変わらないでいることを相手に望むために、その人が知りたいと思っていることを伝えずに立ち止まる自分がいる。 それは「エゴ」かもしれないし、もしかしたら見えない「好意」と呼べるものなのかもしれない。 伝えることに立ち止まるとき はてな村からは遥か離れてはいるが、自分がブックマークしたくなるような記事を書き綴るブログがある。 いつも揺るぎない沈着冷静な筆の運びと造詣の深さに敬意を表しながらそのブログを購読しているのだが、先日珍しくアクセス数に言及した記事がアップされていたときのことである。 「自分のブログに、もっとアクセスやコメントがあってもいいのに」 見られることや読まれることへの渇望が率直に記されていて、ああこの人もそうなのかと、少しだけ安心する。 「どこからアクセスがくるかわからない」「どう読まれているかわからない」 ひとりごちるような文章を読んだあと、そのブログの開設以来半年以上通ってい