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ブックマーク / www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda (5)

  • epistemology

    戸田山和久『知識の哲学』へのコメント 伊勢田哲治 『知識の哲学』における著者の主張 第三部冒頭のまとめによると、 (1)書第一部でたどり着いた立場はラディカルな外在主義である。 (2)書第二部の結論は「伝統的な知識の哲学が内在主義的で基礎づけ主義的になってしまったのは・・・根的に方針を間違えたからだ」(p.152) 終章によると、新しい認識論は以下のようなもので「なくてはならない」(p.241) (3)新しい認識論は自然化された認識論である (4)新しい認識論は社会化された認識論である (5)新しい認識論は「信念」を中心概念にしない (6)新しい認識論は「真理」を中心概念としなくなる(かもしれない) 以下、当にそんなことが書の分析から言えているのかどうか、個別に検討していく。 (・で始まる段落は戸田山氏の主張、→で始まる段落は伊勢田のコメント) (1)に

    medicineman
    medicineman 2011/08/06
    >→哲学で問題となる「知識」と日常語の「知識」は一致する必要はないのでは。「信念」については日常語と哲学用語の区別を認めているのだし。
  • Scientific rationality and two concepts of 'social'

    科学的合理性と二つの「社会」概念 Scientific rationality and two concepts of 'social' 伊勢田哲治 ISEDA Tetsuji The main aim of this paper is to think about the relationship between the sociology of scientific knowledge (SSK) and scientific rationality. The main part of the paper is a survey of SSK literature, which intends to establish that there are two major approaches in SSK, i.e. the social causation approach and t

    medicineman
    medicineman 2011/06/07
    うーむ。とりあえず、エスノメソドジストにお聞きしたいのですが、エスノメソドロジーは科学観の修正を狙っているわけではないのですよね。
  • [PDF] 伊勢田哲治 - 社会運動としての動物の権利

    社会運動としての動物の権利 伊勢田哲治 先日の新聞で、伊藤園が社内での動物実験を廃止し、資生堂も近い将来に廃 止する予定だという記事を見かけた(2010 年 5 月 29 日、読売新聞)。EU で は化粧品や健康製品について動物実験をした製品の販売を禁止する法律がすで に 2009 年に施行されており、アメリカでも企業による取り組みが進む中で、 日の企業も欧米の市場を維持するために対応せざるをえなくなったというこ とらしい。 このニュースは、多くの日の消費者にとっては奇異に映ったのではないだ ろうか。製品の安全性がうるさく言われる傾向にある現代において、製品の安 全検査の重要な手段となってきた動物実験が(化粧品などに限定してとはいえ) 禁止されるというのは時代に逆行しているような印象を受ける人も多かったか もしれない。 しかし、欧米諸国では動物実験の廃止は非常に大きな社会的な流れとな

    medicineman
    medicineman 2010/07/08
    伊勢田哲治「社会運動としての動物の権利」
  • 応用倫理の方法論--功利主義ははりこの虎か

  • collective responsibility

    集団的責任論と人格としての企業 伊勢田哲治(名古屋大学) 近年になって企業の社会的責任(corporate social responsibility)についての意識が日でも高まりつつある。これに関しては、普通は、企業は利潤だけ追求していればよいのか、それとも別の責任があるのか、というようなことが問題となる。しかし英米ではそれと並行して企業はそもそも責任の主体となりうるのかどうかという形而上学的な論争も続けられている。 稿では、ラリー・メイとステイシー・ホフマンの編集した『集団的責任』に収められた論文を中心として、企業の形而上学的地位や責任についての論争のサーヴェイを試みる。その前段階として、集団的責任一般についてのルイスとファインバーグの議論も紹介する。なお、論者によってaccountable やliableという言葉の定義の仕方に若干のずれがあるが、それについては論者ごとに訳

    medicineman
    medicineman 2009/09/28
    集団責任
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