら話させていただきました。今回は2月25日木曜日NHK「あさイチ」に出演した際の皆さんの反応などで思う事。今後の発信や知ってもらいたい事について書きたいと思います。 病気にかかって尽力している知人にどうやって声をかければいいのか。それは、多くの方が直面したことのある問題ではないでしょうか。応援したくても、どうやって応援したらいいかわからない。そんな方に、今回ニャンちゅうの声でおなじみの声優・津久井教生さんが率直な想いを伝えてくれます。 津久井さんが「歩きに

    「あさイチ」も大反響!難病ALSの声優「頑張れと言っていいの?」への答え(津久井 教生)
  • 保育園に落ちて仕事もタワマンも失いかけたバリキャリ女性の苦悩(藤田 結子) @gendai_biz

    高層マンションが相次ぎ建設されている都心で、保育園探しが激戦になっている。毎年1、2月は認可保育園申込みの結果発表の季節だ。今年も、申込者数に対して受入数が足りない地区では、多数の親たちが保活に奔走し、認可保育園から不承諾通知(保育園に落ちたことを知らせる手紙)を受け取っている。 実は、その中にはバリキャリのがいる高収入夫婦が少なくない。たとえば、外資系投資銀行や大手総合商社、大手メーカーなどで働く高キャリア女性たちだ。 子育てとの両立のしやすさを考えて職住近接のタワーマンションを購入したのに、保育園に入れず、離職やマンション売却の不安を抱えているというケースもある。なぜこのような事態が起きているのだろうか。 保活に失敗すると地獄が待っている 「なんとしても今年の4月に保育園に入れないと。1年以内に育休期間が終わるから、来年の4月まで待てません」 品川区にある高層マンションに住む佐藤愛さ

    保育園に落ちて仕事もタワマンも失いかけたバリキャリ女性の苦悩(藤田 結子) @gendai_biz
  • 続グーグルの新プライバシー規定をめぐる混乱ビック・データという新ゴールドラッシュ(後編)(小池 良次) @gendai_biz

    前回は、欧米の政府機関や市民団体が大きな懸念を表明しているにも関わらず、グーグルがネット・プライバシー・ポリシー(個人情報取り扱い規定)の統合を強引に進めたことに触れた。また、そうしたグーグルの動きに寛容なシリコンバレーの雰囲気を紹介するとともに、当地のネット企業が、執拗にネット・プライバシー情報を集めようとするのは「ビッグ・データ」という新ビジネスを育てるためだと分析した。では、ビッグ・データが切り開く、新しい世界とは何だろうか。今回は、この点を解説してみたい。 ビッグ・データの源流はデータ・ウェアハウス まず、ビッグ・データの仕組みについて簡単に説明するので、お付き合い願いたい。 日でも「ビッグ・データ推進」を標榜するシステム・インテグレーターやコンピュータ機器メーカーが最近は増えている。ただ、ビッグ・データのコンセプトは決して新しいものではない。それは、1980年代に注目を集めたデ

    続グーグルの新プライバシー規定をめぐる混乱ビック・データという新ゴールドラッシュ(後編)(小池 良次) @gendai_biz
  • 徹底追及 水産庁「魚は安全」捏造していた(週間現代) @gendai_biz

    いったい海洋汚染はどこまでひどくなるのか。今度は3号機から高濃度汚染水が流出した。トラブルのモグラ叩きに汲々とする国に、これ以上任せておけない。 そこまで言うか 「主人の研究結果をそのまま載せていただくならありがたい話です。でも、主人の研究と違う結論を導きたいのなら、やはり名前を外してほしい。どうしてもそう思ってしまいます」 静かな口調に悲しみを滲ませるのは、海洋学者・笠松不二男氏の未亡人だ。 誌は前号で「福島の海を『第2の水俣』にするのか」と題する記事を掲載、国が展開する「汚染物質は海で希釈・拡散されるから大丈夫」というキャンペーンのウソを暴いた。福島第一原発が垂れ流す大量の放射性物質は、徐々に魚体内に蓄積し、いずれ水俣病のように人間の健康を脅かすことを指摘したのだ。 前号でも触れたが、水産庁が国民に向けてHPで公表している「水産生物における放射性物質について」というレポートに、故・笠

