IPOコンサルタントをしている公認会計士が、日頃考えていること、感じていることなどを書いていきます。 IPOを目指している(もしくはこれから目指す)ベンチャー企業さんにとっても参考になる情報を提供していきたいと思います。 ※ブログ移転しました※ www.successipo.com/ 「もうすぐ上場する」、「値上がり確実」などとして未登録業者が未公開株式を勧誘するトラブルが増加していることを受けて、09年9月に、「未公開株式の投資勧誘による被害防止対応連絡協議会」が設置されていました(日本証券業協会の自主規制会議の下部組織として)。 協議会の検討が終わったとのことで、報告書が公表されています。 未公開株式の投資勧誘による被害防止に向けた具体的な方策について」 http://www.jsda.or.jp/html/houkokusyo/pdf/10012001.pdf 以下、報告書より引用で
外国株ファンのコミュニティーです。海外投資の最新のネタをどこよりも早く紹介します。カジュアルでわかりやすい記事を書くよう心がけます。皆さんが投資を考える上でヒントになれば幸いです。なお管理人の立場上、ここに書かれる意見には諸々のバイアスがかかっています。またここに登場する銘柄は推奨ではありません。 (出典:ビスポーク) 他証券を出しぬき、投資家を煙に巻き、政府をも恐れない、、、 やっぱりゴールドマンというカイシャは凄いぞ! 僕は昔、スポット・セカンダリーの仕事をしていたのでこの手のディールを実行する際の「呼吸」とか「下準備」などは心得ているつもりですが、今回のゴールドマンの公募の手際良さは、やっぱりズバ抜けていた。余りの完璧さに思わず「ファッキン・ビューティフル!」と叫んでしまいました。 それじゃどこが美技か? まず今回のように誰からも「ゴールドマンは公募をやるに違いない、、、いや、やらな
> George Soros: NYで$19bn(約1.9兆円)を運用するSoros Fund Managementの会長。グローバルマクロの投資家として過去にイングランド銀行を負かしたこと、アジア通貨危機の引き金を引いたと言われることで有名。 > James Simons: NY郊外で$29bn(約2.9兆円)を運用するRenaissance Technologiesのトップ。数学者で、数理モデル(クオンツ戦略)に基づくコンピュータ取引で投資を行う。 > John Paulson: NYで$36bn(約3.6兆円)を運用するPaulson & Co.の創業者で、数年前よりクレジットバブルの崩壊を予想し、昨年それがようやく奏功して、600%近いリターンを上げたと言われる。 >Philip Falcone: Herbinger Capitalの共同l創業者で、$20bn(約2兆円)を運用し、
「にわかリーマン評論家」であるとしても、テレビで短時間のコメントをするだけではつまらない。少しは理屈をこねないと気分が出ない。楽天証券のホームページの私の連載「ホンネの投資教室」に、「ビジネスモデルとしての投資銀行の終焉」と題したレポートを書いた。 以下は、そのレポートの一部分で、投資銀行のビジネスモデルを要約した部分だ。(全文は楽天証券のホームページで無料で見られます。良かったら、ご一読下さい) =============================== リーマンブラザーズのような投資銀行のビジネスモデルでは、(1)市場から資金を調達し、(2)多くの場合レバレッジを掛けて、(3)リスク商品への投資/トレーディングを行う、というものだ。加えて、(4)トレーダーから経営者に至るまで、成功報酬のシステムで処遇されるので、彼らには、取れる限り最大限のリスクを取る経済合理的なインセンティブがあ
私たちが募ったファンドを管理する会社、株式会社ライツバンクが倒産しました。 何よりもまず、 私たちミムラスをデビューさせて下さった投資家の皆様に感謝とお礼をお伝えすると共に、 このようなリスクを予見できずに、この事態に私たちが巻き込んでしまったことを、 心より、そして、深くお詫び申し上げます。 現在、ライツバンクの電話やサイト、事務所は既になくなっています。 ”6月にあるはずの「Tokyo Tower Tours」の売り上げ報告が来ない!” と実は、何名かの投資家さまより、ミムラスに連絡が来ておりました。 実のところ、「ライツバンク倒産」の話を聞いたのは、 Hicksville中森プロデューサーからでした。6月に。 レーベルもなくなる予定だとの話が浮上し、その中で明かされたのでした。 ・・・ここまで濁してきたことを、私たち自身も、本当に申し訳なく思います。 ファンド募集をしていたほかのアー
