観光客の急増を受けて、二重価格制度を検討 - 上半期に過去最高の1778万人が来日 Businesses in Japan consider charging tourists more amid surge in visitors 「ガーディアン」紙(電子版)は7月24日、訪日観光客の急増と円安の継続を受け、日本の企業が外国人観光客と地元住民向けに二重価格制度を検討していると報道した。 同紙によると、北海道の観光協会は冬のリゾート地として今や世界的に知られるニセコのホテル経営者たちに、日本人客離れを防ぐため地元民向けに価格を下げるよう要請した。また同紙は、兵庫県姫路市の市長が6月、ユネスコ世界遺産にも登録されている姫路城の入場料を、外国人観光客に限り4倍以上に値上げすることを検討していると述べたことを伝えた。 記事は、これらの値上げは、各地で観光客急増による弊害が指摘されていることが原因