    徹底追及 水産庁「魚は安全」捏造していた(週間現代) @gendai_biz
  • 大増税路線に騙されるな!東電を潰さない政府案では国民負担10兆円、解体すれば0.9兆円で済む(髙橋 洋一) @gendai_biz

    大増税路線に騙されるな! 東電を潰さない政府案では国民負担10兆円、 解体すれば0.9兆円で済む 遅れる復興の裏で補償問題だけが進む不思議 前回のコラムで、復興は遅いが、増税は凄いスピードで話し合われていると書いた。復興財源で、つなぎ国債を出して来年から3年間増税して、そのまま社会保障財源に転じて恒久増税化するという財務省増税マニアが仕組んだとしか思えないような話もある。 さらにこの時期、もう一つ超スピードで検討されているものがある。東電の賠償問題だ。 正直いって、復興よりも増税と東電問題だけが迅速に対応されていることに違和感がある。財務省と経産省がやりたい放題だ。増税と東電問題は密接に関係していると私はみている。 東電問題で今出ている政府案は、今回の賠償に備える「原発賠償機構(仮称)」を新設し、賠償の財源は国が拠出する交付国債や金融機関からの融資で賄うというものだ。 仕組みに目を奪われ、

    大増税路線に騙されるな!東電を潰さない政府案では国民負担10兆円、解体すれば0.9兆円で済む(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 被災地を前にして感じた、今ソーシャルメディアが果たすべきこと、その可能性(市川 裕康) @gendai_biz

    先週末、震災・津波の影響を最も強く受けている地域のひとつ、宮城県石巻市を訪れる機会がありました。実際の被災状況を自分の目で見て、短い時間ではありますが、被災された家屋の清掃作業に参加させて頂くという内容でした。 既にテレビや新聞、数多くのウェブ上の情報で被災地の状況は目にしたことはあったはずなのに、「百聞は一見に如かず」という言葉の意味を改めて思い知らされる、強烈な経験でした。 途方に暮れそうになる被災地の現状を目の当たりにしながら、復旧・復興に向けて自分に何が出来るのか、何をすべきか、という問いを真剣に考えさせられる機会でした。簡潔に今回の訪問を振りつつ、今までコラムで取り上げてきた、ソーシャルメディアの果たしうる可能性という点に関し、人、モノ、お金という視点から、今回は考察してみたいと思います。 人:様々な分野で必要とされるボランティア人材。ボランティア・マッチングポータル・ポータル

    被災地を前にして感じた、今ソーシャルメディアが果たすべきこと、その可能性(市川 裕康) @gendai_biz
  • 福島が殺される(週刊現代) @gendai_biz

    当のことを教えてほしい 「あの原発は『福島電力』じゃあないからね。東京電力、東京のための電力を作ってたんだ。そのことを、どこまで首都圏の人は受けとめてるのかね。東京ではいわきナンバーの車を差別する空気があるそうだ。野菜や魚だけでなく、人間まで汚れたモノのように扱うのはやめてほしい。特に、何の罪もない子どもたちには、普通の暮らしをさせてやりたい。俺が言いたいのは、福島を、福島県人をこれ以上バカにするなってことなんだ」 福島第一原発のある双葉町からいわき市に避難している男性(65歳)は、怒りを抑えて静かに言った。 30km圏内の広野町から会津若松市に避難している商店主(40代)も、諦めたように淡々と語る。 「20km圏内はもうダメ。じゃあ、30km圏内はどうなんですか? やっぱり同じように危険なんですか? 誰もそのことを正確に言ってくれない。テレビに出てくる学者の言うこともみんなバラバラ。誰

    福島が殺される(週刊現代) @gendai_biz
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