特集記事/コラム 記事をEメールで送信 印刷用ページ 日銀リポート:金融システムは全体として安定-経営体力にばらつきも 9月30日(ブルームバーグ):日本銀行は30日、サブプライム(信用力の 低い個人向け)住宅ローン問題を契機とした世界的な金融市場の動揺が続く中、 日本の金融システムは「全体として安定した状態にある」ものの、「基礎的な 収益力の改善は足踏みしているほか、金融機関の収益力、経営体力のばらつき も拡大している」とするリポートを公表した。 リポートは日銀が半期に一度公表している「金融システムリポート」。国 内の銀行のサブプライム関連損失は「海外市場における問題の深刻化に連れて 拡大してきたが、証券化商品への投資家としてのエクスポージャーが大半であ ったこともあり、各金融機関の期間収益や経営体力の範囲内で吸収可能な規模 にとどまっている」と指摘した。 米下院で金融安定化法案が
4月9日のBloombergに、「Hedge Funds Come Unstuck on Truth-Twisting, Lies」(「ヘッジファンドはうその牙城か、運用能力の再検討を」)というコラムが載っていました。ご覧になって色々なご感想をお持ちの方も多いかと思いますが、内容はざっくりとこんな感じだったと思います。 >過去10年ちょっとの間、ヘッジファンドは多くの資金を投資家から集め、高い成長を遂げて来た。その理由は、高い成功報酬フィーに強くインセンティブ付けされた優秀な運用担当者が、上げ相場では高いリターンを上げ、下げ相場でも損失を回避する、という分かりやすい「売り文句」のおかげだった。 >しかし実態は、08年の第一四半期には多くの大手ヘッジファンドが破綻し、業界全体のリターンも過去6年で最悪となった。98年に破綻して世界を震撼させたLCTMを率いていたJohn Meriwether
ヘッジファンドが痛んでいる。特に年明けからの第1四半期のパフォーマンスは過去最低となっている。戦略別で見ると、ある1つのキーワードが浮かび上がってくる。それは「L.L.C」である。L.L.CとはLiquidity(流動性)、Leverage(レバレッジ)、Concentration(集中)を指し、流動性が低く(Liquidity)、レバレッジが高く(Leverage)、戦略特化或いは地域特化しているもの(Concentration)程、そのマイナス幅は大きいようだ。特に、債券裁定取引戦略、クレジット裁定取引戦略、及び地域・戦略特化型(特にアジア特化型)戦略のマイナス幅が大きい。一方、こうした難しい環境下、各ヘッジファンドを見るとキャッシュ比率を高めているファンドが増えている。
昨今アメリカは、07年前半までの好景気が嘘のような、信用収縮、株価の暴落、金融機関の破綻と言った「金融危機」と呼ぶべき状況の真っ只中にあります。そのような状況を受けてBusiness Weekやその他の金融メディアは一斉に、今回の危機は「大恐慌以来で最大の危機」だと言っています。 しかしそうした話を聞く度に「またか」と感じるのは、私だけではないかもしれません。 ウォールストリートでの仕事には、98年から係っていますが、10年足らずの間に、「98年のロシア危機(LTCM破綻)」、「00年のネットバブル崩壊」、「01年の同時多発テロ」、そして「サブプライム危機」と、市場の暴落を四度も目にしました。 そのたびに金融業界関係者やメディアから「こんなにひどい状態は見たことがない」、「過去20年で最悪の状態だ」、「アメリカ金融帝国の崩壊だ」との声が聞かれ、市場は株式などのリスクアセットの投げ売りをして
しかし相変わらずいい加減な記事が横行して辟易とします。 ベアースターンズを全米5位の投資銀行、とか、書いてそれっきりなのですが、それだけでは今回の救済劇の裏は分からん訳です。彼らは要するにCDOのブティックなのです。それが潰れたらだれもCDOの本当の価値を判定できなくなる可能性すらある・・・と迫って欲しかったね。 実際東京市場でセカンダリーでドル建てのCDOががんがん取引できるなんてベアー以外ありえなかった。その意味では投資銀行ではなくて、所謂証券化商品のブティックな訳で、それを救済した・・・・所に重大な意味があります。 JPモルガンをモルガンスタンレーと同じだと思っている人が多いのにもびっくり!! 実は、純粋に投資銀行と呼べるのは、モルガンスタンレーとゴールドマンサックスだけです。所謂投資銀行業務はこの2社がご先祖さま。方やWASPの雄、方やユダヤ資本の雄、ということで業界を二分していま
アメリカの税務戦略最前線で日本企業に税務アドバイスを行う弁護士・会計士が日本企業・個人として知っておきたい米国タックス・トピックを選び詳細かつ簡易に解説。 今日のニュースを読んでいたら日本の財務省は外貨準備を政府系ファンド(Sovereign Wealth Funds-以下SWF)にて運用することに消極的であるという記事が載っていた。一方、つい先月には日本系SWFの設立検討チームが自民党に設立されたというニュースもあったと記憶している。日本のどことなく消極的なアプローチと比べると、共産主義でありながらさっさとブラックストーンのような超資本主義的なPrivate Equity Fundsに投資している中国の対応は興味深い。 SWFは元々クウェート、アラブ首長国連邦、シンガポールなどでは古くから存在する。近年、中国、ロシア等で新たなSWFが続々と設立され、またその巨額な資金がマーケットに及ぼす
最近、マッチョだ奪うだの生臭い話ばかりでうんざりの方もおられると思います。 404 Blog Not Found:それでも私は屠り続ける +書評+ いのちの食べかた こんな話とか なので、ここでちょっと清涼剤なお話を。 自分の地元の岡山にファジアーノ岡山というJリーグを目指すクラブがありますが この社長さんがすごい! こちらの記事を引用すると スポーツナビ|サッカー|コラム|Jの付く場所を目指して(2/2) 全国地域リーグ決勝大会・1次ラウンドリポート 「一昨年が200万くらいの収入で、去年から(NPO法人から)会社を立ち上げて1200万くらい。今年はスポンサー企業が6社から180社まで増えて、それで9000万。とはいえ、今年の予算は1億2000万ですから大赤字ですよ」 そう語るのは、株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ代表取締役の木村正明さん、38歳。クラブを引き継いでから2年足らずで
なんか昨日から急に電話で「どういうことですか」と取材のような質問のような内容を聞かれるんですけど、巷で噂の慶応ラグビー部が仕掛けていた大黒屋の件でしょうか? 確かに怪文書は出回っていたし、それ相応に関係者に濃い面子が揃っているのは事実でしょうけど、第三者的にどういう契約になっているかも分からない実情である限り、合法も非合法も判断できる内容ではないと思います。 一般論でいうなら、西田晴夫氏の逮捕で出た話の延長線上として弘道会やDKRオアシスの名前が挙がるのは致し方のないことで、そこでモックとかクインランドとかドリテクとか東京衡機とか箱乗りの終わった問題銘柄について議論になるのは仕方がないでしょう。ただ、別にそれ単体が事件化しているわけでもないので、あくまで非合法だ何だというのは周辺が憶測しているだけであって、当局が動いているとか誰某が事情を当局に聞かれたというのは仄聞の域を出ないわけです。
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2008年2月14日 のけぞります86兆円救済 1日以降、編集が本格化してブログを書けませんでした。病気かと心配している人もいたようなので、本日から再開します。東京は例年より寒く、過労もあって風邪気味だが、とりあえず元気です。 しかしいまはまだ編集は大詰め。12日(日本時間では13日未明かな)にCNBCで流れた大富豪ウォーレン・バフェットのサブプライム救済提案には仰天した。いや、誌面上は慌てた。 厳密に言えば、格下げの危機にさらされている金融保証会社(モノライン)の救済策なのだが、金額にたまげたのである。8000億ドル、日本円にして86兆円である。いくら金持ちとはいえ、彼が率いる投資・保険会社のバークシャー・ハサウェイ1社で、日本の国家予算に匹敵する規模の再保証を行い、ドミノ式に格下げリスクにさらされている地方債や証券化商品を救いだそうというもの
1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。より引用: 現状を変える一発逆転があると思うかもしれないけど、どうやら近道はないみたいです。 毎日少しずつ、少しずつ努力を積み重ねるしかない。まったく人生ってやつは。まったく。 違うよ。全然違うよ。 「現状を変える一発逆転」はいたるところにある。 多くの人は、勇気がなかったり、ぼんやりと生きていたりするために、 一発逆転のチャンスが目の前を通り過ぎるのを 見過ごしてしまっているだけだ。 むしろ、「近道を探す努力」こそが正しい努力であって、 「近道や一発逆転を狙わないで地道な努力を積み重ねる」という姿勢が、 自分と周囲を不幸にし、 格差と貧困を生み出し、日本を衰退させてきた。 それは、「ハゲタカ」というレッテルを貼られて悪者扱いされてきた人々が どのようにして人々に豊かさをもたらし、何十億ものお金を稼いでいるのかを見るとよく分かる。 たとえば、3000万円の
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